「歴史の終わり」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 04:11 UTC 版)
大学退職後、『知性は死なない』の刊行時に発表した「歴史学者廃業記」では、現在の日本が「ニーチェ的な意味での歴史の終わり――「歴史的にものごとを語って、一本のすじを通そうとする試み自体に無理があるのであり、もはや有効ではない」という局面」に達していると述べた。 そのため、かつては科挙制度を基に「中国化」として論じた個人単位での自由競争の激化についても、以降は「ポスト・メリトクラシー」のような、歴史を参照しない概念で考察している。
※この「「歴史の終わり」」の解説は、「與那覇潤」の解説の一部です。
「「歴史の終わり」」を含む「與那覇潤」の記事については、「與那覇潤」の概要を参照ください。
- 「歴史の終わり」のページへのリンク