ピラーボックス (映像技術)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 18:10 UTC 版)
映像技術におけるピラーボックス(ぴらーぼっくす、英語:Pillar box)とは映像メディアの表示画面アスペクト比においてつぶれて表示されないよう、他の画面アスペクト比規格との表示互換性をとるために本来の撮影された映像(縦横比の小さい映像)部分の外部に余白部(通常は黒色だが絵柄の場合もある)を追加した状態のものの表示形式の1つで画面上の左右に余白が追加されたものを呼ぶ。日本では、その見た目の形態が本来の映像部分の左右両サイドに余白パネルを追加した物であることから「サイドパネル」と呼んでいる[1][2]。
- ^ 日本民間放送連盟営業委員会・日本広告業協会テレビ小委員会 (2008年4月). “2 搬入する素材について (PDF)”. サイマル放送時のテレビCM素材搬入基準 〜CM素材の搬入から返却まで〜. 日本民間放送連盟. pp. 3ページ. 2021年11月20日閲覧。
社団法人電波産業会 (2003年7月29日). “13:9アスペクト比 1125/525変換 (PDF)”. 技術資料 ARIB TR-B25 1.0版. 社団法人電波産業会. pp. 3ページ. 2003年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月5日閲覧。 - ^ ただし英語圏では、映像方式を解説するための説明のなかで「side panelを追加している形式」という使われ方以外には方式そのものを表す語として「side panel」あるいは「side panel type」などのような使用は一般的にはされていない。
- 1 ピラーボックス (映像技術)とは
- 2 ピラーボックス (映像技術)の概要
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