「ちいさいおうち」
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「陸前高田市立図書館」の記事における「「ちいさいおうち」」の解説
「にじのライブラリー」開館からの2週間後の2011年11月26日には、盛岡市に拠点を置くNPO法人うれし野こども図書室が、竹駒町のコミュニティセンター敷地内に子ども図書館「ちいさいおうち」を設置。この子ども図書館はトレーラーハウスを利用しており、68m2(約20畳)の広さを持つ。NPO法人うれし野こども図書室は、陸前高田市教育委員会と連携して運営・管理を行っている。トレーラーハウスや書架などは特注品であり、蔵書の多くは児童書に詳しい東京こども図書館自身が選書したものである。 蔵書は0歳から18歳を対象としており、陸前高田市または近隣市町村在住者であればだれでも利用可能である。開館当初の蔵書数は約2,500冊だったが、2014年7月には4,200冊を超えた。火・水・金・土・日の週5日開館。東京こども図書館から1人、陸前高田市から1人の計2人の職員がいる。開館から15か月後の2013年2月末時点で468人が利用者登録を行っている。「ちいさいおうち」開館時の蔵書は約2,000冊だったが、2015年3月には約4,500冊となった。 トレーラーハウスを改造した形態の建物であるため、陸前高田市の復興状況に応じて移転する可能性がある。2012年12月1日に隣接場所に(仮設)陸前高田市立図書館が開館したため、児童へのサービスは「ちいさいおうち」、大人へのサービスは(仮設)陸前市立図書館と、役割を分担している。「ちいさいおうち」は設立当初から陸前高田市立図書館の一部となることを視野に入れて活動している。
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