「ちい散歩くらぶ 昭和の風景」
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「ちい散歩」の記事における「「ちい散歩くらぶ 昭和の風景」」の解説
2006年9月27日から2008年12月24日まで、2年3ヶ月にわたって放送。通称は「昭和散歩」。毎回、昭和時代の面影を残しているスポットを地井が訪れ各テーマごとにその時代に関連するものに触れ、ゆかりの人々に話を聞きながら昭和の思い出を語る。 ナレーションは大熊英司(当時テレビ朝日アナウンサー、現:フリーアナウンサー)が担当。大熊の代理として、松井康真、森下桂吉、田原浩史、山口豊、飯村真一といった当時のテレビ朝日男性アナウンサーがナレーションをした回もあった。また、2008年8月27日は萩野がナレーションをした。 コーナー冒頭のオープニング曲にNHK朝の連続テレビ小説『ファイト』(2005年)のオープニング曲「『ファイト』メイン・テーマ」(作曲:榊原大)が使用された。 2008年3月26日まで、VTR終了後はスタジオトークに切り替わり、地井が生稲晃子と矢島悠子(テレビ朝日アナウンサー。2007年3月までは村上祐子が担当)に散歩を振り返るコメントをしていた(2008年4月1日以降はスタジオトーク部分は廃止となった)。 2008年10月18日に学研より地井監修によるムック本『ちい散歩 昭和の風景―こころに残るあの街角―』が刊行された。 2008年12月にこれまで放送した昭和散歩を各テーマごとに総集編として4回にわたり放送した後、コーナーは休止。 休止から3か月後、2009年4月3日より金曜日の放送時間の拡大に伴い、10時台後半枠で復活。過去の昭和散歩から厳選して放送された。 金曜日版では、放送日を表すテロップがつくほか、情報が古くなることもあるため「特選・ちい散歩」と同じ条件でテロップを付け加える場合もあった(後継の「特選・ひと駅散歩」でも同様)。特に、本放送後に亡くなった人が出演した場合には、再放映時にその旨を表すテロップが付け加えられていた。その一例として、2010年4月16日に「チンドン屋さん」編(2008年5月14日放送)を再放映した際に、VTR終了時に、当時出演した現役最高齢の親方の逝去( (2010-03-16) 2010年3月16日(92歳没)) の旨を静止画つきで表示した。 なお、2010年3月24日はハワイウィークに伴い、特別編として「日系人とパールハーバー」編を放送した。 2010年12月24日の放送をもって金曜版も終了し、2011年1月より「ひと駅散歩」の傑作選に移行した。 レギュラー最末期の2012年4月4日から5月2日まで、毎週水曜日に傑作選を放送した。出会った人の現在の姿を新録VTRを交えており、萩野が3年8ヶ月ぶりにナレーションをした。 また、2012年8月11日に地井の追悼特番として『追悼・地井武男さん…ちい散歩 昭和の風景傑作選』(関東ローカル、後述)を放送した。
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