D4エンタープライズとは? わかりやすく解説

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D4エンタープライズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/02 08:20 UTC 版)

株式会社D4エンタープライズ
D4Enterprise Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本
104-0061
東京都中央区銀座5丁目14番1号
設立 2004年3月3日
業種 情報・通信業
法人番号 8010001096582
事業内容 インターネットを利用したコンテンツ配信サービスの企画、開発、運営、販売
コンピューターソフトウェアの企画、開発
代表者 代表取締役 鈴木 直人
資本金 8,975万5,000円
外部リンク http://www.d4e.co.jp/
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株式会社D4エンタープライズ(ディーフォーエンタープライズ)はインターネットを利用したコンテンツ配信サービスの企画、開発、運営、販売を主な事業内容とする日本の企業。

概要

2001年11月24日に、現代表取締役の鈴木直人が、ボーステックの社内ベンチャーとしてレトロゲーム復刻・配信サービス「プロジェクトEGG」を発足。2004年3月3日に株式会社D4エンタープライズを設立し、同社からプロジェクトEGGの事業譲渡を受ける。以後、レトロゲームを中心としたデジタルコンテンツ配信事業を開始し、インターネットを利用したコンテンツ配信サービスの企画、開発、運営、販売、コンピューターソフトウェアの企画、開発を行っている。2004年9月よりゲームを中心にした総合エンターテインメントサイト『アミューズメントセンター』の運用を開始。WiiバーチャルコンソールにおいてMSXネオジオのゲームタイトルを供給している。

また、かつて1チップMSXの通信販売も行われていた。

2013年3月28日発売のPlayStation Vita用ソフト『〜聖魔導物語〜』(発売元:コンパイルハート)にて、同社では初めて完全新作のパッケージゲームタイトルソフトの制作を行った。

過去のゲーム会社の著作物

2005年11月より、コンパイル及びアイキが所有していたゲームコンテンツの知的財産権・営業権を引き継いだ。ただし『ぷよぷよ』シリーズの権利は1998年のコンパイル経営破綻の際、セガ(後のセガグループ[1]に譲渡されているため、保有していない。コンパイルの企業キャッチコピー「の〜みそコネコネ」も2007年に商標登録している(第5082413号)。

その他、2006年10月よりボーステックが所有していたゲームコンテンツの知的財産権[2]2007年9月よりデータイーストが保有していたゲームコンテンツのうち『ロボコップ』関連タイトルの知的財産権、2013年3月よりハミングバードソフトが保有していたゲームコンテンツの知的財産権をそれぞれ取得している。

他に、『パカパカパッション』シリーズ(プロデュース)などいくつかのソフトの権利を所有している。

2010年10月28日、D4エンタープライズが管理する旧コンパイルが製作販売を行ったコンピューターゲームの著作権を、アイディアファクトリーの関連子会社である株式会社コンパイルハートへ許諾し[3]、コンパイルハートが旧コンパイルのコンシューマゲームソフト(テレビゲーム)全般の営業権(開発・販売)をD4エンタープライズから取得(ライセンシー契約)したことが発表された[4]

2019年3月4日ティーアンドイーソフトクリスタルソフトコスモスコンピューターシステムサコムキャリーラボが所有していたゲームコンテンツの知的財産権を取得したことを発表した[5]

コンパイルステーション

の〜みそコネコネ コンパイルステーション」(COMPILE STATION)は、株式会社D4エンタープライズが運営するウェブサイト。元々は、D4エンタープライズの運営するオンラインゲームコーナー「アミューズメントセンター」内で、旧コンパイルのレトロゲームをまとめたコーナーとして存在していたものを、単独のウェブサイトとして独立させたもの。代表者は旧コンパイル社長であった仁井谷正充。旧コンパイルのPCゲームを遊べるほか、キャラクターを一新した『魔導物語』の描き下ろしウェブコミックが連載されている。

関連項目

  • i-revo - コナミとインターネットイニシアティブの合弁会社として設立されたインターネットレボリューションによるポータルサイトで、立ち上げにはD4エンタープライズもかかわっている。

脚注

  1. ^ ぷよぷよ』シリーズの権利は、2015年3月まではセガが全権利を保有。同年4月以降は知的財産権・商標権・営業権をセガホールディングスが、開発・製造・販売の各権利をセガゲームス並びにセガ・インタラクティブがそれぞれ保有。
  2. ^ ボーステックの作品でもある『レリクス』の商標登録(第4345962号)でも確認できる。
  3. ^ “株式会社コンパイルハートとの業務提携について”. D4エンタープライズ. (2010年10月28日). http://www.d4e.co.jp/info/item/245 
  4. ^ “「株式会社コンパイル」(当時)の営業権取得について”. コンパイルハート. (2010年10月28日). https://www.compileheart.com/news/?num=20101028 
  5. ^ “株式会社D4エンタープライズ、地位継承済ゲームソフトウェア・コンテンツのご案内”. D4エンタープライズ. (2019年3月4日). http://www.d4e.co.jp/20190304/2946 

外部リンク


D4エンタープライズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 01:02 UTC 版)

コンパイル (企業)」の記事における「D4エンタープライズ」の解説

かつてコンパイルおよびアイキ所有していたゲームコンテンツ知的財産権は既にセガ譲渡されていた『ぷよぷよシリーズ除いて2005年11月にD4エンタープライズに商標継承されており、同社運営するデジタルコンテンツ配信事業一環として、旧コンパイルゲームソフトを扱うサイトとして、ウェブサイトコンパイルステーション」や「プロジェクトEGG」などでゲームコンテンツ配信されている。その他、2006年ぷよまん販売騒動があったり、EGG MUSICから「田中勝己RARE TRACKS」「魔導物語音楽館 RETURNS PLUS」をリリースする。また同時期にイラストレーター壱による新たな形の『魔導物語』のコミック発表し魔導物語』や『ZANAC × ZANAC』の復刻販売開始した2010年10月28日には後述コンパイルハート業務提携を行う。

※この「D4エンタープライズ」の解説は、「コンパイル (企業)」の解説の一部です。
「D4エンタープライズ」を含む「コンパイル (企業)」の記事については、「コンパイル (企業)」の概要を参照ください。

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