「武雄市図書館」という名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 23:36 UTC 版)
「武雄市図書館・歴史資料館」の記事における「「武雄市図書館」という名称」の解説
条例における施設の正式名称は「武雄市図書館・歴史資料館」である。「武雄市図書館」という名称は、指定管理者制度導入以前は武雄市図書館・歴史資料館の通称、または同施設のうち特に図書館部分を指す通称として使われていた。 2013年の改装では、音楽・映像ソフトレンタル店舗となった旧蘭学館の外壁、原研哉がデザインした長崎県美術館と同じ「櫛形ダブルレイヤー」のサイン、駐車場入り口にあるスターバックスのロゴ入りの看板など敷地及び施設の随所に「武雄市図書館」と掲示されたが、そのうち改装前からの玄関に向かって右の並びにある返却ポスト上部と、新設されたゆめタウン武雄側の出入口脇の壁面サインについては「武雄市図書館・歴史資料館」と修正された。 条例の正式名称から「歴史資料館」を削って掲示したことに市議(当時)の谷口攝久が議会で抗議の質問を行ったところ、市長(当時)の樋渡啓祐は「最終的には自分の判断」「短いほうがいい」「武雄市立図書館にするのか、武雄市図書館にするのかということでも、相当悩みました」と答弁した。また「武雄市図書館」はこの改装で施設に置かれた音楽・映像ソフトレンタル及び書籍・雑誌販売を営む蔦屋書店の店舗名でもある。 2017年の武雄市こども図書館の開館及び再改装では、「武雄市図書館」は「STARBUCKS COFFEE」を伴い、同様に「九州パンケーキ」及び「HONEY COFFEE」を伴う「武雄市子ども図書館」とは別の方向にあることを示す看板が設置された。また武雄市こども図書館飲食等施設出店者募集要項には武雄市こども図書館について「武雄市図書館に隣接しており、連絡通路にて来館者の往来あり」と書かれている。このため「武雄市図書館」は図書館・本館または2000年の新築開館当時からある建物を指して使われる場合もある。 武雄市こども図書館が開館し、市が公開したウェブサイトでは図書館のウェブサイトを「武雄市図書館・武雄市こども図書館公式HP」と記しながら「隣接する武雄市図書館・歴史資料館とともに」とも書くなど混乱もある。
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