とくは‐いん〔‐ヰン〕【特派員】
特派員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/25 08:13 UTC 版)
特派員(とくはいん)とは、国・地域など、その地に特別に派遣された報道局員。とりわけ、新聞・雑誌・放送局などの報道機関から自国外に派遣されて、取材に当たる記者のことを指す[1]。ただし、メディアによっては「特派員」と表記されることがなくなっている。
種別
外国特派員
一般に外国に派遣される特派員。派遣先に応じてニューヨーク特派員、パリ特派員などと表記される。
国外に記者を派遣して遠隔地の情報も報道するようになったのは1850年代より前であるが、キャサリン・ウォーターズは1850年代にチャールズ・ディケンズが編集を務めた雑誌『家庭の言葉』の特派員がディケンズ流の文章を書く方法を学んだことがで新しい報道が生まれたとしている[2]。
ジョン・ドルーも1850年代の特派員、特にディケンズの下で活動した特派員の記事が事実主義から個人的な体験談を伝えるようになったと指摘しており、19世紀半ばの特派員とそれ以前の特派員には違いがあり変化があったとされる[2]。
戦争特派員
特に戦地に派遣される特派員。ベトナム戦争では各国の戦争特派員が戦地を取材した[3]。
災害特派員
特に大規模災害の被災地に派遣される特派員[4]。
脚注
- ^ 大辞泉
- ^ a b 原田 昂「A Tale of Two Citiesにおいて物語化される体験と群衆形成―19世紀の報道特派員の手法をめぐって」『英米文化』第51巻、英米文化学会、2021年、41-79頁。
- ^ 宝利尚一「米欧メディアの戦争報道(上)」『北海学園大学人文論集』第29巻、北海学園大学、2004年11月30日、41-79頁。
- ^ “「災害特派員」は何を伝えてきたか~これまでの10年、これからの10年~”. 東京都人権啓発センター. 2023年8月8日閲覧。
関連項目
特派員
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「フレデリック・フォーサイス」の記事における「特派員」の解説
19歳でイギリス空軍に入隊後、1956年から1958年まで勤務する。その後、イースタン・ディリー・プレスのレポーターとしてジャーナリズムの世界に入り、1961年にロイター通信社の特派員としてパリ、東ベルリン、プラハで過ごす。 1965年にBBC放送に転職し、1967年にナイジェリア内戦(ビアフラ独立戦争)取材の特派員として現地入りした。しかし当時のイギリス政府の方針に反する報道を行い左遷され、後に退職する。
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特派員
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特派員はその場所のリサーチを行う。 中村豪(やるせなす、黄色のコンセント):東京担当
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特派員
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日本テレビ及び系列各局のアナウンサー(放送当時)登場回数が比較的多かったアナウンサー:後藤俊哉、藤井恒久、鈴木君枝、羽鳥慎一、松本志のぶ、野口敦史、角田久美子 若手のみならず、回によっては石川牧子、芦沢俊美、松永二三男らベテランアナウンサーも出演した。 田口珠美 橋本志穂 安井万美子 関戸めぐみ 中谷久美子 渡部美帆 大西二郎 わくいえりこ(涌井えり子、元ミヤギテレビ)
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