ポケットピカチュウ は、任天堂が発売した歩数計 とゲーム の複合体である電子ゲーム である。発売日1998年3月27日(金), 希望小売価格2,500円(税別)
デザインは任天堂開発技術部の杉野憲一が担当、ボタンの配置や形状などのレイアウトはおおむねゲームボーイ に準じている。TVCM音楽を片岡嗣実(パーキッツ )が担当している。
ゲーム内容
内部に一匹のピカチュウ が存在しているという設定で、小型の液晶画面 でその様子を見ることが出来る。振動によって歩数のカウントが溜まり、そうして「一緒に歩く」ことでピカチュウとの親密度(お友達度)が上昇する。
歩数の蓄積と共に「ワット」(20歩で1ワット)も溜まっていき、これをピカチュウにあげることでも「お友達度」が上がる。またスロットマシン(1回5ワット・100歩分)などのミニゲームに使うことが出来る。
おともだち度
なみなカンジ
初期設定の普通レベルの状態。ピカチュウは普段横向きで、本体を振るとこちらを向く。
いいカンジ
「なみなカンジ」より1つ上の状態。ピカチュウはプレイヤーを探しており、本体を振るとこちらをずっと見てくるようになる。
へんなカンジ
「なみなカンジ」より1つ下の状態。ピカチュウは普段後ろ向きになり、本体を1回振るとチラッと振り向くのみ。
フレンドリー
「いいカンジ」より上の最高の状態。ピカチュウは画面に大きく迫っていて、本体を振るとニコニコする。
どんゾコ
「へんなカンジ」より下の最悪の状態。ピカチュウが画面から消え「Shock!」という文字だけが点滅している。本体を数十回振るとピカチュウが再び現れ、「へんなカンジ」に戻る。
ピカチュウのしぐさ
歩く
ピカチュウも一緒になって歩き出す。たくさん歩くと息切れする。
走る
ピカチュウを何度か歩かせていると見られる。
おもちゃの車
総歩数25000 - 99999の間に見られる。レーシングカーの形をしており、足蹴りで進む。
三輪車
総歩数50000 - 149999の間に見られる。三輪車は丁度いい大きさである。たくさん歩くと息切れする。
足こぎ自動車
総歩数100000 - 224999の間に見られる。おもちゃの車との違いは車体と、ペダルでこいでいること。
自転車
総歩数150000 - 299999の間に見られる。足が届かず、無理矢理進んでいる。ライトも点いている。
一輪車
総歩数225000 - 399999の間に見られる。器用に漕いでいる。たくさん歩くと息切れする。
スケボー
総歩数300000以降から見られるようになる。たくさん歩くと立ち乗りし、口から音符「♪」を出す。
竹馬
総歩数400000以降から見られるようになる。器用に使えている。
砂場遊び
本体を振る:動作が速くなる
時間帯:9時 - 12時、13時 - 15時、16時 - 18時
積木
本体を振る:積木が崩れる
時間帯:9時 - 12時、13時 - 15時、16時 - 18時
崩させるとおともだち度が下がる。
キャンディー
本体を振る:落とす
時間帯:15時台
落とさせるとおともだち度が下がる。
絵本読み
本体を振る:ページをめくる
時間帯:9時 - 12時、13時 - 15時、16時 - 18時
テレビ
本体を振る:ピカチュウが飛び上がる
時間帯:18時 - 20時(30万歩以上からは21時)
食事(手づかみ)
本体を振る:ちゃぶ台返し(なみなカンジ以下)、何も無し(いいカンジ以上)
時間帯:7時台、12時台、18時台
ちゃぶ台返しさせるとおともだち度が下がる。
食事(パン)
本体を振る:ちゃぶ台返し(なみなカンジ以下)、何も無し(いいカンジ以上)
時間帯:7時台、12時台、18時台
ちゃぶ台返しさせるとおともだち度が下がる。
あくび
本体を振る:何も無し
時間帯:食事後、睡眠前
歯磨き
本体を振る:動作が速くなる
時間帯:起床、食事後
シャワー
本体を振る:こっちを見る。何度も揺さぶるとおともだち度が下がることがある。
時間帯:18時 - 19時(30万歩以上からは20時)
睡眠
本体を振る:目を覚まして起きる
時間帯:20時(30万歩以上からは21時) - 翌日8時
寝方は仰向け、うつ伏せ、横向き、画面後ろ向きの4種類。朝方放っておくと勝手に起きている。起こしたり、時間設定を変えるとおともだち度が下がる。
凧あげ
<15万歩以上>
本体を振る:走る
時間帯:16時 - 18時
ラッパ吹き
<15万歩以上>
本体を振る:何も無し
時間帯:9時 - 12時、13時 - 15時、16時 - 18時
ヨーヨー
<30万歩以上>
本体を振る:前に投げる
時間帯:16時 - 18時
ラジコン
<30万歩以上>
本体を振る:ラジコンのスピードUP
時間帯:19時台
授業(算数)
<30万歩以上>
本体を振る:9+2=?
時間帯:9時 - 12時、13時 - 15時
授業(世界史)
<30万歩以上>
本体を振る:ピラミッドから砂遊びを思い出す
時間帯:9時 - 12時、13時 - 15時
ソフトクリーム
<30万歩以上>
本体を振る:落とす
時間帯:15時台
おともだち度が下がる。
食事(箸)
<30万歩以上>
本体を振る:卓袱台返し(なみなカンジ以下)、何も無し(いいカンジ以上)
時間帯:7時台、12時台、18時台
最初のうちは夕食時のみ(練習中)。
泡風呂
<30万歩以上>
本体を振る:こちらを見る
時間帯:20時 - 21時 シャワー同様、振っているとおともだち度が下がる。
ラブラブ
<30万歩以上>
本体を振る:何も無し
時間帯:食事後、または睡眠前
パソコン
<45万歩以上>
本体を振る:キーボードを叩く
時間帯:19 - 20時
授業(英語)
<45万歩以上>
本体を振る:「THIS IS A PEN.」→「PIKA PI PI CHU!」
時間帯:9時 - 12時、13時 - 15時
授業(居眠り)
<45万歩以上>
本体を振る:目を覚ます
時間帯:9時 - 12時、13時 - 15時
ヘンな顔
プレゼントするワット数:0w
あくび
プレゼントするワット数:1 - 99w
手拍子
プレゼントするワット数:100 - 299w
ラブラブ / バック転 / お礼の手紙
プレゼントするワット数:300 - 699w
ラッパ吹き / ピアノ演奏 / 玉乗り / 遊泳 / ハンググライダー
プレゼントするワット数:700 - 999w
小型ゲーム機の中に擬似生命を飼うという発想はたまごっち 以来の流行の延長上にあるが、その擬似生命とのコミュニケーションの成否を歩数のカウントと結びつけて、歩く運動のモチベーションとした点は、ハドソン が開発した『てくてくエンジェル 』と同系列のものである[ 1] 。てくてくエンジェルおよびポケットピカチュウの成功を契機に、多くの歩数計ゲームが市場に登場した。他に有名なものとして『ドラゴンクエスト あるくんです 』が挙げられる。後の『ポケウォーカー 』の機能とこのゲームの機能を合わせたゲームが『ポケモンGO 』であるとする説もある[ 1] 。
1998年 8月21日 には、ポケットピカチュウのハードを流用し、ハローキティ をキャラクターに採用した『ポケットハローキティ 』が任天堂 から発売された。
1999年11月21日に発売された『ポケットピカチュウカラー 金・銀といっしょ!』は、歩数計と育成ゲームが一体となった『ポケットピカチュウ』の液晶カラー版 。赤外線通信で『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』とデータをやり取りし、アイテムを入手できる機能が最大の特徴。
初代のモノクロ液晶からカラー液晶へ進化し、歩いた分だけ「ワット」が貯まり、ピカチュウと触れ合える機能が強化。
『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』へデータを送り、ゲーム内で役立つ「ワット」をアイテムと交換できる連動機能を搭載。
2000年 6月23日 にはポケットピカチュウカラーのハードを流用し、サクラ大戦 の真宮寺さくらをキャラクターに採用した『ポケットサクラ 』がメディアファクトリー から発売された。こちらは『サクラ大戦GB 檄・花組入隊! 』と赤外線通信が可能。
2009年 に発売されたニンテンドーDS 用ソフト『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー 』には本体と連動するモンスターボール型の歩数計「ポケウォーカー 」が附属している。本編で捕まえたポケモン を連れてくることができ、画面にも表示される。こちらも一歩歩くたびにワットが溜まり、ワットを消費することでポケモン捕獲ゲームやアイテムダウジング といったミニゲームを遊ぶことが出来る。
関連書籍
ポケットピカチュウ
ポケットピカチュウ みんなでダンスでチュウ!(アクセラ )
ポケットピカチュウの秘密と裏ワザ(いれぶん出版)
ポケットピカチュウ カチャカチャBOOK(エニックス )
ポケットピカチュウ 育成日記(小学館 )
ポケットピカチュウ ウォーキングダイアリー(小学館)
ポケットピカチュウ ファンブック いつでもピカチュウといっしょ(ソフトバンク )
ポケットピカチュウ ファンブック(ソフトバンク)
ポケットピカチュウ 愛のおたより倶楽部(ティーツー出版 )
ポケットピカチュウとあそぶほん(ティーツー出版)
ポケットピカチュウ おともだちブック(双葉社 )
ポケットピカチュウ ラクラクあそぶっく(メディアワークス )
ポケットピカチュウカラー
任天堂公式ガイドブック ポケットピカチュウ カラー金・銀といっしょ! ピカチュウフレンドリーブック(小学館)
ポケットピカチュウ カラー金・銀といっしょ! カチャカチャBOOK(エニックス)
ポケットピカチュウ カラー金・銀といっしょ! ひみつブック(ティーツー出版)
ポケットピカチュウ カラー金・銀といっしょ! ラクラクあそぶっく(メディアワークス)
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関連項目
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スポーツ
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訴訟
その他
^ a b コアムックシリーズNO.682『電子ゲーム なつかしブック』p.65.