レターボックスとは? わかりやすく解説

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レター‐ボックス【letter box】

読み方:れたーぼっくす

ハイビジョンワイドスクリーンのように、縦横比が9対16である横長映像の上下に黒枠付与し縦横比が4対3である従来テレビ画面比率変換したもの。レターボックスであることを示す識別情報付され映像は、横長テレビ画面視聴する際、縦横方向拡大して全画面表示ができる。

郵便受け郵便ポスト


レターボックス (Letter Box)

映画スクリーンアスペクト比ビスタサイズ1:1.66または1:1.85)とシネマスコープサイズ(1:2.35)がある。スタンダードサイズ4:3)よりも横に長いためレターボックス(封筒サイズと呼ぶ。 レターボックスの映画ソフトを4:3テレビで見ると上下に黒い帯が入る。

レターボックス(LB)

4対3画面の中央部にワイド画面をそのまま収録したソフト。郵便受けの形に似ていることからこの名称になった。ワイド映像機器で視聴する場合、画面中央部をアップするので垂直解像度が200本程度になってしまう。

(執筆:オーディオビジュアル評論家 麻倉怜士)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。


スクイーズ/レターボックス

走査線525 本の緻密なワイド画像を再現できるスクイーズ収録。通常の4対3テレビでは縦に伸びた画像になってしまうが、ワイド画面との組合せではその歪みがキャンセルされ、拡大による走査線の粗さも抑えられる。

(執筆:オーディオビジュアル評論家 藤原陽祐)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。


レターボックス (映像技術)

(レターボックス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 06:20 UTC 版)

映像技術におけるレターボックス英語Letter box)とは、映像メディアの表示画面において他の画面サイズ規格でつぶれて表示されないよう、表示互換性をとるために、本来および横長比率の映像の撮影された映像部分の上限部に黒帯を追加した状態のものを呼ぶ。略称で「レタボ」「LB」として表示される場合も多い。




「レターボックス (映像技術)」の続きの解説一覧

レターボックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 20:59 UTC 版)

映像のコンバート」の記事における「レターボックス」の解説

レターボックス (映像技術)」も参照 16:9映像4:3映像横幅基準上下余白部(一般的には黒)を追加する方法この方法は、HD画面サイズ欠落がないため映画変換でよく使用される16:9映像全て再現できる一方映像部分が小さくなるという欠点もある。 ※「LB」と記述する場合もある。

※この「レターボックス」の解説は、「映像のコンバート」の解説の一部です。
「レターボックス」を含む「映像のコンバート」の記事については、「映像のコンバート」の概要を参照ください。


レターボックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 20:59 UTC 版)

映像のコンバート」の記事における「レターボックス」の解説

16:9HD映像をレターボックス処理して4:3SD映像変換するこの方法は、HD画面サイズ欠落がないため映画変換でよく使用される16:9映像全て再現できる一方映像部分が小さくなるという欠点もある。

※この「レターボックス」の解説は、「映像のコンバート」の解説の一部です。
「レターボックス」を含む「映像のコンバート」の記事については、「映像のコンバート」の概要を参照ください。


レターボックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 23:13 UTC 版)

画面アスペクト比」の記事における「レターボックス」の解説

詳細は「レターボックス (映像技術)」を参照 4:3ノーマル画面16:9ワイドサイズ映像が丁度納まるような形に画面内の上下に黒枠付けて表示するタイプのものを「レターボックス」という。同様に16:9ワイドサイズ画面シネマスコープサイズ(2.35:1)の映像挿入したものもレターボックスと呼ばれる双方を特に区別する場合前者4:3サイズ画面16:9映像挿入したもの)を4:3レターボックス(レターボックス表示4:3サイズフォーマット映像)、後者16:9ワイドサイズ画面シネマスコープ映像挿入したもの)を16:9レターボックス(レターボックス表示16:9サイズフォーマット映像)と呼び分ける。後者のみを唐突に表現した場合などは、前者混同してしまう可能性もあり、紛らわしいので注意が必要である。 また、シネマスコープサイズ映像4:3サイズ挿入したもの(右画像の例)も同様にレターボックスとして分類される。この場合、特に2007年現在確立され呼称などは確認できていないが、便宜上で「シネマスコープレターボックス」や「レターボックス(シネマスコープサイズ)」などの説明記述見られる技術理論的には「16:9レターボックスを4:3画面サイズ挿入した4:3レターボックス」ということになる。 4:3レターボックスでは、16:9映像信号受けてテレビ側が黒枠付けている場合最初から映像がレターボックスとして作られている(信号としては4:3映像場合がある。後者ではワイド画面サイズテレビの機種によってはズーム機能によって16:9拡大するものもある。

※この「レターボックス」の解説は、「画面アスペクト比」の解説の一部です。
「レターボックス」を含む「画面アスペクト比」の記事については、「画面アスペクト比」の概要を参照ください。


レターボックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 23:13 UTC 版)

画面アスペクト比」の記事における「レターボックス」の解説

テレビの場合同様に16:9サイズ映像4:3サイズ画面内に納まる形で記録したもの。DVDソフトでは【LB】あるいは【16:9 LB】の表示ついている出力先がノーマルテレビの場合は、そのまま上下黒枠付いた状態で出力される出力先ワイドテレビ場合はレターボックス信号付与して出力されるワイドテレビがレターボックス信号検知すると、左右幅が全表示なる程度にアスペクト比変えず全体一律にズーム表示する黒枠カットするわけではなく、あくまで一律にズームする機能であることに注意。従って、ビスタサイズ収録画面場合左右に加えて上下全画面表示になるがスコープサイズシネスコサイズ収録場合ズーム率はビスタサイズ同様なので、結果的に上下黒枠幾分残ることになる)。 S端子場合S1端子はレターボックス信号対応していないため、S2端子使用する必要があるDVD収録した映像16:9画面サイズ画面表示させる方法にはレターボックスとスクイーズの2通りがあり、前者上下黒枠付けることで16:9画面収録するに対して後者16:9画面左右に圧縮して収録している。ノーマルテレビで観た場合画質両方式とも全く同じであるが、ワイドテレビで観た場合後者の方が高画質となる。従って、16:9表示前提にした映像ソフト多くスクイーズ方式作製される両方式ともそれぞれ再生機側がレターボックス信号スクイーズ信号送出することで受信側画面制御行なうが、レターボックス記録でレターボックス信号無し場合16:9表示ではソースの状態に起因する額縁状態になる(ワイド画面対応の番組家電DVDレコーダーHDDレコーダーなどで録画したものは、このレターボックス信号出ないケース該当する)。 DVD-Video画面アスペクト比4:316:92つのみなので、さらに横長スコープサイズ映像16:9画面の上下にさらに黒枠付けた状態でオーサリングされるものが多い(【16:9 LB】の表示ついているDVDソフトこれに当たる)。 HBO MaxParamount+などの有料動画配信サービス放送されるドラマでは、2010年代後半から解像度3Kから8Kデジタルシネマカメラによる撮影主流となり、画質をほとんど落とさずトリミング合成などの加工迅速に行える上、画面アスペクト比既成テレビカメラ受像機合わせる制約取り払われた。そうした流れから『チェルノブイリ (テレビドラマ)』や『グッド・ファイト』などはビスタ(あるいはハイビジョン)とスコープサイズ中間にあたる2:1画面で製作された。テレビ放送ソフト化16:9ワイド画面より上下若干狭い比率変えず行われている。

※この「レターボックス」の解説は、「画面アスペクト比」の解説の一部です。
「レターボックス」を含む「画面アスペクト比」の記事については、「画面アスペクト比」の概要を参照ください。

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