モルモット

デジタル大辞泉

モルモット【(オランダ)marmot】

読み方：もるもっと

１ 齧歯(げっし)目テンジクネズミ科の哺乳類。南アメリカ産の野生種から家畜化されたもの。体長約25センチ、尾はない。四肢は短く、耳は小さくて丸い。毛色は白・茶・黒など。動物実験・愛玩用。初めは食用とされた。16世紀にオランダ人がリス科のマーモットと混同し、誤って伝えたことによる名。ギニアピッグ。

２ 《動物実験用の1の意から》実験材料。実験台。

生物学用語辞典

モルモット

同義/類義語：テンジクネズミ
英訳・(英)同義/類義語：guinea pig

哺乳動物綱ネズミ目（げっ歯類）の動物で実験や愛玩用。

「生物学用語辞典」の他の用語

生物の名前総称など：

ミドリムシ  ミドリムシ植物門  メダカ  モルモット  ヤゴ  ラット  ラン藻

短編小説作品名辞典

モルモット

作者井上雅彦

収載図書世にも奇妙な物語 10
出版社太田出版
刊行年月1991.11
シリーズ名OHTA NOVELS

収載図書世にも奇妙な物語 4
出版社太田出版
刊行年月1994.1
シリーズ名OHTA BUNKO

モルモット

作者ブライアン・フリーマントル

収載図書屍泥棒―プロファイリング・シリーズ
出版社新潮社
刊行年月1999.1
シリーズ名新潮文庫

ウィキペディア

モルモット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/10 00:38 UTC 版)

モルモット（豚鼠、英: guinea pig、蘭: cavia、学名: Cavia porcellus）は、テンジクネズミ属の一種。南米に生息するテンジクネズミ科の野生種が古代インディオのもとで家畜化された種である。温和で比較的飼いやすいため、愛玩用として養殖されている齧歯類。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

モルモット

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 04:52 UTC 版)

名詞

モルモット

1. テンジクネズミ科テンジクネズミ属の一種。医学の実験に用いられ、またペットとして飼われる。
2. 実験対象であるかのような取り扱いを受ける人。

関連語

• てんじくねずみ
• 実験動物

翻訳

• 英語: guinea pig
• スラナン語: dyinipi

Weblio日本語例文用例辞書

「モルモット」の例文・使い方・用例・文例

• 人間と動物（牛、豚、羊、ウサギ、ネズミ、およびモルモット）の炭疽病を引き起こす細菌の種
• 北アメリカ西部の岩石地帯の体重のある黄色から茶色のモルモット