6点点字
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「イヌクティトゥット語」の記事における「6点点字」の解説
詳細は「:en:Inuktitut Braille」を参照 2012年、コモンウェルス点字録音図書協同組合 Commonwealth Braille and Talking Book Cooperative の点字研究開発主任タマラ・キアニーは、イヌクティトゥット語の音節の点字コードを開発した。このコードは音節の向きの表示に基づいており、イヌクティトゥット語点字変換テーブルを備えたLiblouis点訳・文字訳システムを使用すると、Unicode UTF-8およびUTF-16からの機械翻訳を実行できる。 これまでにイヌクティトゥット点字に訳された最初の書籍は絵本 "ᐃᓕᐊᕐᔪᒃᓇᓄᕐᓗ"(仮題『孤児とホッキョクグマ』)であり、ベイカーレークのヌナブト準州図書館に納本されている。
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6点点字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 05:18 UTC 版)
ブライユが王立盲学校に在学していたころ、バルビエが夜間の伝言で用いるソノグラフィ(フランス語版)(夜間文字、暗やみの字)と呼ばれる12点式の暗号を考案し、普及しようとしていた。バルビエは、ソノグラフィを視覚障害者に有益と考え王立盲学校を訪問していたが、当時の校長は採用しなかった。その後、校長が変わって1821年、盲学校で試験的に12点点字を使用することが決まる。 それ以前、視覚障害者のための印刷は、図画盤というざらざらした板に紙を乗せ、先のとがった物で左右が逆の文字を書いていたが、この方式は視覚障害者自身が上手に書くことは非常に難しかった。 ブライユは、アルファベットを表すためには6点あれば十分で、その方が遙かに読みやすいと考え、これを改良して横2×縦3の現在の6点式の点字を考案した。その後、楽譜や数式の書き方も定め、これが世界中で使われる点字となった。
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