やまうち‐ひろし【山内溥】
山内溥
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山内 溥(やまうち ひろし、1927年〈昭和2年〉11月7日 - 2013年〈平成25年〉9月19日)は、日本の実業家。出生名は山内 博(読みは同じ)。
注釈
- ^ 通称ダイヤタクシー。後に任天堂資本をはずれ、京都名鉄タクシーを経て、現在は南ヤサカ交通として現存する。
- ^ NHK・1979年放送の「ルポルタージュにっぽん」。1996年放送のNHKスペシャル「新・電子立国」でもこのときのインタビュー映像が使われている。
- ^ 同社は山内家一族を共同代表者としているが、英文では「Banjo Yamauchi & Family」としている。
- ^ いずれも克仁の姉にあたる。
- ^ 囲碁はゲームの性質上、他のテーブルゲームと比較して思考ルーチンの組み立てが難しく、アマチュア有段者に勝てるコンピュータ囲碁が現れたのは2010年代からである。CPUにアマ6段の山内社長に勝てというのは、おおよそ不可能な話だった。
- ^ 実際のところ今まで任天堂は囲碁ゲームをほとんど発売していない。2008年8月5日には任天堂初の囲碁ゲームとして『通信対局 囲碁道場2700問』がWiiウェアで配信開始されたが、これは基本的にオンライン対局ソフトで、コンピュータとの対局は初心者用の練習対局のみである。
出典
- ^ 日経ビジネス編集部(2013年9月20日)「ゲームはまだ終わらない 任天堂・故山内溥相談役を偲ぶ」日経ビジネスオンライン、日経BP社。2013年12月28日閲覧。
- ^ a b “代表取締役の異動について”. 2020年12月19日閲覧。
- ^ a b “ニュースリリース : 2005年4月27日”. www.nintendo.co.jp. 2020年12月18日閲覧。
- ^ 食品事業では『インスタントライス』を開発したり、『ポパイラーメン』『ディズニーふりかけ』などを販売したものの、インスタントライスはドロドロですごく不味かったという。近江絹糸(現オーミケンシ)では現在でも子会社で食品事業を行っている。
- ^ ただし、プログラムを丸ごとコピーした作品については、損害賠償裁判により支払いが命じられている。亜流スペースインベーダーがキッカケとなり、著作権法の一部が改正されることになった。
- ^ “DS故障は無償交換!?任天堂の“神対応”は本当か”. ZAKZAK. (2009-05/21) 2011年4月21日閲覧。
- ^ スクウェアの取引停止は、1997年発売の「ファイナルファンタジー7」のPlayStationへの独占提供が原因だとネット上などでは言われている。一方、その後のスクエニとの取引再開は、山内の社長退任と、2003年にスクウェアとエニックスが合併したことが原因だったとされる。
- ^ “社長が訊く『ニンテンドー3DS』|ニンテンドー3DS|任天堂”. 任天堂ホームページ. 2020年12月18日閲覧。
- ^ 井上理「任天堂 驚きを生む方程式」日経BP社、2009年、233p。
- ^ 任天堂の山内相談役、退職金12億円を辞退 - YOMIURI ONLINE読売新聞(2005年11月24日 Internet Archive)
- ^ 任天堂の山内溥元社長が死去 85歳 日本経済新聞 2013年9月19日閲覧
- ^ 任天堂前社長の山内溥氏死去 ファミコン生みの親 : 京都新聞 京都新聞 2013年9月20日閲覧
- ^ 板東和正、織田淳嗣 (2013年9月22日). “ゲーム産業の父に2千人がお別れ 任天堂の山内溥氏葬儀、イチロー「私の決断を受け止めてくれた」”. 産経新聞 2019年3月24日閲覧。
- ^ “主要株主および筆頭株主の異動に関するお知らせ”. 2020年12月19日閲覧。
- ^ a b c “1千億以上…任天堂を悩ます、創業者・山内氏の巨額遺産問題〜一部株式を親族から買い取り”. Business Journal (2014年2月28日). 2019年1月23日閲覧。
- ^ “山内さんのマリナーズに対する秘めた思い”. 日本経済新聞. (2013年10月7日) 2022年2月13日閲覧。
- ^ “イチロー選手に任天堂5千株プレゼント 最多安打たたえ”. 朝日新聞. (2005年1月27日). オリジナルの2005年1月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ 山内氏悼み、試合前に黙とう 大リーグ・マリナーズ 朝日新聞 2013年9月23日
- ^ “アトルマリナーズ運営会社の持分の一部の売却に関するお知らせ”. 2020年12月19日閲覧。
- ^ 『山内溥氏から京都大学に対する寄附について』(プレスリリース)京都大学、2006年2月21日 。2011年4月21日閲覧。
- ^ 『京大病院広報第82号』(プレスリリース)京都大学医学部付属病院広報編集委員会、2008年10月 。2013年6月9日閲覧。
- ^ 『京大病院広報第89号』(プレスリリース)京都大学医学部付属病院広報編集委員会、2010年7月 。2013年6月9日閲覧。
- ^ 武田亨「It’s The NINTENDO」(2000年、ティーツー出版)p.67
- ^ ““高橋名人”という社会現象――高橋利幸氏、ファミコンブームを振り返る(前編)”. ITmedia. (2009年3月12日) 2022年12月3日閲覧。
- ^ “ついに結婚した“伝説の芸妓” お相手は「有名企業」御曹司”. デイリー新潮. 2019年1月22日閲覧。
- ^ “万丈 Yamauchi”. LinkedIn. 2021年4月15日閲覧。
- ^ “中興の祖からバトン受けた28歳、任天堂創業家ファミリーオフィス代表”. ブルームバーグ. 2021年5月27日閲覧。
- ^ 古嶋誉幸 (2020年2月6日). “『バンジョーとカズーイ』の名前は任天堂の元代表取締役社長「山内溥氏」の家族にちなんで名付けられた。「万丈氏」と「克仁氏」が元ネタに”. 電ファミニコゲーマー. 2021年4月15日閲覧。
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