6浴式現像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:55 UTC 版)
E-6現像における6浴処理は下記の工程をもつ。下記はコダックの指定する処方である。 第一現像: 6分間、100.0 °F (37.8 °C) - 現像液 DA-1(潜像を含むハロゲン化銀粒子を還元し、銀による銀像を露にする) 第一水洗: 2分間、100.0 °F (37.8 °C) - 水(現像液を除去し現像を停止させる) 反転浴: 2分間、96 °F (36 °C) - 103 °F (39 °C) - 反転液 RA-1(発色させるための準備) 発色現像: 6分間、96 °F (36 °C) - 103 °F (39 °C) - 発色現像液 CD-3(イエロー・マゼンタ・シアンの発現) プレ漂白: 2分間、90 °F (32 °C) - 103 °F (39 °C) - 調整液 CA-2(漂白の準備) 漂白: 6分間、92 °F (33 °C) - 103 °F (39 °C) - 漂白液 E-6AR(金属銀をハロゲン化しハロゲン化銀は定着後に除去される) 定着: 4分間、92 °F (33 °C) - 103 °F (39 °C) - 定着液 E-6AR(ハロゲン化銀をすべて水溶性銀に転換する) 最終水洗: 4分間、92 °F (33 °C) - 103 °F (39 °C) - 水(残留化学物質を除去) 最終洗浄: 1分間、80 °F (27 °C) - 103 °F (39 °C) - 洗浄液 E-6AR(湿潤剤で水分を減少させる) 乾燥: ハウスダストのない環境で行うこと
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