「ちちんぷいぷい おかげさまで20歳 ~やりたいことつめこんだらヤバイ10日間になりましたスペシャル~」(2019年)
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2019年10月11日(金曜日)放送分で関西ローカルでの放送開始から20周年に到達したことを記念して、翌週(14日 - 18日)と翌々週(21日 - 25日)のレギュラー放送枠(13:55 - 15:49)に編成。放送時点で唯一のネット局にして、放送期間がわずか2年の宮崎放送でも全編を放送している。 期間中には、以下のような特別企画を連日放送。サブタイトルに「ヤバイ」という形容詞を入れたのは、ヤバイTシャツ屋さんに20周年記念ソング「はたちのうた」の制作を依頼したことによる。 10月14日(月曜日・体育の日):ヤバイTシャツ屋さんによる「はたちのうた」発表YouTubeの毎日放送公式チャンネルでは、「はたちのうた」のミュージックビデオ(ショートバージョン) の動画を、発表の2日後(16日)から1ヶ月限定で配信(翌2020年1月13日=成人の日からフルバージョンを正式にデジタル配信)。「はたちのうた」は、レギュラー放送の再開後も、CM明けのジングル、「きょうのプレゼント」のBGM、エンディンテーマに使われている。 10月15日(火曜日):「ちちんぷいぷい MC5(エムシーファイブ)大集合」「MC5」(放送時点での月・火曜日MC:山中、水 - 金曜日MC:河田および、歴代MCの角・西・山本浩之)が初めて一堂に会したロケ企画。大阪府内でお好み焼きの材料を調達した後に、舞洲パームガーデン(大阪市此花区)でお好み焼きを作ったり、花火を上げたりした模様を放送した。12月23日(月曜日)の「ちちんぷいぷい特別編」内で、未公開映像を含めて再放送。 10月16日(水曜日):「ようこそ!お魚ワールドへ 山中アナの串本海中散歩」スキューバダイビングのライセンスと潜水士の資格を合わせ持つ山中が、本州の最南端に当たる和歌山県串本町沖合の海中から、スキューバダイビングによる潜水リポートを敢行した模様を生中継で放送した。 10月17日(木曜日):「『昔の人は偉かった』 挑戦!ふたりの獅子舞編」木曜日の長寿ロケ企画「昔の人は偉かった」でリポーターを務める河田とくっすんが、大阪市城東区の諏訪神社境内で毎年秋に奉納される獅子舞の実演(大阪市指定の無形民俗文化財) に初めて挑戦。2019年の8月下旬から稽古を積んできた成果を5分間にわたって披露する模様を、「ちゃプラステージ」(毎日放送本社M館1階のオープンスペース)からの公開生中継方式で放送した。当番組へ随時出演しているスポーツアナウンサーの金山泉が実況を担当。12月26日(木曜日)の「ちちんぷいぷい特別編」内で、ダイジェストを放送した。 10月18日(金曜日):「山登り中継」過去に通算で70回実施してきた生中継企画シリーズを、2019年4月に毎日放送へ入社したばかりで、登山・テレビ番組の生中継とも未体験の野嶋紗己子アナウンサーによる 天滝(兵庫県養父市) からのリポートで復活。新人のアナウンサーを「山登り中継」のリポーターに起用した事例はシリーズ史上初めてで、天滝は上泉雄一を起用した第1回(2000年9月)の中継先でもあった。 10月21日(月曜日):「思い出のいらんTシャツでアート作り!」ヤバイTシャツ屋さんが「はたちのうた」を制作したことにちなんだ企画。番組関係者、視聴者、街ゆく人々などから集めた「思い出のいらん(不要な)Tシャツ」を、月曜日に準レギュラー扱いでスタジオパネラーを務める大宮エリーが「思い出のいらんアートツリー」(302枚のTシャツに丸鏡を付けて34輪の花に仕立てた樹木状のオブジェ2体)に仕立てたうえで、毎日放送本社M館1階のロビーで公開する模様を生中継で放送した。 放送時点でのレギュラーアナウンサー全員(MCの河田・山中、アシスタントの松川浩子・古川圭子・松本麻衣子、後述する「駅前シャッターチャンス」担当の福島暢啓)やスタッフが、「いらんTシャツ」の提供・収集や作品の制作に協力。山中からは毎日放送での在外研修中に研修先のインド国内で購入したTシャツ、河田からは前述の「60日間ほぼ世界一周」(いずれも2011年)中に描いた絵をかたどったTシャツ、古川からは夫(同僚アナウンサーの亀井希生)が同社での宿直勤務中に社内で着用していたTシャツが提供された。 大宮は「ぷいぷい20」(当番組の放送開始20周年と「思い出のいらんTシャツ」のエピソードにちなんだ詩)も創作したため、当日の放送中には、無料観覧制(入場定員80人)の公開朗読会を「ちゃプラステージ」で開催。「アートツリー」の公開に続いて、大宮・松川・古川・松本が「ぷいぷい20」を群読する模様を中継した。 「アートツリー」については、当日から10月23日(水曜日)まで毎日放送本社のロビー、同月29日(火曜日)から11月7日(木曜日)まで同社付近の大阪工業大学 梅田キャンパスで一般に公開。鑑賞者が手で触れることも可能なオブジェで、上記の期間以降の常設展示も想定しているため、展示先を募集している。 10月22日(火曜日・国民の祝日):「宇治原を倒せ! クイズ『道案内しよッ!』」宇治原史規(ロザン)だけの「宇治原チーム」と「打倒 宇治原チーム」(火曜日の長寿ロケ企画「ロザンの道案内しよッ!」のファン代表=男性1人・女性4人の視聴者から成るチーム)が、同企画の放送済み映像や「菅ちゃん英語」(宇治原の相方・菅広文が英語圏の観光客を案内する際に発する独特の英語表現)から出されるクイズで対決。その模様を、「ちゃプラステージ」からの公開生中継方式で放送した。司会・進行を山中と松川が担当。宇治原を除く火曜日のレギュラーパネラーからは、菅が「チェアマン」、沢松奈央子とトミーズ健が「時の証人」として対決を見届けた。 クイズは、以下の4ステージ方式で出題。クイズへ1問正解するたびに、「菅ちゃん人形」(1体が1ポイントに換算される菅の似顔絵人形)を与えたうえで、獲得したポイントの総数によって勝敗を決した。ファーストステージ:「クイズ!菅ちゃん英語」日本語から「(『過去の放送で菅が実際に使った』という意味で)正しい菅ちゃん英語」を当てさせるクイズ。 セカンドステージ:「クイズ!ダレがまあまあやねん!」就職活動中のロケで宇治原から当時在籍していた大学名を訊かれたあげく、『(宇治原の出身校である京都大学に比べたら)まあまあやね』という言葉で冷たくあしらわれた(ロケの収録時点で)女子学生の後日談を当てさせるクイズ。 サードステージ:「クイズ!訳せ!菅ちゃん英語」「菅ちゃん英語」の正しい日本語訳を、ボタンの早押し方式で、正解が出るまで答えさせるクイズ。 ファイナルステージ:「写真クイズ!この後どうなる!?」過去に放送された名シーンが映った写真から、撮影の前後に起こった出来事を当てさせるクイズ。 「打倒 宇治原チーム」については、参加を希望する視聴者から、筆記試験とオーディションによってメンバーを選抜。「宇治原チーム」に勝利した場合には、賞金(総額20万円=メンバー1人につき4万円)に加えて、宇治原から「まあまあやね」という表現で直々に褒められる権利を得られるようになっていた。結果は、23ポイント対8ポイントで「宇治原チーム」に圧勝。 10月23日(水曜日):「『駅前シャッターチャンス』スペシャル!」毎日放送で2018年1月(宮崎放送で2019年4月)から放送されている「駅前シャッターチャンス」(使い切りカメラ1箱だけで昭和レトロを感じさせる情景や出会った人物を撮影する駅前ロケ企画)からの派生企画で、10月6日(日曜日)に阪急宝塚線の庄内駅界隈で収録。前川清・松川コンビと水谷千重子・福島コンビが別々のエリアでロケへ臨んだ後に、前川と水谷が即興による「ちちんぷいぷい おかげさまで20年 前川清・水谷千重子歌謡ショーin庄内」を 「サンパティオ庄内店」3階の庄内サンパティオホール で開いた模様を放送した。松川はロケVTR全体のナレーター、福島はショーの司会も兼務。 前川と水谷が歌謡ショーや「駅前シャッターチャンス」のロケで共演するのは初めてで、ロケ中には写真の撮影に加えて、ショーの開催を告知するチラシを開演(16:00)の2時間前から配布。チラシが無料での入場券を兼ねていて、庄内サンパティオホールへ持参するだけでショーを鑑賞できるようになっていたため、70人以上の観客がショーを見届けた。12月25日(水曜日)の「ちちんぷいぷい特別編」内で再放送。 10月24日(木曜日):「ピーコ&ナジャの声でちゃってごめんなさい」2017年8月から木曜日に不定期で放送されているロケ企画の第7弾で、同曜日のスタジオパネラーであるピーコと、月曜日に準レギュラー扱いでスタジオパネラーを務めるナジャ・グランディーバがリポーターを担当。近鉄花園ラグビー場(大阪府東大阪市)でラグビーワールドカップ2019プールC第2戦・アルゼンチン代表対トンガ代表戦が開かれていた9月28日(土曜日)に、最寄り駅の東花園駅(近鉄奈良線)と近鉄花園ラグビー場をつなぐ「スクラムロード花園」、上記の試合に向けて開場する前の同ラグビー場エントランス、大阪府大東市のゴルフ練習場、奈良県生駒市の生駒山上遊園地でロケを敢行した模様を放送した。 ロケ中には、「番組開始20周年を祝う豪華なゲスト」という触れ込みで、織田裕二・浜田雅功・坂上忍・昴生(ミキ)・軽部真一(フジテレビアナウンサー)に扮した山本高広が随時登場。花園ラグビー場からゴルフ練習場への移動中には、マツコ・デラックスと草彅剛が電話で出演した。 ピーコのみ、放送の当日にスタジオへ出演。ピーコとナジャが声を揃えて「やったぜ!」と絶叫しながらこの企画のロケを締めくくっていることにちなんで、生駒山上遊園地でのロケでは、「ピーコと子どもたちの『やったぜ!』絶叫大会」というイベントを敷地内の「野外劇場」で開催した。12月24日(火曜日)の「ちちんぷいぷい特別編」内で、未公開映像を含めて再放送。 10月25日(金曜日):「番組と同い年 20歳(はたち)だらけのちちんぷいぷい」番組と同い年(1999年生まれ)で「当番組で伝えたいことがある」という20歳の男女を、プロ(芸能人)・アマチュアを問わずにあらかじめ募集。そこからオーディションで選ばれた8人による「はたちの☆印」を中心に放送した。出演した8人には、大阪☆春夏秋冬のメンバー(YUNA)やソロのアーティストとして活動する芳森由奈、吉本新喜劇の女性座員の小林ゆう、神戸大学落語研究会所属の男子学生(金曜日のスタジオパネラー・桂吉弥の後輩)が含まれていた。 「はたちの☆印」以降のパートでは、上記の8人が、ロザンの菅・宇治原やアシスタントの松本と共にスタジオへ出演。スタジオ進行や、「次にくるグルメ」「SNSの炎上問題」というテーマでのロケリポートを分担した。さらに、イタリアンレストランで修業中の女性シェフが8人の中に選ばれていたことから、当日のみ「キッチンぷいぷい」を放送。レギュラー放送と違って、松本・宇治原・三澤肇(毎日放送報道局解説委員)以外の出演者から、プロ野球ドラフト会議方式の籤引きで6人を試食役に選んでいた。 当日の放送中のみ、全世界に向けて、YouTubeで動画のライブ配信を実施。上記の8人と宇治原・菅が、配信用の特設スタジオでテレビ(本編)のやり取りを鑑賞しながら、生放送やCMを意識せずに本音を語り合う模様を映した動画を流している。また、配信中にはYouTubeのチャット機能を開放。毎日放送・宮崎放送の放送対象地域内にいるYouTubeの視聴者には、テレビ映像との同時視聴を推奨していた。 本編でも、一部の時間帯で、YouTubeとの同時二元生放送を実施。「はたちの☆印」の放送中には、河田と金曜日のレギュラーパネラー陣(吉弥・ハイヒールモモコ・三澤)が、8人の進行やリポートを見届けながら、配信用のスタジオで放送に乗らないフリートークを展開した。金曜日のロケコーナー「ヤッター商店街」でリポーターを務めるマルセイユも、別のパートを放送中に、配信用のスタジオへ登場している。 また、期間中は10月24日まで「キッチンぷいぷい」を休止する代わりに、山崎製パンとのコラボレーション企画「キッチンぷいぷいPresents 茶屋町秋のパン祭り」を実施。放送時点で「キッチンぷいぷい」を担当する料理人が、同社製のパンを使ったオリジナルの総菜パンを作ったうえで、毎日放送本社M館の玄関前に駐めたキッチンカーを通じて1個200円(税込価格)で販売した。日替わりで用意されるパンは数量限定(毎日200個)で、販売時間を放送終了後の17:00まで設定していたが、実際には整理券(1人につき1枚)の配布が完了次第受付を終了。結果として、全てのパンが放送中に完売した。ちなみに、購入者には、「午後の紅茶」(キリンビバレッジ)3種類のうち、好みの種類のペットボトル1本を無料で進呈していた。 当番組と山崎製パンのコラボレーションによるオリジナルパンの販売は、前述した2015年秋の「ラッキーパン大作戦」以来4年振りであった。販売されたパンは以下の通りで、放送中にはキッチンカー前からの生中継を実施。野嶋と共にアナウンサーとして2019年に毎日放送へ入社した清水麻椰と、マルセイユ (津田康平・別府貴之)が交互に(または共同で)リポーターを務めた。 10月14日(料理人:卜部吉恵)「明太子のだし巻きたまごサンド」 10月15日(料理人:中辻利宏)「黒毛和牛のカレー焼きそばドック」 10月16日(料理人:浦上浩)「浦上流焼き鯖サンド」 10月17日(料理人:松尾慎太郎)「牛しぐれ煮ドッグ」 10月18日(料理人:松下平)「フレンチ パテドッグ」 10月21日(料理人:横田国洋)「タラとタコのボロネーゼバーガー」 10月22日(料理人:中辻利宏)「黒豚のチャーセージドッグ」 10月23日(料理人:王憲生)「王さん特製ハンバーガー」 10月24日(料理人:喜多川達)「鱧フライバーガー」 10月25日(料理人:松本喜宏)「イタリアンポテサラサンド」
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