舞台・用語など
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「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の記事における「舞台・用語など」の解説
スリースターズタレント事務所 まいん達が所属する芸能事務所。2階建て以上の洋館風の建物。みつぼし音楽学校とは渡り廊下で繋がっており、それに面した場所にキャベツ・ニンジン・じゃがいもなど多種の作物が栽培されている家庭菜園がある。以前からアイドルタレントを数多く輩出しているようで、かつて所属していたアイドル達の宣伝グッズ等が物置に大量に保管されている。 門柱には「★★★タレント事務所」と表記されている。駐車スペースの脇には、事務所の創設者かつ先代社長だった、ゆりあの父親の銅像が建っている。 2011年度では事務所解散に伴いあまり登場しなくなったが、ゆりあの帰国時には元スリースターの面々がここでクリスマスパーティーを行った。 みつぼし音楽学校 スリースターズタレント事務所で運営している音楽学校。看板は「★★★音楽学校」と表記されている。建物は4階建て以上。「お腹がすくと声も元気も出ないから」という理由で給食が出る。 プロダクションよつば まいんが2011年度から所属する芸能事務所。よつばプロとも呼ばれる。名前の通り四葉のクローバーのオブジェがある。最寄り駅は路面電車が乗り入れる新よつば駅。 事務所に入ったばかりのまいんは、廊下の掃除をさせられていた。3階には最新設備の音楽スタジオやレッスン室が完備されている。 屋上には広い畑をもつ菜園があり、まいんが食材を貰ったり、ピーチやはたけやまが盗み食いをした事がある。主事さんが毎日手入れをしており、事務所の食堂で出される食材は全てここで栽培された物である。まいんの誕生日をここで皆とお祝いしたことがあり、密かに催そうとしていたら、まいんに見つかってしまった。 テレビ局 料理番組『クッキンアイドル』を放送している局。局名などは不明。外壁はあらかたガラス張りで、アンテナ状の物が多数立つ、永井豪が描くアニメに出てくる要塞基地のような未来的な外観をしている。また、松本零士が描く宇宙船のコックピットのような衛星中継用のコントロール室を持つ。 食堂があり、眼光の鋭いコック長(声:松本忍)がいる。コック長は『クッキンアイドル』のファンとの事で、まいんにはドリアの作り方を伝授してあげた。 柊家 まいんの家。3階建ての一軒家で、玄関は2階部分にある。まいんの部屋やリビング等の他、漫画家である母親の仕事場もある。家族はまいんと両親の計3人だが、父親は滅多に帰って来ないため普段はまいんと母親の2人で暮らしている。家事一般はあらかた母親がやっているようで、『クッキンアイドル』の仕事が決まるまでまいんは料理の経験が殆どなかった。 みつば商店街 スリースターズタレント事務所の近所にある商店街。時々スリースターズタレント事務所に依頼が来てクリスマス用のチラシのモデルや、店の手伝いなどを行うこともある他、事務所では食材の買出しにもよく利用している。作中では八百屋や果物屋、肉屋がその店主と共によく描かれている。また商店街の面々は野球大会や相撲大会など、町内の催しにもまいん達の事務所同様よく参加している。 食の妖精 地球上の食卓(広義の食ではなく)を少しでも豊かに導くことを使命とする妖精。雲の上にある「食の妖精の国」に住んでいる。「なんでもパクパクおいしい同盟」、略して妖精NPO本部から派遣され、神殿のような場所にある泉に飛び込む事で人間界に降りて来る。その姿は、普通の人間には見えない。妖精のパートナーである人間は、自分のパートナーの他に、他人のパートナーである妖精やパートナーを持たない妖精も見る事が出来るが、パートナー関係が解消された場合一般の人間と同様に妖精の姿が見えなくなる。また、猫などの動物はその存在を感じ取れる模様。 不思議な力を使う事が出来る。その能力で可能な事は、炊飯の水加減の調節や子供に忘れ物をさせる等の些細な事から、気象コントロールのような大掛かりな事まで、様々である。 人間界に関するあらゆる知識が載っている「人間界百科事典」を持っている。その掲載内容は料理のレシピから過去のTV番組の情報まで、多岐に及ぶ。妖精にしか読めない言葉で記述されているはずだが、まいんには日本語で書いてあるように見えるらしい。まいん以外の人前でも普通に使っている事から、妖精と同様に普通の人間には見えない模様。なお、新版になってからはしばしば百科事典の世界に吸い込まれるような仕様となった。人間界百科事典はその他今までに、自動的に開いて、妖精の国への入口、妖精リーダーからの伝達事項、メッセージと共にフライ返しの贈呈といった事柄にも使用されている。 クッキンアイドル まいんが初めてレギュラー出演する事になったテレビ番組。おおばやし曰く「アイドルがクッキングする番組」。台本はあるが、段取りがプロデューサーの気分や材料、機材などの都合で唐突に変わる。また、生放送の場合がある。2012年度ではスタジオと衣装が一新された。 また、番組名から転じて、そのメインの出演者であるまいんの呼び名や枕詞として使われる場合もある。ミサンガが「食卓の危機を救う存在」の意味合いで用いる事もまれにある。 大阪出身である天王寺蘭子は「なにわのクッキンアイドル」と呼ばれている。また、ヨーロッパではクッキンアイドルの大会が開かれており、アンジーはイタリア代表としてこれに参加した。 いちご天使 「全国いちご協会」が毎年選定しているイメージタレント。多くの大物アイドルを輩出している。まいんの以前からの憧れであり、2010年度のオーディションに挑戦して合格、クッキンアイドルと両立していちご協会の各種キャンペーンに活躍する事になった。 POP プロダクションよつばに所属するピーチ、オレンジ、パパイヤの三人で構成されるアイドルユニット。三人の内ピーチがリーダーで、スリースターズの解散に乗じ、クッキンアイドルの座を奪おうとまいんの前に現れた。まいんの事務所移籍後は、まいんに芸能界を辞めさせるため様々な嫌がらせを行うが、共に過ごす内に僅かずつだがその距離は縮まり、221話で完全に和解する。芸能活動はクイズ番組への出演や新発売品の宣伝など小さなものが多く、オーディションでも「レンコン大使」「貝三姉妹」など落選が続いていたが、「東京ガールズセッション」出演をきっかけにCDデビューを果たし、これを機に仕事量は増大した。 「もぎたてピーチ、はじけるオレンジ、がっつりパパイヤ、P、O、P!三人そろって、めしませPOP!」という名乗り文句があるが、しばしば一部が省略される。また、名乗り文句をしながらいちいちポーズを決めるが、パパイヤは決めポーズをミスする事がある。なお、このポーズをまいんが実写パートで「POPシェイク」を作る際に披露している。 嫌がらせなどをするために、時にキャッツ・アイのようなレオタードコスチュームで行動したり、ピーチがまいんに、パパイヤがおおばやしに化けたりしていた。 広島でのまいんが行うイベントで次々乱入するが、客からは大受けしていた。 プロダクションよつばで出店したサマーハウスでは、体を張ったアクロバティックな接客で、お笑いタレントが来ていると間違われて繁盛する。 ガラスの騎士 まいんのママ・みえこが雑誌に長期連載している人気少女漫画。魔法使いの娘として生まれたクリスタル姫こと「ガラスの騎士」が成長して、世界中の人を幸せにするために止む無く娘を置き去り旅をする魔法使いの母を訪ねて冒険するという物語。ママはこの作品で、みちかをモデルとした姫の新キャラクターを編み出した。またガラスの騎士を題材に演劇発表会を催し、飛び入りでママが魔法使いの母を演じることになった。 レインボーガール みちかが小さい頃にやっていた天気に関するキャラクターで、レインコートを着用し傘を差して「またまたきましたレインボー」の台詞を発する。現在はみちかに憧れてオーディションを受けて採用された二代目が演じている。 道草みちかの北風小町 天気予報に関連したコーナーで、北風小町ことみちかが三度笠スタイルで冬の各地をレポートする。但し、ロケ中に日本海の冬波しぶきや樹木から落下してきた積もり雪を被る、流氷に流され氷付けで戻ってくる、冬眠から覚めた熊に遭遇する、鮭の遡上の大群に流されるなど、そのロケは過酷を極める。2009年度は冬季限定、2010年度には秋季にも放送され、2011年度でも放送期間は不明だが番組は継続している。 キッチンクイーン レイアが主役を務める料理番組。料理をする王女に扮したレイヤが大掛かりなオープンセットで外国から特注して取り寄せる豪華な食材を使った料理を振る舞い、巷でも話題となる人気番組と化した。レイヤは当初料理作り自体は演技で演じていただけであったが、まいんとの料理対決までに実際に自身が作るようになっていった。スタジオでは一般の見学も可能で、まいんも2度ほど(一度目はみちかの誘いで偵察に、二度目は撮影所に迷い込んで)見学している。 痛快大江戸奉行 海山田亀次郎が江戸町奉行に扮し、背中に亀の刺青を晒し「お江戸にはびこる悪の芽を、摘んで地獄へ送り出す」と決め台詞を極める時代劇舞台。スリースターズの面々も子役で出演したことがある。海山田の側近達には反対されたのだが、劇中歌「ハッピーレシピ」は、この舞台の前座でお披露目した。西部劇バージョンの「痛快大江戸ウエスタン」もある。 食材ハンターきなこ きなこが担当している、新鮮な食材を探し出すという番組の1コーナー。匂いだけでその食材の新鮮さから産地、生産者、時には細かな事柄まで当ててしまう。好評につき2時間スペシャルも制作され、このときはまいんがゲストで、きなこの父(声:岩崎征実)や村の人たちも応援に駆けつけた。最後に「きなこの鼻に、まちがいはねえ!」という決め台詞を発し、指を刺し出すポーズを決める。なお、同ポーズは「クッキンフレンズ」でも一度シェイクがきなこの物真似として、真似されている 宇宙ヒーロー アンドロメダー やすのしんが劇団に移籍後、主役を務める番組。美しき地球とかけがえのない仲間を守るため、2百50万光年の彼方から地球にやってきたアンドロメダーがギャラクシーサタンという悪と戦うというヒーロー物語。やすのしんはオーディションに挑むに当たり、宇宙ヒーローの役作りに悩んでいたが、まいんの助言できっかけを掴み取り、見事主役を射止める。 POPやまいん、みちからが参加した地球を守るという全世界に発信されるワールドワイドなエコキャラクターのオーディションが行われ、POPがまいんのオーディション中に邪魔をしに入った際、アンドロメダーのキャラクターで途中から割って入り、見事エコキャラクターの座を射止めている。 POPの中ではピーチがアンドロメダーを演じるやすのしんのファンで、事務所のロッカーにグッズを詰め、ファンクラブにも入る程であるが、他の二人はアンドロメダーの姿をタイツピッチピチのヘルメットちんちくりん男と形容している。 同番組にはまいんも宇宙警察から派遣された女刑事「マイティ・マイン」という役で、ゲストヒロインとして出演。POPは撮影の休憩中、競演しようと敵キャラクターのバリカン星人に密かに扮して出演、見事やられ役を演じている。マイティ・マインは2012年には東北地方のおいしいものさがしで福島県会津若松市を訪れた際に、大将と呼ばれる少年とその取り巻きたちに意地悪をされていたしんのすけを助けるために、この格好で助けに割って入っている。 アイドル一番星 一流アイドル雑誌の名称。2010年度にまいん、みちか、きなこが表紙オーディションを受けようとしたが同日ハナコが東京に訪ねて来て迷子になったのをTVニュースで知り、それを心配したまいん達がオーディション直前で会場を飛び出したため表紙になるのは叶わなかった。 2011年度はプロダクションよつばに所属する子役達を取材しに編集者が事務所を訪れ、まいんとひなを表紙にまいんの特集が組まれた。取材に来たカメラマンは渡部陽一のような風貌である。 横鳥探検隊 まいんのパパ・おさむをライバル視している横鳥とその部下で開発担当の横島という二人で構成する探検部隊で、手柄を立てようと食の妖精を捕らえて全世界に発信を目論んでいる。 アームのついたトレーラーや食の妖精を捕らえるための「見えちゃうレンズ」、妖精の姿を可視化させる金棒型マル秘妖精可視化兵器「妖精みえ〜る銃」、めんどくさいと気力を無くさせる光線を発するトンボ型メカ「ナンカメンドクサクナ〜ル3号」などの開発メカを幾つか所有している。 東京ガールズセッション 東京ガールズコレクションに似ているが、ファッションショーというよりも、タレントのお披露目会的なイベントで、巨大ビジョンをバックにレッドカーペットを歩き、会場のファンからの花束を頂くなど、観客の注目を浴びるスタイルとなっている。まいん達が出演した回はレイヤが主催者ゲストで出演。まいんはクッキンアイドルのままの姿で登場。POPも出演し、CDデビューが出来たきっかけにもなった。 スパイスキャッスル 異世界に存在する、謎の3妖精の住処。世界中から集まった「人が捨てたモノ」で作られている。 この世界では人間にも妖精の姿が見えるようになる。
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