raptor
「raptor」の意味・「raptor」とは
「raptor」とは、猛禽類を指す英語の一般名詞である。猛禽類とは、鳥類の中でも肉食性で、鋭い爪とくちばしを持ち、獲物を捕食する種類の鳥を指す。ハヤブサ、タカ、ワシなどがこれに該当する。また、古生物学の文脈では、「raptor」は特定の小型で二足歩行の肉食恐竜、特に「ヴェロキラプトル」などを指すこともある。「raptor」の発音・読み方
「raptor」の発音は、IPA表記では /ˈræptər/ となる。これをカタカナにすると「ラプター」となる。日本人が発音する際には、「ラプター」が近い。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「raptor」の定義を英語で解説
「Raptor」 is a general term in English referring to birds of prey. Birds of prey are carnivorous birds that have sharp claws and beaks and prey on other animals. This includes falcons, hawks, eagles, and others. In the context of paleontology, "raptor" can also refer to certain small, bipedal carnivorous dinosaurs, especially the "Velociraptor".「raptor」の類語
「raptor」の類語としては、「bird of prey」や「predatory bird」がある。これらも同様に肉食性の鳥類、特に獲物を捕食する鳥類を指す表現である。「bird of prey」は「獲物を追う鳥」、「predatory bird」は「捕食性の鳥」という意味合いを持つ。「raptor」に関連する用語・表現
「raptor」に関連する用語としては、「carnivorous」(肉食性の)、「prey」(獲物)、「claw」(爪)、「beak」(くちばし)などがある。これらは「raptor」が指す鳥類の特徴や生態を表す言葉である。「raptor」の例文
1. The raptor swooped down on its prey.(猛禽類が獲物に急降下した。)2. Raptors are known for their sharp claws and beaks.(猛禽類は鋭い爪とくちばしで知られている。)
3. The eagle, a type of raptor, is a symbol of freedom.(ワシは猛禽類の一種で、自由の象徴である。)
4. Raptors play a crucial role in the ecosystem.(猛禽類は生態系において重要な役割を果たす。)
5. The falcon is a raptor known for its speed.(ハヤブサはその速さで知られる猛禽類である。)
6. Some raptors are endangered species.(一部の猛禽類は絶滅危惧種である。)
7. Raptors have keen eyesight to spot their prey from a distance.(猛禽類は遠くの獲物を見つけるための鋭い視力を持っている。)
8. In paleontology, the term "raptor" often refers to a type of dinosaur.(古生物学では、「raptor」はしばしば一種の恐竜を指す。)
9. The hawk is a raptor that is often seen in the countryside.(タカは田舎でよく見かける猛禽類である。)
10. The owl, a nocturnal raptor, hunts at night.(フクロウは夜行性の猛禽類で、夜に狩りをする。)
【F-22】(えふにじゅうに)
Lockheed Martin F-22"Raptor".
ロッキード・マーチンがF-15の後継として開発した戦闘機で、愛称はラプター。
ジェット戦闘機の世代区分によれば「第五世代」に分類される機体である。
同時期に開発の始まった、スウェーデンのグリペンやフランスのラファール、EUのタイフーンが、F-16やF/A-18のような小型で安価なマルチロールファイターであるのに対し、本機はF-15の開発目標であった、
「コストは度外視し、あらゆる状況下で、あらゆる敵を圧倒し得る世界最強の戦闘機」
という開発理念を色濃く残している。
本機の原型機「YF-22」を含めた新型戦闘機開発計画であるATF(次世代戦術戦闘機)計画は1981年にスタートし、メーカー7社が競争試作に参加した。
ここで国防総省から示された要求項目は「高い運動性能、超音速巡航能力、ステルス性、STOL性を持つ戦闘機」であった。(STOL性については後に取り下げられた)
結果、ロッキード(ゼネラル・ダイナミクス、ボーイングが協力)のYF-22と、ノースロップ(マクダネル・ダグラスが協力)のYF-23が候補としてあがったが、1991年4月、比較審査の結果ロッキード案を採用とすることに決定。
このYF-22を生産仕様として再設計したものがF-22であり、2002年9月17日に名称をF/A-22に変更したものの、2005年12月に再度F-22へ変更した。
ミリタリー推力でも10,000kgを越える推力を誇るP&W/F-119-PW-100エンジンはマッハ1.58での超音速巡航を実現、またベクタードノズルを装備し、高い運動性も同時に確保している。
レーダー反射面積も非常に小さく、従来機に比べてレーダーに捕らえれる距離は1/10とまで言われている。
アビオニクスは、旧来では独立していた飛行制御・電子戦・エアデータのコンピュータを、ほぼすべて超高性能の光ファイバー通信により統合化。
それにより得られる情報を的確にパイロットに伝える事が可能となっている。
またステルス性維持のため、武装はすべてウェポンベイに収納されるものの、6発のAIM-120Cと2発のAIM-9が装備可能と、F-15と同等数の武装を搭載可能である。
なお、ステルス性をさほど要求されない作戦環境においては、レーダー反射面積を犠牲にするものの主翼下ハードポイントを増設、既存機のように各種兵装を搭載することもできる。(この状況下においてもレーダー反射面積は既存機に比し低い。)
主翼下ハードポイントを使用しない場合、対地攻撃用の爆弾の搭載量は低く、攻撃機としての打撃力の少なさは否めない。
そのためウェポンベイを拡大、主翼を無尾翼デルタ翼に変更して垂直尾翼を廃止した戦闘爆撃機モデル、FB-22「ストライクラプター」の開発が検討された。
このような妥協のない設計により、アメリカ軍をして「Air Dominance Fighter:航空支配戦闘機」の名を冠させた本機ではあるが、その高性能を達成する為、開発費が非常に高騰。
また、機体の必要性の割には高価なため調達数削減が相次ぎ、当初750機だった発注数は648機→438機→339機とほぼ半数以下となり、そのために、量産によるコスト減少率が低くなり更なる単価高騰、という悪循環に陥ってしまった。
予算化を先送りしたツケもあり、初期生産の1機当りのコストは1億2000万ドル(約140億円)、開発費も含めると3億6100万ドル(約420億円)と、戦闘機としては常識外れの額となった。
また、機密扱いの技術を多く使用しているため、現在のところアメリカ政府により輸出禁止とされている。
一時期、日本の航空自衛隊がF-4EJ及びF-2の後継となるFXとして本機の導入を検討していたが、上記の輸出禁止を含めた政治的な問題や価格高騰などもあって最終的には見送られ、F-35が採用されることになった。
なお、2004年12月20日に14号機が離陸直後に墜落し、初の損失となった。
2005年12月15日に、米空軍ラングレー基地の第1戦闘航空団第27戦闘飛行隊(1FW 27FS)に初めて実戦配備された。
尚、F-22は実戦での戦果が無いため、どの程度の戦闘力を持っているは不明だが、現在のところ、アラスカで行われたF-22が参加した最初の大きな演習「ノーザンエッジ2006」において、F-22飛行隊はSu-27戦闘機およびSu-30戦闘機の飛行特性を演じる仮想敵機を相手に、118対0のキルレシオを達成している。
スペックデータ
乗員 | 1名 |
全長 | 18.92m |
全高 | 5.08m |
翼幅 | 13.56m |
翼面積 | 78.04㎡ |
空虚重量 | 14,379kg |
運用時重量 | 25,107kg |
最大離陸重量 | 36,288kg |
エンジン | P&W F119-PW-100ターボファン×2基 |
エンジン推力 | 156kN(A/B使用時) |
最大速度 | M2.25(A/B使用時)/M1.82(超音速巡航)/M1.40(A/B使用時、海面高度) |
航続距離 | 2,775km |
実用上昇限度 | 15,240m |
上昇率 | 機密(非公表) |
戦闘行動半径 | 450nm(無給油) |
武装 | M61A2 20mm機関砲(弾数480発) AIM-120C「AMRAAM」AAM×6発(AIM-120Aの場合4発) AIM-9L/M「サイドワインダー」 ×2発 AIM-9X「サイドワインダー2000」×2発(JHMCS対応機の場合) GBU-32「JDAM」(1,000ポンドGPS/INS誘導爆弾)×2発 GBU-39「SDB」(285ポンドGPS/INS誘導爆弾)×8発 |
バリエーション
- YF-22:
ATF計画で開発された試作機。量産機とは主翼後退角等の細部が異なる。2機製造された。
エンジンは1号機ではジェネラル・エレクトリック社の「YF120-GE-100」を、2号機ではプラット&ホイットニー社の「YF119-PW-100」がそれぞれ搭載されており、選考の結果2号機が採用され基本型となる。
- F-22(F-22A,F/A-22):
基本型。総計187機が製造された。
「F-22A」は複座型であるF-22Bの開発を予定していた頃の名残であるが、現在でもF-22Aと表記される場合がある。
「F/A-22」は空対地攻撃能力の比重の増大を受けて2002年9月に攻撃機という意味のA(Attacker)が付け加えられた名称。しかし、2005年12月に初度作戦能力を得る際に再度名称をF-22(A)へと戻している。
- Block 1:
初期量産型。EMD試験機でもある1号機、及び2号機の2機が製造された。
現在は第43戦闘飛行隊(ティンダル空軍基地(フロリダ州))にて2号機と共にGF-22として使用中。
- Block 2:
EMD試験機。3号機の1機が製造された。
現在はアメリカ空軍博物館に展示されている。
- Block 10:
4号機から9号機(EMD試験機)、及び第1期量産準備試験機である10号機から11号機、第2期量産準備試験機である12号機から40号機までの37機が製造された。
- Block 20:
本格的な量産仕様。41号機から83号機まで43機製造。
- Block 30:
84号機から150号機が適用。
- Block 35:
現在の最新仕様。151号機から適応。
- Block 1:
- F-22B:
機種転換訓練などに用いられる複座型。
冷戦の終結に伴う軍備・予算縮小や開発費の高騰、シミュレータでの代用が可能となったために1996年に開発中止。
- F-22J-Ex:
海外(主に日本)への輸出仕様として構想された型。
連邦政府の海外輸出禁止政策に対処するため、性能・装備を原型よりダウングレードして生産することとしていた。
原案は、2006年2月にロッキード社がF-22の対日輸出に関してアメリカ空軍高官との協議を持った際に作成された。
- FB-22「ストライクラプター」:
ロッキード・マーティン社がアメリカ空軍に提案している戦闘爆撃機型。
- F-22N:
アメリカ海軍向けの艦上戦闘機型。
元々はNATF(Naval Advanced Tactical Fighter)計画として開発が進められたが、後にATFと計画を一本化した。
F-22と機体部品を共通させ、可変翼を有するとされた。
546機の受注が見込まれていたが、1991年に計画中止。
Photo:MASDF
【F-22】(えふにじゅうに)
Lockheed Martin F-22"Raptor".
ロッキード・マーチンがF-15の後継として開発した戦闘機で、愛称はラプター。
ジェット戦闘機の世代区分によれば「第五世代」に分類される機体である。
同時期に開発の始まった、スウェーデンのグリペンやフランスのラファール、EUのタイフーンが、F-16やF/A-18のような小型で安価なマルチロールファイターであるのに対し、本機はF-15の開発目標であった、
「コストは度外視し、あらゆる状況下で、あらゆる敵を圧倒し得る世界最強の戦闘機」
という開発理念を色濃く残している。
本機の原型機「YF-22」を含めた新型戦闘機開発計画であるATF(次世代戦術戦闘機)計画は1981年にスタートし、メーカー7社が競争試作に参加した。
ここで国防総省から示された要求項目は「高い運動性能、超音速巡航能力、ステルス性、STOL性を持つ戦闘機」であった。(STOL性については後に取り下げられた)
結果、ロッキード(ゼネラル・ダイナミクス、ボーイングが協力)のYF-22と、ノースロップ(マクダネル・ダグラスが協力)のYF-23が候補としてあがったが、1991年4月、比較審査の結果ロッキード案を採用とすることに決定。
このYF-22を生産仕様として再設計したものがF-22であり、2002年9月17日に名称をF/A-22に変更したものの、2005年12月に再度F-22へ変更した。
ミリタリー推力でも10,000kgを越える推力を誇るP&W/F-119-PW-100エンジンはマッハ1.58での超音速巡航を実現、またベクタードノズルを装備し、高い運動性も同時に確保している。
レーダー反射面積も非常に小さく、従来機に比べてレーダーに捕らえれる距離は1/10とまで言われている。
アビオニクスは、旧来では独立していた飛行制御・電子戦・エアデータのコンピュータを、ほぼすべて超高性能の光ファイバー通信により統合化。
それにより得られる情報を的確にパイロットに伝える事が可能となっている。
またステルス性維持のため、武装はすべてウェポンベイに収納されるものの、6発のAIM-120Cと2発のAIM-9が装備可能と、F-15と同等数の武装を搭載可能である。
なお、ステルス性をさほど要求されない作戦環境においては、レーダー反射面積を犠牲にするものの主翼下ハードポイントを増設、既存機のように各種兵装を搭載することもできる。(この状況下においてもレーダー反射面積は既存機に比し低い。)
主翼下ハードポイントを使用しない場合、対地攻撃用の爆弾の搭載量は低く、攻撃機としての打撃力の少なさは否めない。
そのためウェポンベイを拡大、主翼を無尾翼デルタ翼に変更して垂直尾翼を廃止した戦闘爆撃機モデル、FB-22「ストライクラプター」の開発が検討された。
このような妥協のない設計により、アメリカ軍をして「Air Dominance Fighter:航空支配戦闘機」の名を冠させた本機ではあるが、その高性能を達成する為、開発費が非常に高騰。
また、機体の必要性の割には高価なため調達数削減が相次ぎ、当初750機だった発注数は648機→438機→339機とほぼ半数以下となり、そのために、量産によるコスト減少率が低くなり更なる単価高騰、という悪循環に陥ってしまった。
予算化を先送りしたツケもあり、初期生産の1機当りのコストは1億2000万ドル(約140億円)、開発費も含めると3億6100万ドル(約420億円)と、戦闘機としては常識外れの額となった。
また、機密扱いの技術を多く使用しているため、現在のところアメリカ政府により輸出禁止とされている。
一時期、日本の航空自衛隊がF-4EJ及びF-2の後継となるFXとして本機の導入を検討していたが、上記の輸出禁止を含めた政治的な問題や価格高騰などもあって最終的には見送られ、F-35が採用されることになった。
なお、2004年12月20日に14号機が離陸直後に墜落し、初の損失となった。
2005年12月15日に、米空軍ラングレー基地の第1戦闘航空団第27戦闘飛行隊(1FW 27FS)に初めて実戦配備された。
尚、F-22は実戦での戦果が無いため、どの程度の戦闘力を持っているは不明だが、現在のところ、アラスカで行われたF-22が参加した最初の大きな演習「ノーザンエッジ2006」において、F-22飛行隊はSu-27戦闘機およびSu-30戦闘機の飛行特性を演じる仮想敵機を相手に、118対0のキルレシオを達成している。
スペックデータ
乗員 | 1名 |
全長 | 18.92m |
全高 | 5.08m |
翼幅 | 13.56m |
翼面積 | 78.04㎡ |
空虚重量 | 14,379kg |
運用時重量 | 25,107kg |
最大離陸重量 | 36,288kg |
エンジン | P&W F119-PW-100ターボファン×2基 |
エンジン推力 | 156kN(A/B使用時) |
最大速度 | M2.25(A/B使用時)/M1.82(超音速巡航)/M1.40(A/B使用時、海面高度) |
航続距離 | 2,775km |
実用上昇限度 | 15,240m |
上昇率 | 機密(非公表) |
戦闘行動半径 | 450nm(無給油) |
武装 | M61A2 20mm機関砲(弾数480発) AIM-120C「AMRAAM」AAM×6発(AIM-120Aの場合4発) AIM-9L/M「サイドワインダー」 ×2発 AIM-9X「サイドワインダー2000」×2発(JHMCS対応機の場合) GBU-32「JDAM」(1,000ポンドGPS/INS誘導爆弾)×2発 GBU-39「SDB」(285ポンドGPS/INS誘導爆弾)×8発 |
バリエーション
- YF-22:
ATF計画で開発された試作機。量産機とは主翼後退角等の細部が異なる。2機製造された。
エンジンは1号機ではジェネラル・エレクトリック社の「YF120-GE-100」を、2号機ではプラット&ホイットニー社の「YF119-PW-100」がそれぞれ搭載されており、選考の結果2号機が採用され基本型となる。
- F-22(F-22A,F/A-22):
基本型。総計187機が製造された。
「F-22A」は複座型であるF-22Bの開発を予定していた頃の名残であるが、現在でもF-22Aと表記される場合がある。
「F/A-22」は空対地攻撃能力の比重の増大を受けて2002年9月に攻撃機という意味のA(Attacker)が付け加えられた名称。しかし、2005年12月に初度作戦能力を得る際に再度名称をF-22(A)へと戻している。
- Block 1:
初期量産型。EMD試験機でもある1号機、及び2号機の2機が製造された。
現在は第43戦闘飛行隊(ティンダル空軍基地(フロリダ州))にて2号機と共にGF-22として使用中。
- Block 2:
EMD試験機。3号機の1機が製造された。
現在はアメリカ空軍博物館に展示されている。
- Block 10:
4号機から9号機(EMD試験機)、及び第1期量産準備試験機である10号機から11号機、第2期量産準備試験機である12号機から40号機までの37機が製造された。
- Block 20:
本格的な量産仕様。41号機から83号機まで43機製造。
- Block 30:
84号機から150号機が適用。
- Block 35:
現在の最新仕様。151号機から適応。
- Block 1:
- F-22B:
機種転換訓練などに用いられる複座型。
冷戦の終結に伴う軍備・予算縮小や開発費の高騰、シミュレータでの代用が可能となったために1996年に開発中止。
- F-22J-Ex:
海外(主に日本)への輸出仕様として構想された型。
連邦政府の海外輸出禁止政策に対処するため、性能・装備を原型よりダウングレードして生産することとしていた。
原案は、2006年2月にロッキード社がF-22の対日輸出に関してアメリカ空軍高官との協議を持った際に作成された。
- FB-22「ストライクラプター」:
ロッキード・マーティン社がアメリカ空軍に提案している戦闘爆撃機型。
- F-22N:
アメリカ海軍向けの艦上戦闘機型。
元々はNATF(Naval Advanced Tactical Fighter)計画として開発が進められたが、後にATFと計画を一本化した。
F-22と機体部品を共通させ、可変翼を有するとされた。
546機の受注が見込まれていたが、1991年に計画中止。
Photo:MASDF
【RAPTOR】(ラプター)
RPTOR
RPTOR(regulatory-associated protein of mTOR)は、ヒトではRPTOR遺伝子によってコードされるアダプタータンパク質である。RaptorやKIAA1303の名称でも知られる[5][6][7]。RPTOR遺伝子からは、1335アミノ酸長のタンパク質(アイソフォーム1)と1177アミノ酸(アイソフォーム2)をそれぞれコードする、2種類のmRNAが同定されている。
遺伝子と発現
ヒトのRPTOR遺伝子は17番染色体のバンド17q25.3に位置する[7]。
RPTORの発現パターンはmTORのものと類似しており、骨格筋、脳、腎臓、胎盤で最も高い[8]。細胞内では、RPTORは細胞質、リソソーム、そして細胞質の顆粒内に存在する。RPTORのリソソームへの標的化は、アミノ酸のアベイラビリティによって決定される。ストレス下の細胞では、RPTORはSPAG5と結合してストレス顆粒に蓄積し、リソソーム内の存在量が大きく低下する[9][10]。
機能
RPTOR遺伝子は、栄養素やインスリンレベルに応答して細胞成長を調節するシグナル伝達経路の一部を担う。RPTORは進化的に保存されたタンパク質であり、mTOR経路において複数の役割を持つ。アダプタータンパク質であり、mTORキナーゼと1:1で複合体を形成する。また、4E-BP1やリボソームタンパク質S6キナーゼ(S6K)とも結合する。RPTORはS6Kをアップレギュレーションし、mTORをダウンレギュレーションする。RPTORは細胞のサイズの維持とmTORタンパク質の発現に対する正の役割も持つ。mTORとRPTORの結合は栄養素の枯渇や、その他mTOR経路を抑制する条件下で安定化される[8]。RPTOR遺伝子には、異なるアイソフォームをコードする複数の転写バリアントが存在する[7]。
構造
RPTORは150 kDaのmTOR結合タンパク質であり、mTORC1と呼ばれる複合体の一部を構成する。この複合体には、mTOR、MLST8、RPTOR、AKT1S1/PRAS40、DEPTORが含まれる。mTORC1は、FKBP12-ラパマイシンと結合することで阻害される。mTORC1の活性は、MAPK経路によるRPTORのリン酸化によってアップレギュレーションされる[11][12]。MAPK8は浸透圧ストレスの際にSer696、Thr706、Ser863のリン酸化を引き起こす[13]。一方、栄養素の枯渇の際のAMPKによるリン酸化は、14-3-3のRPTORへの結合を促進し、mTORC1をダウンレギュレーションする[14]。
相互作用
- RPTORは4E-BP1[15]やRPS6KB1[6][15][16][17][18]と直接結合する。これらの結合はmTORへの結合いかんに関わらず生じる[15]。
- RPTORは低リン酸化または非リン酸化状態の4E-BP1と選択的に結合する。このことは、mTORによる4E-BP1に対するリン酸化の触媒に重要である[6][15][16][17][19][20][21][22]。
- RPTORはULK1と相互作用する。この相互作用は栄養素の存在に依存しており、飢餓時には低下する[23]。
- AMPKによってリン酸化されたRPTORは14-3-3タンパク質と相互作用し、その活性が阻害される[14]。
- RPTORはSPAG5と相互作用する。SPAG5はRPTORへの結合をめぐってmTORと競合し、mTORC1の形成の低下を引き起こす[10]。
- RPTORはG3BP1と相互作用する。酸化ストレスはRPTOR、G3BP1、SPAG5からなる複合体の形成を増加させる。
RPTORは次に挙げる因子とも相互作用する。
- FKBP1A[24][25]
- RHEB[26]
- mTOR[6][8][15][16][17][22][24][25][27][28][29][30][31][32][33][34][35][36][37][38]
臨床的意義
がんにおけるシグナル伝達
RPTORの臨床的意義は、主にmTOR経路との関係によるものである。mTOR経路はmRNAの翻訳、オートファジー、細胞成長に関与している。がん抑制遺伝子であるPTENの変異は、がんでみられる遺伝的欠陥の中でmTORシグナル伝達に影響が生じるものとして最もよく知られた例である。PTENの変異は、前立腺がん、乳がん、肺がん、膀胱がん、メラノーマ、子宮内膜がん、甲状腺がん、脳腫瘍、腎臓がんなど非常に広い範囲のがんで高頻度でみられる。PTENは、PtdIns(4,5)P2をPtdIns(3,4,5)P3(PIP3)へリン酸化する、クラスI PI3キナーゼの脂質キナーゼ活性を阻害する。PIP3はAKTやPDK1の膜へのドッキング部位となり、活性化されたPDK1はmTORC1とともに、mTOR経路を構成するS6Kをリン酸化し、タンパク質合成と細胞成長を促進する[39]。
mTOR経路は老化とも関係していることが知られている。線虫Caenorhabditis elegans、ショウジョウバエ、マウスでの研究では、mTORC1を阻害することで個体の寿命が大きく伸びることが示されている[40][41]。mTORC1はATG13をリン酸化し、ULK1キナーゼ複合体の形成を防ぐ。これによって、真核生物における主要な分解経路であるオートファジーが阻害される[42]。mTORC1はオートファジーを阻害して細胞成長を刺激するため、タンパク質や細胞構造の損傷の蓄積をもたらす場合がある。そのため、オートファジー過程の機能不全は、がんなどいくつかの疾患に寄与する[43]。
mTOR経路は多くのがんで重要である。がん細胞では、ストレス時のアポトーシスの抑制にSPAG5が必要である。SPAG5はRPTORをストレス顆粒へリクルートし、mTORC1との結合を阻害してmTORC1の高活性化によるアポトーシスを防ぐ。SPAG5は腫瘍で高頻度でアップレギュレーションされているため、mTORC1経路を介して腫瘍のアポトーシスに対する感受性を高める際の標的となる可能性がある[10]。
RPTORは下垂体腺腫で過剰発現しており、その発現は腫瘍のステージの進行とともに増大する。RPTORタンパク質の発現と腫瘍の成長や浸潤性には相関がみられるため、RPTORは下垂体腺腫の予測や予後のマーカーとして有用である可能性がある[44]。
創薬標的として
mTORは2種類の異なる複合体として存在する。mTORがRICTORと結合している際には、その複合体はmTORC2と呼ばれ、ラパマイシンに対する感受性を持たない。しかし、RPTORとの結合によってmTORC1が形成された際にはラパマイシンに対する感受性を持つ。ラパマイシンはヒトで免疫抑制効果を示すマクロライドであり、細胞内の受容体であるFKBP12に結合してmTORを阻害する。多くのがんでは、AKTシグナルの過剰な活性化によってmTORシグナルが増大しているため、ラパマイシンはPTENが不活性化されているがんに対しては抗がん作用を示すと考えられている。CCI-779、RAD001、AP23573などラパマイシンアナログを用いた臨床試験が多数進行中である。初期の報告では、腎細胞がん、乳がん、非小細胞性肺がんに対する有望性が示されている[39]。
出典
- ^ a b c GRCh38: Ensembl release 89: ENSG00000141564 - Ensembl, May 2017
- ^ a b c GRCm38: Ensembl release 89: ENSMUSG00000025583 - Ensembl, May 2017
- ^ Human PubMed Reference:
- ^ Mouse PubMed Reference:
- ^ “Prediction of the coding sequences of unidentified human genes. XVI. The complete sequences of 150 new cDNA clones from brain which code for large proteins in vitro”. DNA Res. 7 (1): 65–73. (Apr 2000). doi:10.1093/dnares/7.1.65. PMID 10718198.
- ^ a b c d “Raptor, a binding partner of target of rapamycin (TOR), mediates TOR action”. Cell 110 (2): 177–89. (Aug 2002). doi:10.1016/S0092-8674(02)00833-4. PMID 12150926.
- ^ a b c “Entrez Gene: KIAA1303 raptor”. 2022年1月9日閲覧。
- ^ a b c “mTOR interacts with raptor to form a nutrient-sensitive complex that signals to the cell growth machinery”. Cell 110 (2): 163–75. (2002). doi:10.1016/S0092-8674(02)00808-5. PMID 12150925.
- ^ “Ragulator-Rag complex targets mTORC1 to the lysosomal surface and is necessary for its activation by amino acids”. Cell 141 (2): 290–303. (2010). doi:10.1016/j.cell.2010.02.024. PMC 3024592. PMID 20381137 .
- ^ a b c “Inhibition of mTORC1 by astrin and stress granules prevents apoptosis in cancer cells”. Cell 154 (4): 859–74. (2013). doi:10.1016/j.cell.2013.07.031. PMID 23953116.
- ^ “Regulation of mTOR complex 1 (mTORC1) by raptor Ser863 and multisite phosphorylation”. J. Biol. Chem. 285 (1): 80–94. (2010). doi:10.1074/jbc.M109.029637. PMC 2804229. PMID 19864431 .
- ^ “Oncogenic MAPK signaling stimulates mTORC1 activity by promoting RSK-mediated raptor phosphorylation”. Curr. Biol. 18 (17): 1269–77. (2008). doi:10.1016/j.cub.2008.07.078. PMID 18722121.
- ^ “Osmotic stress regulates mammalian target of rapamycin (mTOR) complex 1 via c-Jun N-terminal Kinase (JNK)-mediated Raptor protein phosphorylation”. J. Biol. Chem. 287 (22): 18398–407. (2012). doi:10.1074/jbc.M111.326538. PMC 3365776. PMID 22493283 .
- ^ a b “AMPK phosphorylation of raptor mediates a metabolic checkpoint”. Mol. Cell 30 (2): 214–26. (2008). doi:10.1016/j.molcel.2008.03.003. PMC 2674027. PMID 18439900 .
- ^ a b c d e “Activation of mammalian target of rapamycin (mTOR) by insulin is associated with stimulation of 4EBP1 binding to dimeric mTOR complex 1”. J. Biol. Chem. 281 (34): 24293–303. (2006). doi:10.1074/jbc.M603566200. PMID 16798736.
- ^ a b c “PLD2 forms a functional complex with mTOR/raptor to transduce mitogenic signals”. Cell. Signal. 18 (12): 2283–91. (2006). doi:10.1016/j.cellsig.2006.05.021. PMID 16837165.
- ^ a b c “The mammalian target of rapamycin (mTOR) partner, raptor, binds the mTOR substrates p70 S6 kinase and 4E-BP1 through their TOR signaling (TOS) motif”. J. Biol. Chem. 278 (18): 15461–4. (2003). doi:10.1074/jbc.C200665200. PMID 12604610.
- ^ “Structure of S6 kinase 1 determines whether raptor-mTOR or rictor-mTOR phosphorylates its hydrophobic motif site”. J. Biol. Chem. 280 (20): 19445–8. (2005). doi:10.1074/jbc.C500125200. PMID 15809305.
- ^ “Different roles for the TOS and RAIP motifs of the translational regulator protein 4E-BP1 in the association with raptor and phosphorylation by mTOR in the regulation of cell size”. Genes Cells 11 (7): 757–66. (2006). doi:10.1111/j.1365-2443.2006.00977.x. PMID 16824195.
- ^ “Target of rapamycin (TOR)-signaling and RAIP motifs play distinct roles in the mammalian TOR-dependent phosphorylation of initiation factor 4E-binding protein 1”. J. Biol. Chem. 278 (42): 40717–22. (2003). doi:10.1074/jbc.M308573200. PMID 12912989.
- ^ “Distinct signaling events downstream of mTOR cooperate to mediate the effects of amino acids and insulin on initiation factor 4E-binding proteins”. Mol. Cell. Biol. 25 (7): 2558–72. (2005). doi:10.1128/MCB.25.7.2558-2572.2005. PMC 1061630. PMID 15767663 .
- ^ a b “TOS motif-mediated raptor binding regulates 4E-BP1 multisite phosphorylation and function”. Curr. Biol. 13 (10): 797–806. (2003). doi:10.1016/S0960-9822(03)00329-4. PMID 12747827.
- ^ “Nutrient-dependent mTORC1 association with the ULK1-Atg13-FIP200 complex required for autophagy”. Mol. Biol. Cell 20 (7): 1981–91. (2009). doi:10.1091/mbc.E08-12-1248. PMC 2663915. PMID 19211835 .
- ^ a b “Mammalian TOR complex 2 controls the actin cytoskeleton and is rapamycin insensitive”. Nat. Cell Biol. 6 (11): 1122–8. (2004). doi:10.1038/ncb1183. PMID 15467718.
- ^ a b “Rictor, a novel binding partner of mTOR, defines a rapamycin-insensitive and raptor-independent pathway that regulates the cytoskeleton”. Curr. Biol. 14 (14): 1296–302. (2004). doi:10.1016/j.cub.2004.06.054. PMID 15268862.
- ^ “Rheb binds and regulates the mTOR kinase”. Curr. Biol. 15 (8): 702–13. (2005). doi:10.1016/j.cub.2005.02.053. PMID 15854902.
- ^ “SIN1/MIP1 maintains rictor-mTOR complex integrity and regulates Akt phosphorylation and substrate specificity”. Cell 127 (1): 125–37. (2006). doi:10.1016/j.cell.2006.08.033. PMID 16962653.
- ^ “mSin1 is necessary for Akt/PKB phosphorylation, and its isoforms define three distinct mTORC2s”. Curr. Biol. 16 (18): 1865–70. (2006). doi:10.1016/j.cub.2006.08.001. PMID 16919458.
- ^ “Localization of Rheb to the endomembrane is critical for its signaling function”. Biochem. Biophys. Res. Commun. 344 (3): 869–80. (2006). doi:10.1016/j.bbrc.2006.03.220. PMID 16631613.
- ^ “Farnesylthiosalicylic acid inhibits mammalian target of rapamycin (mTOR) activity both in cells and in vitro by promoting dissociation of the mTOR-raptor complex”. Mol. Endocrinol. 19 (1): 175–83. (2005). doi:10.1210/me.2004-0305. PMID 15459249.
- ^ “Dissociation of raptor from mTOR is a mechanism of rapamycin-induced inhibition of mTOR function”. Genes Cells 9 (4): 359–66. (2004). doi:10.1111/j.1356-9597.2004.00727.x. PMID 15066126.
- ^ “Vinculin: a novel marker for quiescent and activated hepatic stellate cells in human and rat livers”. Virchows Arch. 443 (1): 78–86. (2003). doi:10.1007/s00428-003-0804-4. PMID 12719976.
- ^ “Two motifs in the translational repressor PHAS-I required for efficient phosphorylation by mammalian target of rapamycin and for recognition by raptor”. J. Biol. Chem. 278 (22): 19667–73. (2003). doi:10.1074/jbc.M301142200. PMID 12665511.
- ^ “The mammalian target of rapamycin (mTOR) pathway regulates mitochondrial oxygen consumption and oxidative capacity”. J. Biol. Chem. 281 (37): 27643–52. (2006). doi:10.1074/jbc.M603536200. PMID 16847060.
- ^ “Prolonged rapamycin treatment inhibits mTORC2 assembly and Akt/PKB”. Mol. Cell 22 (2): 159–68. (2006). doi:10.1016/j.molcel.2006.03.029. PMID 16603397.
- ^ “Nutrients suppress phosphatidylinositol 3-kinase/Akt signaling via raptor-dependent mTOR-mediated insulin receptor substrate 1 phosphorylation”. Mol. Cell. Biol. 26 (1): 63–76. (2006). doi:10.1128/MCB.26.1.63-76.2006. PMC 1317643. PMID 16354680 .
- ^ “Redox regulation of the nutrient-sensitive raptor-mTOR pathway and complex”. J. Biol. Chem. 280 (47): 39505–9. (2005). doi:10.1074/jbc.M506096200. PMID 16183647.
- ^ “Identification of Sin1 as an essential TORC2 component required for complex formation and kinase activity”. Genes Dev. 20 (20): 2820–32. (2006). doi:10.1101/gad.1461206. PMC 1619946. PMID 17043309 .
- ^ a b “Defining the role of mTOR in cancer”. Cancer Cell 12 (1): 9–22. (July 2007). doi:10.1016/j.ccr.2007.05.008. PMID 17613433.
- ^ “TOR signaling and rapamycin influence longevity by regulating SKN-1/Nrf and DAF-16/FoxO”. Cell Metab. 15 (5): 713–24. (May 2012). doi:10.1016/j.cmet.2012.04.007. PMC 3348514. PMID 22560223 .
- ^ “Rapamycin fed late in life extends lifespan in genetically heterogeneous mice”. Nature 460 (7253): 392–5. (July 2009). Bibcode: 2009Natur.460..392H. doi:10.1038/nature08221. PMC 2786175. PMID 19587680 .
- ^ “Molecules and their functions in autophagy”. Exp. Mol. Med. 44 (2): 73–80. (February 2012). doi:10.3858/emm.2012.44.2.029. PMC 3296815. PMID 22257882 .
- ^ “Autophagy and signaling: their role in cell survival and cell death”. Cell Death Differ. 12 Suppl 2: 1509–18. (November 2005). doi:10.1038/sj.cdd.4401751. PMID 16247498 .
- ^ “Expression of the mTOR pathway regulators in human pituitary adenomas indicates the clinical course”. Anticancer Res. 33 (8): 3123–31. (August 2013). PMID 23898069.
関連文献
- “mTOR interacts with raptor to form a nutrient-sensitive complex that signals to the cell growth machinery”. Cell 110 (2): 163–75. (2002). doi:10.1016/S0092-8674(02)00808-5. PMID 12150925.
- “The mammalian target of rapamycin (mTOR) partner, raptor, binds the mTOR substrates p70 S6 kinase and 4E-BP1 through their TOR signaling (TOS) motif”. J. Biol. Chem. 278 (18): 15461–4. (2003). doi:10.1074/jbc.C200665200. PMID 12604610.
- “GbetaL, a positive regulator of the rapamycin-sensitive pathway required for the nutrient-sensitive interaction between raptor and mTOR”. Mol. Cell 11 (4): 895–904. (2003). doi:10.1016/S1097-2765(03)00114-X. PMID 12718876.
- “Dissociation of raptor from mTOR is a mechanism of rapamycin-induced inhibition of mTOR function”. Genes Cells 9 (4): 359–66. (2004). doi:10.1111/j.1356-9597.2004.00727.x. PMID 15066126.
- “Rictor, a novel binding partner of mTOR, defines a rapamycin-insensitive and raptor-independent pathway that regulates the cytoskeleton”. Curr. Biol. 14 (14): 1296–302. (2004). doi:10.1016/j.cub.2004.06.054. PMID 15268862.
- “Large-scale characterization of HeLa cell nuclear phosphoproteins”. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 101 (33): 12130–5. (2004). Bibcode: 2004PNAS..10112130B. doi:10.1073/pnas.0404720101. PMC 514446. PMID 15302935 .
- “Mammalian TOR complex 2 controls the actin cytoskeleton and is rapamycin insensitive”. Nat. Cell Biol. 6 (11): 1122–8. (2004). doi:10.1038/ncb1183. PMID 15467718.
- “Phosphorylation and regulation of Akt/PKB by the rictor-mTOR complex”. Science 307 (5712): 1098–101. (2005). Bibcode: 2005Sci...307.1098S. doi:10.1126/science.1106148. PMID 15718470.
- “Rheb binds and regulates the mTOR kinase”. Curr. Biol. 15 (8): 702–13. (2005). doi:10.1016/j.cub.2005.02.053. PMID 15854902.
- “Redox regulation of the nutrient-sensitive raptor-mTOR pathway and complex”. J. Biol. Chem. 280 (47): 39505–9. (2005). doi:10.1074/jbc.M506096200. PMID 16183647.
- “Nutrients suppress phosphatidylinositol 3-kinase/Akt signaling via raptor-dependent mTOR-mediated insulin receptor substrate 1 phosphorylation”. Mol. Cell. Biol. 26 (1): 63–76. (2006). doi:10.1128/MCB.26.1.63-76.2006. PMC 1317643. PMID 16354680 .
- “Turnover of the active fraction of IRS1 involves raptor-mTOR- and S6K1-dependent serine phosphorylation in cell culture models of tuberous sclerosis”. Mol. Cell. Biol. 26 (17): 6425–34. (2006). doi:10.1128/MCB.01254-05. PMC 1592824. PMID 16914728 .
- “Human cytomegalovirus infection alters the substrate specificities and rapamycin sensitivities of raptor- and rictor-containing complexes”. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 103 (38): 14182–7. (2006). Bibcode: 2006PNAS..10314182K. doi:10.1073/pnas.0605825103. PMC 1599931. PMID 16959881 .
- “A probability-based approach for high-throughput protein phosphorylation analysis and site localization”. Nat. Biotechnol. 24 (10): 1285–92. (2006). doi:10.1038/nbt1240. PMID 16964243.
- “Global, in vivo, and site-specific phosphorylation dynamics in signaling networks”. Cell 127 (3): 635–48. (2006). doi:10.1016/j.cell.2006.09.026. PMID 17081983.
関連項目
- RICTOR
- mTORC1
RAPTOR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/07 22:56 UTC 版)
「Conker's Bad Fur Day」の記事における「RAPTOR」の解説
チーム戦。原始時代の人間と恐竜による食料調達戦。 原始人(緑チーム)と恐竜(赤チーム)に分かれて戦う。ステージは「TEMPLE」が使われる。両軍の戦闘能力が異なるため、参加人数の制限がチームによって大きく異なる。単純に敵チームを倒してもいいが、原始人チームは敵陣にある卵を自陣の巨大フライパンに落とすことで、恐竜チームは原始人を噛み付きで倒したときにそれを自陣の子供恐竜に与えることで、更なるスコアアップが可能。残り人数制の場合は、ストックが無くなった参加者から脱落していくが、それがプレイヤーが操作しているキャラクターだった場合は残っている自チームのコンピュータ操作キャラをランダムに引き継げる。
※この「RAPTOR」の解説は、「Conker's Bad Fur Day」の解説の一部です。
「RAPTOR」を含む「Conker's Bad Fur Day」の記事については、「Conker's Bad Fur Day」の概要を参照ください。
- Raptorのページへのリンク