Wii
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Wii(ウィー)は、任天堂が開発、2006年に発売された家庭用ゲーム機。第7世代(任天堂の第6世代目)の家庭用据え置き型ゲーム機である。生産終了は2013年(平成25年)10月22日。
注釈
- ^ a b c Wii本体のファームウェア「Ver4.0J」以降対応
- ^ 同日に大阪南港ATCホールで「Games Japan Festa 2006 in Osaka」が開催され、ここでも少数ながらWiiが展示された。
- ^ 『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』、『ファミリーフィッシング』、『星のカービィ Wii』、『GO VACATION』、『JUST DANCE Wii』、『戦国BASARA3宴』、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』等。なお、いずれも現在ではゴールドランク以下に下がっている。
- ^ 非売品ソフトを含めれば、2015年4月2日に発売されたWii U版『ロデア・ザ・スカイソルジャー』に付属した『天空の騎士ロデア』がある。
- ^ a b 参考としてPS2は2年10か月で達成している。ただしこれは生産出荷台数による数字となっている。
- ^ バーチャルコンソールとWiiウェアのタイトル数は含まない。また、「その他」地域については2012年度からは欧州のみの記載。
- ^ 『ポケモンバトルレボリューション』や『はじめの一歩 レボリューション』等、日本以外では『Naruto: Clash of Ninja Revolution』といった、「レボリューション」という言葉がつくゲームも存在する。
- ^ HDには対応せず、ニンテンドーゲームキューブ (GC) とほぼ同程度。
- ^ 厳密には、初めて黒ケースが採用されたのは2月10日発売の『マッドワールド』(Z区分)が最初であり、1月14日に発売された『バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ』(D区分)は、白ケースに黒いスリーブをかぶせる形で売られている(廉価版は黒ケース)。
- ^ 暗号鍵は、NANDメモリの暗号化に使われるNAND Key、Wiiディスクなどに使われるCommon Key、SDカードにコピーしたセーブデータやチャンネルに対して使われるSDIV及びSDKEYなどがある。呼び方はネットで広く使われているもの。
- ^ a b c SDメモリーカードのサイズに変換するアダプタが別途必要
- ^ 一部のセーブデータは制限によりコピーできない。
- ^ SDHCメモリーカードは、バージョン「1.1-b」以降の『写真チャンネル』のみ対応
- ^ SDHCメモリーカードは、2009年4月15日に配信が開始された更新版より利用可能。
- ^ 『ポケモンボックス ルビー&サファイア』にROMイメージが格納されているゲームボーイアドバンスソフト『ポケットモンスター ルビー・サファイア』は例外。
- ^ 『大乱闘スマッシュブラザーズX』や『ファイアーエムブレム 暁の女神』など、主にクラシックコントローラに対応するソフトがその代表例である。
- ^ 2008年11月5日に配信が開始された『みんなのポケモン牧場 プラチナ対応版』より対応
- ^ これとは別にニンテンドー3DSの「Miiスタジオ」にも対応している。
- ^ a b c d 発売日は特に設定されていない。小売店に入荷され次第販売可能な商品である。
- ^ Wiiを抑えて大賞に輝いたのは、eneloopが含まれるプロダクト群、『エネループ ユニバーサル プロダクツ』だった[89]。
- ^ 後者はリモコンを振るシーンが削除されたものに差し替えられた
出典
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