「歴史あれど伝統なし」の時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:38 UTC 版)
「コベルコ神戸スティーラーズ」の記事における「「歴史あれど伝統なし」の時代」の解説
当チームは、1948年度に創設された全国社会人ラグビーフットボール大会(以下、全国社会人大会)の第2回大会に出場するなど、関西の社会人チームとしては近鉄と並んで歴史を有するチームであったが、長らく、全国社会人大会では『万年8強止まり』と言われる程度のチーム力しかなかった。 その原因として、社会人ラグビーの世界では長らく、強力なフォワード(以下、FW)力を武器とした、いわゆるテンマンラグビー というプレースタイルが主流となり、創設以来FWが弱かった当チームは、関西リーグでは、近鉄やトヨタ自工といった強力なFW力を有するチームに最後は根負けするケースが多く、全国社会人大会ではさらに苦戦を強いられる結果が続いていた。 さらに後述の関連事項となるが、当チームはそのような時代に、ほぼ毎日欠かさず練習を行っていたが、その結果、けが人が毎回のように続出し、公式戦になると決まってベストメンバーが組めない状況にもしばし陥っていた。加えて、早稲田、慶應、同志社といった名門大学チームからの加入者が少なくないにもかかわらず、『いいチームだけど強くないチーム』というありがたくないレッテルも貼られていた。そんなチーム状態の流れを払拭するべく立ち上がった選手がいた。
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