「歴史の第一稿」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:02 UTC 版)
「フィル・グラハム」の記事における「「歴史の第一稿」」の解説
1963年4月、グラハムはロンドンで『ニューズウィーク』の特派員に向けて次のようなスピーチを行った。 So let us today drudge on about our inescapably impossible task of providing every week a first rough draft of history that will never really be completed about a world we can never really understand ... 日本語訳 我々が真に理解できない世界についての、決して完成することのない歴史の第一稿を毎週提供するという、必然的に不可能な仕事を今日もこなすことにしよう。 この"First rough draft of history"(歴史の第一稿)という言葉は、グラハムが最初に使ったわけでないが、グラハムのこの発言によって広められた。この言葉は、1940年代の『ワシントン・ポスト』紙で繰り返し使われている。最も古い使用例は、アラン・バースの"News is only the first rough draft of history"(ニュースは歴史の第一稿に過ぎない)である。類似の表現は1900年代にも見られる。
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