波しぶきとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 波しぶきの意味・解説 

なみ‐しぶき【波繁吹き/波飛沫】

読み方:なみしぶき

波がくだけて散る水滴


波飛沫

(波しぶき から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/29 16:05 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
波飛沫

波飛沫(なみしぶき、: sea spray)とは、海岸に衝突する時に生ずるの飛沫。

飛沫はその現象により、ミネラルを含んだ、特に高濃度の塩化物陰イオンを多く含んでいる。海岸線の近くの金属腐食の多くは、風により吹き付ける波飛沫に含まれる塩類が、腐食プロセスを加速させることが原因で起こる。

強風波浪の際には、波飛沫の量が増し、静穏なときよりも多くの飛沫が吹き付け、より内陸部にも到達する。塩分に弱い農作物にこれが付着すると、塩害を引き起こす。防風林の一種である防潮林などは、波飛沫を受けとめて内陸の農地に届かないようにする役割も担っている。

海水中の水分が蒸発し、塩分や金属類のみが残った微小な粒子を海塩粒子と言う。これは風によって拡散し、雲を生成する雲核の1つとなる。ただし、海塩粒子は波飛沫ではなく、主に海面にできた気泡が破裂するときに飛び散る微小な水滴からできる。

関連項目

参考文献

外部リンク


「波しぶき」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「波しぶき」の関連用語

1
シー‐クラッター デジタル大辞泉
90% |||||

2
凍え付く デジタル大辞泉
90% |||||

3
潮上帯 デジタル大辞泉
90% |||||

4
繁吹き氷 デジタル大辞泉
90% |||||


6
70% |||||



9
亀の甲 デジタル大辞泉
54% |||||

10
デジタル大辞泉
50% |||||

波しぶきのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



波しぶきのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの波飛沫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS