USBハブ
【英】USB hub
USBハブとは、USB機器を複数接続するために、USBポート(接続口)を増設するための中継器のことである。
USBでは理論上最大127台までの周辺機器を接続できる。そのためにUSBハブもツリー状に複数段階の層をなして接続することができる。規格では6階層まで、すなわち最大で5台のハブを1台のパソコンに接続することが可能である。
USBハブは電源供給方式によって、USBバスパワーの方式でパソコンから電源を供給するバスパワードハブと、あるいはAC電源を自ら持つセルフパワードハブとに分かれる。USBバスパワー方式で供給される電力には制限があるので、USBバスパワーで接続する機器を中継するためにはセルフパワードハブを用いる方が上策である。
なおUSBハブにも、USB 1.1(データ伝送速度が最大12Mbps)にのみ対応するものと、USB 2.0(同じく最大480Mbps)までサポートするものとがある。USB2.0の機器をUSB1.1対応のハブに接続すると、USB1.1の性能しか得られないので注意が必要となる。
※画像提供 / 株式会社バッファロー
参照リンク
BUFFALO
USBハブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/18 14:01 UTC 版)
USBハブ(ユーエスビー ハブ)とは、USB機器を複数接続するためのハブである。
- ^ “コンパウンドデバイスとは | インターフェイス株式会社”. www.itf.co.jp. 2021年1月18日閲覧。
- ^ “USB SuperSpeed Compound Device測定の注意点” (英語). 認証試験.com. 2021年1月18日閲覧。
- 1 USBハブとは
- 2 USBハブの概要
- 3 USB-Cハブ
- USBハブのページへのリンク