マリオシリーズやゼルダの伝説シリーズなど任天堂ゲームの公認楽譜がなかったことから、ヤマハのプロデューサー瀬戸優樹がAMKミュージックの天宅しのぶに声をかけ、任天堂でゲーム音楽を手がける近藤浩治を訪問した。近藤からの「せっかく作るのであれば、任天堂らしい楽譜集にしたい」という要望に対し、瀬戸は、誰もが簡単に演奏できるように譜めくりのいらない楽譜を実現させ、さらにゲームの世界観を楽譜内に表現する提案を行った。天宅はファミコン時代に任天堂で近藤とともにゲームミュージックを手がけていたことから、その後のシリーズの楽譜編集を行い、瀬戸が初代編集長となった。スーパーマリオシリーズとゼルダの伝説シリーズのスーパーベスト版には近藤と天宅のインタビュー記事も掲載されており、編集と撮影、選曲を瀬戸が行っている[2]。主に書籍として出版されるが、雑誌の増刊号として出版されることもある。本シリーズは発売当初、多くの楽器店で完売が続き、重版が続いた。さらに、2011年にはアメリカの老舗出版社Alfred Music Publishingより英語の翻訳版も出版された[3]。新シリーズとして、株式会社ポケモン公認曲集シリーズも発行している。
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