こども図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 07:09 UTC 版)
富山市立図書館旧本館には富山市子育て支援センターが併設されていたが、本館の移転を前にしてとやま駅南図書館があるCiCビルの同一フロアを取得し、2013年3月にとやまこどもプラザが開館した。とやまこどもプラザは富山市立こども図書館と富山市子育て支援センターを併設しており、開館時の蔵書数は約18,000冊である。橙色・黄色・紺色を基調とした鮮やかな色調の内装が特徴であり、書架は円形や波型にデザインされている。エスカレーターで4階まで上るととやまこどもプラザととやま駅南図書館の共通カウンターが設けられており、とやまこどもプラザにはこども図書館と子育て支援センターの共通エントランスが設けられている。 こども図書館の利用者は子育て支援センターの利用者層を想定しており、0歳児から小学校中学年までの子どもとその保護者を対象としている。こども図書館の書架は低いものが使用されているが、子どもがフロア内を探検したくなるように、あえて子どもの目線ではフロア全体を見渡せないように設計されている。靴を脱いで自由な姿勢で本を読むことができる閲覧スペースが設けられている。ゲームコーナーには日本マイクロソフト製の家庭用テレビゲーム機が設置されており、このコーナーでは子ども複数人や親子で体を動かして遊ぶことができる。 伝記漫画や歴史学習漫画に加えて、『ワンピース』などの人気漫画を置いた漫画コーナーがあり、館内での閲覧のみ可能としている。子育て支援センターは富山市が運営しているが、とやま駅南図書館と子ども図書館は紀伊国屋書店に業務委託されている。同一フロアにありながら運営形態が異なることで、子育て支援センターと駅南図書館/子ども図書館は連携が容易ではないなどの課題もある。 名称所在地延床面積(m2)開館年とやま駅南図書館「ぶらり」 新富町1丁目2-3 CiCビル4階 490.79 2003年開設2006年拡張2008年図書館化 こども図書館 新富町1丁目2-3 CiCビル4階 702.05 2013年開館
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