6班(主要パーティー)
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「エム×ゼロ」の記事における「6班(主要パーティー)」の解説
九澄大賀(くずみ たいが) 来客者用ダミーMP(M:2)→M0(エムゼロ)プレート(M:10)→BM0(ブラックエムゼロ)プレート(10%)(M:93) プレートは魔法によりゴールドプレートのマークになっている。 本作の主人公。左利き(初期は右利きだった)。基本的に熱血漢で正義感が強い少年だが、向こう見ずな一面もあり、多少お調子者でもある。空手と喧嘩の達人である姉・胡玖葉に技の実験体にされていたため、桁外れの体力と戦闘力と空間把握能力を持つ。学業成績はいまいちなものの、頭の回転そのものは早く、素早い状況判断とハッタリを武器にすることに秀でている。 聖凪高校を受験するが、面接官の質問に小学生のような返答(世界征服)をしてしまい、不合格になった。この返答を同じ面接を受けていた柊愛花にその場で大爆笑され、これをきっかけに愛花に一目惚れした。この面接では事前に配られている入試案内にその質問で答えるべき答えが書かれており、魔法の資質がある生徒にだけそれが見えるようになっている。不合格になった理由は学校側の用意した答えと九澄の回答が異なるためであった。九澄の答えるべき答えは、それの書かれているページにサインが書かれていたため読むことができない状態にあった。九澄の回答はそのサインを読み上げたものであった(合格のカギは入試案内にあることは知っていた)。あらすじで述べたトラブルが原因で入学を許可され、紆余曲折を経てM0プレートを渡される。ちなみに、聖凪高校の入学試験の成績は最低のレベルではあったが、合格ラインには達していたようだ。元々の受験動機は、進学校といわれている聖凪高校に合格することで自分の学力をバカにする中学校の面々を見返すためであった。そのため、合格のために努力していたようだ。 入学前に柊父と起こしたトラブルが原因で、他の生徒達および音芽校長と柊魔法技術主任教員以外の教員からはゴールドプレートクラスの天才生徒だと思われている が、実際はストーリーを通して魔法をどの生徒よりも自由に使うことができない。入学当初は来客用ダミーMPを待たされており、魔法を一切使えなかった。M:10からM0プレートを与えられたものの、扱えるのは「M0」のみであった。M0はM0プレートでないと使えず、またM0プレートは魔法をインストールできない(M0プレートによってM0以外の魔法を使えない)ため、M0を使用することがばれることはすなわち自身の秘密が露見することである。また、M0はMポイントの消費が不安定であり、後述する九澄の通学目標を達成することにとって厄介である。以上のような危険もあり、魔法を使いたいという意向を音芽校長に聞き入れられ、M0をブラックプレートに加工した[BM0プレート]の使用を勧められる。ただし、使う魔法を一般生徒並みに自由に選択できるようになったわけではない。これらの事情を大多数の人間に知られてはならないため、持ち前の度胸と根性で危機また危機を乗り越えていく。GPを持っている理由を聞かれた場合に備えて、「昔自分の家が魔法特区の中にあり、修行をしていた」という答えを用意している。 元来の受験動機は進学校である聖凪高校の試験に合格するためであったが、あらすじに書かれた事件以降は愛花への想いを大切にするために愛花の通う聖凪高校に通っている。愛花には魔法で叶えたい夢があることを知っていから、通学目的を、愛花が夢を叶えられなかった時に代わりに自分が叶える為に真のゴールドプレートになることと決めた。九澄はその目標のため、校長の思惑もあって生徒会魔法執行部に入る事になる。後に、1年生全員(約200名)を取り締まる1学年担当責任者に任命され、2学期に入ると生徒会魔法執行部一学年分室を与えられる。分室を与えられたのは愛花が九澄の助手となることを希望したためであるが、愛花と九澄が2人きりになるのを危惧した柊父の暗躍によって、他の1年C組の生徒が頻繁に出入りするようになり、事実上1年C組の分室と化してしまった。 ゴールドプレートクラス扱いになっているため、様々なトラブルに巻き込まれがちである。例えば、魔法クラスマッチではこれを理由にVIP扱いされ、倒すとポイント3倍とされたために他クラスからは格好のターゲットとされていた。また、夏休み中はクラスメイト達の特訓(新しく覚えた魔法の実験台)に、わざわざ家にまで迎えに来て誘われているため渋々参加している。夏休み中盤以降、柊父の発案でM0の強化特訓をすることになる。その結果、M0の有効範囲の位置、体積、形状をある程度制御できるようになった。2学期に入り、3年執行部滑塚と対峙し、柊父の機転のおかげでM0、ひいては自分の秘密を守ることに成功する。文化祭では、魔法執行部の代表として愛花と共にイベントキングレースに参加することとなり、2人の刺客を倒し、文化祭は無事に終わりを告げた。最終話では九州の魔法高校尾輪哩高に留学した。 名前の由来は「退学済み」のアナグラム(サブタイトルより)。 柊愛花(ひいらぎ あいか) RI(レッドアイアン)プレート→WI(ホワイトアイアン)プレート(M:27)→RB(レッドブロンズ)プレート(M:94) ヒロイン。学校の魔法主任教師、柊賢二郎の娘。極度の笑い上戸なほか、単純な性格で人の言う事を信じ込みやすい少女。天然である。その性格のために入試の面接で九澄の答えを聞いて笑ってしまい、それ以来九澄の事が気になっていた。校内では三国久美・乾深千夜と行動を共にすることが多い。ちなみに、恋愛スキルは限り無く0に近い。また、愛花自身は気づいていない、もしくはそう自分に嘘をついているようだが、自身も九澄に対して恋心を寄せるようになってきており、徐々に両想いになっているようである。 母親がいないため家事の一切を任され、料理の腕は中々のもの。九澄を始めとして実は多くの男子生徒から想いを寄せられているが、父を恐れて誰からも告白されていない。幼い頃に亡くなった母に会うという願いを叶える為にゴールドプレートクラスになろうとしている。 得意魔法は物に視覚的な変化を加える魔法と「声震砲(ボイスワープ)」。声震砲は強力だがMP消費が大きく、1年生には不釣り合いな魔法であるが、父が護身用にと入学当初から覚えさせた。 魔法クラスマッチではS・C(スパイ)。 夏休み中盤、父に付き添いで布敷島に旅行をかねて滞在し、帰宅する直前、九澄に頼み、執行部の九澄の補佐になる(形式上はボランティア)。文化祭では、九澄と共に魔法執行部の代表としてイベントキングレースに参加する。 将棋が強く、アマチュア初段の腕前である大門との対決では一手先行で勝ち切り、アマ三段である刺客との対決では「こんな所でモタモタしていられない」と隙も与えず圧勝。少なくともアマチュア三段以上の実力があるものと考えられる。 魔法試験2ndでは、愛花、三国、乾の3人の合体魔法を使い見事クリアー、その後正式な魔法執行部の一員となる。 伊勢カオル(いせ かおる) RIプレート→C(クロム)プレート(M:27)→RBプレート(M:88) 男子生徒。おとめ座、AB型。 女子生徒が大好きで、ほとんどの1年生の女子生徒に偶然を装った悪意見え見えのセクハラをしており、女子からは忌み嫌われている(本人は“美の探究者”と言って欲しいらしい)。九澄とは一応仲が良く、ピンチの時に助ける事もある。また、九澄が愛花を好きな事に気付き、久美と一緒になって2人を進展させようと企む。 得意魔法は「30秒間の磁引力(ハーフミニッツマグネティズム)」などの磁力に関する魔法(詳細は物体磁石化魔法の項)。実は努力家で、週に2日は自主的な朝練をしている。そのため、当初は九澄と愛花を利用することで自己をカバーしようとしていたものの着実に成長しており、クラスマッチ代表にもG・C(ガード)として選抜されている。兄・聡史とは昔は仲が良かったが、兄に対して劣等感を持ち始めてから関係がギクシャクしている。 魔法試験では、初回いきなりトラップにかかりアウトとなるが、九澄と遭遇し最後は九澄からの助言のおかげでクリアーとなった。 三国久美(みくに くみ) RIプレート→WIプレート(M:27) 女子生徒。さそり座、B型。魔法格闘部所属。愛花、深千夜とは小中と同じ女子学園であり親友同士。長身・ロングヘアー・抜群のスタイルと、ややぶっきらぼうな言葉使いが特徴。口より手が早い武闘派。観察力に優れ、クラスマッチの桜庭戦などでそれを発揮している。九澄の愛花への想いに気付いており、それをネタに愛花をよくからかっている。 6歳時に、潰れたカタツムリが顔についたことがトラウマとなって、かなりのカタツムリ恐怖症。 兄の影響で空手道場に通っていたことがある。そのため、女子としてはズバ抜けた体力と攻撃力の持ち主で、並みの男子では太刀打ちする事が出来ない。筋肉がつくのが悩みの種で鍛えるのを止めていたが、聖凪高では魔法で戦う事が出来るため、格闘熱が再燃している。 得意魔法は物を巨大化させる魔法。 魔法クラスマッチではA・C。主に愛花、深千夜と共に行動。持ち前の戦闘力を活かしポイントゲッターとして活躍した。 夏休み中盤、愛花、深千夜と共に布敷島に旅行として滞在する。 魔法試験2ndでは、愛花、三国、乾の3人の合体魔法で見事クリアーとなった。 1年美乳特選隊の1人。 ちなみに、名前を逆読みしても「三国久美」となる。 乾深千夜(いぬい みちよ) RIプレート→WIプレート(M:27) 女子生徒。うお座、O型。魔法手芸部所属。愛称は「ミッチョン」。 愛花、久美とは親友同士。オカルトやゴシックファッションが好みで、その手のグッズやキモカワ系のおもちゃを蒐集するのが趣味。小柄で黒髪ツインテール、少しタレ気味の目に泣きボクロという特徴のある外見を持つ。普段は無口でミステリアス(1話では愛花と頻繁によくしゃべり、明るい感じの少女として描かれていたが、中盤になるにつれそのような性格になっていく)。実は凄腕のゲーマーで、大会での優勝歴がある。愛花にオヤジギャグを聞かせ笑わせるのが好きらしい。そのためか門庭先生にオヤジギャグに関する取材をする場面も見られ、「親父魂」の後継者として期待されているらしい。 得意魔法はぬいぐるみを利用した物体操作系「一髪操作(ワンヘアーマペット)」。対象の髪の毛1本につき1操作(アクション)の操作が可能。 魔法クラスマッチではS・C。主に愛花、久美と共に行動。 夏休み中盤、愛花・久美と共に布敷島に旅行として滞在する。 魔法試験2ndでは愛花、三国、乾の3人の合体魔法で見事クリアーとなった。
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6班
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 03:36 UTC 版)
郷ノ川家に宿泊。 風置 今日介(かざおき きょうすけ) 常にマスクを着用している。根暗な性格で口には出さないがかなりの毒舌。6班のメンバーにはいじめられていたこともあって学校にはあまり行っておらず、農村体験もサボるつもりだったが、高取からの連絡を受けた父親に強引に参加させられる。そのこともあって農村体験を楽しみにしていたクラスの他のメンバーとは違い、憂鬱そうにしていた。 4人と共にひいな様のいる蔵に近づき死体を見た4人と共にお寺で火事に見せかけ殺されそうになるも間一髪のところで脱出する。その後は野々宮と長壁と行動を共にする。星を見て方角を判断するなど、天文に関する知識を持っている。村人に裏切られた経験から村人に対する警戒心が異常であり、宵子に対しても信用ならないと言って、石上と喧嘩になっている。 若林 陸(わかばやし りく) 風置曰く、「パイナップルの擬人化」。120体目で風置を脅して(時には暴力を振るって)金を巻き上げるいじめを行っていたことが語られた。 死体を見たため和尚の手により他の3人と共に焼殺される。 後藤 星花(ごとう せいか) 風置曰く、「メイクも胸も盛りすぎ」。120体目で若林が風置を脅して金を巻き上げる様子を笑って見ていたことが語られた。 死体を見たため和尚の手により他の3人と共に焼殺される。 二井見 現(にいみ りあ) 風置曰く、「カラコンでかすぎ」。120体目で若林が風置を脅して金を巻き上げる様子を笑って見ていたことが語られた。 死体を見たため和尚の手により他の3人と共に焼殺される。 栗栖 シンゴ(くりす シンゴ) 風置曰く、「典型的ス○オ体質」。120体目で若林が風置を脅して金を巻き上げる様子を笑って見ていたことが語られたほか、風置の回想では若林を口車に乗せて彼から金を巻き上げるよう進言していた描写がある。 他の3人とは馬が合わないからと農村体験が終わった後風置に友達になろうと言い、火事の中逃げようとする風置に友達だから助けてと言うも彼からは日頃の行いもあって友達じゃないと言われて見捨てられ、そのまま他の3人と同じように焼死する。
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