「昔の人は偉かった」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:25 UTC 版)
「U.K. (タレント)」の記事における「「昔の人は偉かった」」の解説
菅笠を背負いながら日の出から日の入りまで10 - 20km程度の道を徒歩だけで移動したロケシリーズで、2010年10月から主に河田とのコンビで出演。2020年3月までは毎週木曜日、同年4月から1年間は毎週金曜日に放送されていた。当初は2 - 3ヶ月程度で終了することを見越していたが、結果として10年半の間に17本のシリーズ企画が放送されるなど、番組きっての人気企画と化した。ちなみに、くっすんの菅笠には「く」、河田の菅笠には「河」の字を墨書。放送期間の途中からは、河田に宛てて書いた手紙を、シリーズが終わるたびに号泣しながら読み上げることが恒例になっていた。 「第三章」と「第五章」(2010年から2011年にかけて放送された第3・第5シリーズ)では西国三十三所の札所、「第十二章」(2014年5月から2015年2月まで放送された第12シリーズ)では潮岬(近畿地方の最南端)から経ヶ岬(近畿地方の最北端)までの約622km、「第十四章」(2015年1月から2年間放送された第14シリーズ)のロケでは百人一首の舞台、最後のシリーズであった「第十七章」(2019年4月から2年間放送された第17シリーズ)のロケでは東海道五十三次の宿場跡(総距離約600km)を徒歩だけで完全に踏破。寺社仏閣での修行を体験したことや、普段は公開されていない寺社仏閣などの秘蔵品を特別に鑑賞することや、ロケ先ならではのグルメを堪能したことも多かった。 ロケ中に股関節の痛みを訴える姿や、長距離や急な坂道・階段での徒歩移動に音を上げる姿や、河田に甘える姿を写した映像が頻繁に放送された影響で、視聴者には往々にして「ヘタレキャラ」と認識されていた。ロケ中に出会った一般人から叱咤激励を受けることも多かったが、徒歩でのロケを途中で断念したのは初回だけで、2回目以降のロケでは予定のルートを必ず歩き切っている。 2015・2016年には、派生イベントの「昔の音は偉かった」(クラシックコンサート)で、河田と共に司会を担当。2018年度に放送された「日本修行場めぐり」については、「ちちんぷいぷい 昔の人は偉かった 日本修行場めぐり」という番組公式ムックが、放送期間中の2018年9月にぴあから発売されている(ISBN 978-4835636191)。 2019年10月に放送された『ちちんぷいぷい おかげさまで20歳 ~やりたいことつめこんだらヤバイ10日間になりましたスペシャル~』では、大阪市城東区の諏訪神社境内で毎年秋に奉納される獅子舞の実演(大阪市指定の無形民俗文化財)に初めて挑戦。2019年の8月下旬から稽古を積んできた成果を5分間にわたって披露する模様が、10月17日に「ちゃプラステージ」(毎日放送本社M館1階のオープンスペース)からの公開生中継方式で放送された。 前述した「第十七章」では、河田がロケ中に「歴史ポイント」を紹介するたびに尺八を吹いていた。期間中の2020年3月までは放送日にスタジオへ登場していたが、同年4月に放送曜日を金曜日へ移動してからは、ロケVTRにのみ出演。2021年3月12日(金曜日)で番組とともに「昔の人は偉かった」の放送を終了することが決まったため、「第十七章」の最終回では、金曜日のスタジオへ最初で最後の出演を果たした。
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