1951年 - 2000年までとは? わかりやすく解説

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1951年 - 2000年まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 21:34 UTC 版)

火山噴火の歴史」の記事における「1951年 - 2000年まで」の解説

発生火山概要 45. 1951年 - ラミントン山 - 火砕流により死者2,942名。 46. 1952年 - ベヨネース列岩 - 昭和27年9月24日明神礁海底噴火により海上保安庁観測船第5海洋丸が遭難乗員31全員殉職。 47. 1954年 - ムラピ山 - 1月死者64名、家屋損壊144戸、牛59頭の被害。 48. 1955年 - 桜島 - 昭和30年10月13日から17日までに8回の爆発噴火死者1名・負傷者7名または9名の人的被害および農作物被害。これ以降2001年現在に至るまで断続的に爆発が続く。 49. 1957年 - 三原山 - 昭和32年10月13日噴火により火口付近観光客1名死亡重軽傷53名。 50. 1958年 - 中岳 - 昭和33年6月24日噴石により死者12名、負傷者28名、建造物被害。 51. 同年 - 大雪山 - 昭和33年7月26日御鉢有毒温泉付近火山性ガスにより登山者2名死亡。 52. 1961年 - ムラピ山 - 5月死者6名、家屋損壊104戸、牛19頭の被害。 53. 同年 - 大雪山 - 昭和36年6月18日御鉢火口底で火山性ガスにより登山者2名死亡。 54. 同年 - 浅間山 - 昭和36年8月18日噴石により行方不明者1名、耕地被害。 55. 1962年 - 焼岳 - 昭和37年6月17日水蒸気爆発による噴石により火口付近の山小屋負傷者2名。 56. 同年 - 十勝岳 - 昭和37年6月29日噴火噴煙12,000メートル上昇降灰知床半島千島列島達する。大正火口付近にあった硫黄採掘現場宿舎作業員5名が死亡負傷者11名。大正火口採掘その後中止されるVEIは3。 57. 1963年 - アグン山 - 火砕流などにより死者1,148名。 58. 1964年 - 桜島 - 昭和39年2月3日爆発噴石により下山途中高校生被災し重軽傷7名。 59. 1965年 - タール山 - ベースサージにより死者150名。 60. 1966年 - 口永良部島 - 昭和41年11月22日爆発噴石により負傷者3名、牛被害1頭。 61. 1969年 - ムラピ山 - 1月噴火土石流により死者6名、家屋損壊322戸、農地245haの被害。 62. 1973年 - 桜島 - 昭和48年6月1日爆発最大でこぶし大の噴石により車100台に被害負傷者1名。 63. 同年 - 爺爺岳 - 昭和48年7月14日から28日にかけてマグマ水蒸気噴火ストロンボリ式噴火、サブプリニー式)。VEIは4。根室市でも降灰観測。 64. 1974年 - 桜島 - 昭和49年6月17日8月9日合計死者8名。 65. 同年 - 新潟焼山 - 昭和49年7月28日噴石により山頂付近登山者3名死亡。 66. 1975年 - トルバチク山 - トルバチクの大噴火1年以上継続植物は400km2に渡って全滅噴出物は2kmに飛散火山性ガス流速音速超え火山灰堆積深は7mに達している。 67. 1977年 - 有珠山 - 昭和52年8月7日9時12分より山頂カルデラ、小有珠斜面からのプリニー式の軽石噴火始まり降下火砕物により住宅被害196棟、死者2名。VEIは3。 68. 1978年 - 桜島 - 昭和53年7月29日から8月1日にかけて爆発火山礫による負傷者3名、自動車家屋窓ガラス破損鹿児島県鹿児島市吉野町停電家屋2,500戸の被害発生。 69. 同年 - 有珠山 - 昭和53年10月24日前日から続く降雨により山周辺ほぼ全域発生した土石流により死者2名、行方不明者1名、軽傷2名、家屋被害196棟。 70. 1979年 - 阿蘇山 - 昭和54年6月13日15時10分に噴煙高度1,500 - 2,000mの噴火同年9月6日にも爆発的噴火起こし噴石により死者3名、重軽傷11名、火口東駅舎被害12月中旬まで活発な活動続いた。 71. 1980年 - セントヘレズ山 - 昭和55年5月18日8時32分(PDT) の山体崩壊により岩屑雪崩爆風発生岩屑雪崩末端山頂から28キロメートル地点まで達し噴煙上空18,000メートル達した火砕流などにより死者57人。 山の標高1日300メートル以上低くなり、広島型原爆2万7000個分に相当するエネルギー放出された。 爆風速度時速480km、約840km2の範囲広がり発生した火砕流土砂12億m3、時速80 - 130km、摂氏700度以上と見積もられている。 詳細は「1980年のセント・ヘレンズ山噴火」を参照 72. 1981年 - 阿頼度山 - VEI4に達す大噴火観測。 73. 1982年 - エルチチョン山 - 火砕流などにより死者1,879名。 74. 1983年 - キラウエア火山 - 1月から始まった噴火による玄武岩質マグマ時速16kmもの速さ斜面流下した。このような流れやすいマグマは稀で、火口における溶岩温度摂氏1,100度と見積もられている。 75. 同年 - 三宅島 - 昭和58年10月3日14時からの群発地震に続き15時15分から二男山付近で割れ目噴火開始17時過ぎには約3kmに及ぶ溶岩噴泉経て20以降少数火口からストロンボリ式噴火最終的に割れ目総延長4.5km、火口数は90所以上に達し火山灰住宅農地山林降り積もり被害与えたVEIは3。 76. 1985年 - 桜島 - 昭和60年7月21日降灰による踏切遮断機誤作動により普通列車乗用車衝突事故負傷者1名。 77. 同年 - ネバドデルルイス火山 - 11月13日中規模軽石噴火による高温噴出物山体斜面万年雪融解土石流となって東麓50キロメートル流下、麓のアルメロ町および近隣町に直撃し死者23,000名以上、負傷者5,485名、崩壊家屋5,680戸、被害者総数17万人。 78. 1986年 - 三原山 - 昭和61年7月より始まった火山性微動観測前兆現象考えられている。11月15日17時25分頃、中央縦穴火口南壁から噴火開始噴煙高度は3,000mに達した11月15日から19日までの噴出物量は約2,930トン11月21日噴出物量は2,900トン。 この想定外大噴火により、噴火活動開始直後観光客増加見込み大歓迎していた島民らは混乱し全島民約11,000人の島外避難が行われることになったVEIは3。 79. 同年 - 桜島 - 11月23日直径2m、約5tの噴石ホテル直撃重軽傷6名。付近飼料乾燥室全焼。 80. 1989年 - 手石海丘 - 平成元年7月13日静岡県伊東市の手海丘海底噴火海底直径200m火口有する高さ約10mの海底火山形成マグマ噴出量は 0.00004 DREkm3、VEIは1。 81. 1990年 - 雲仙岳 - 溶岩ドーム生成崩壊による火砕流繰り返し発生し最盛期には火砕流下約6,000回を数え1995年2月噴火収束1990年平成3年5月26日火砕流負傷者1名。 82. 同年 - キラウエア火山 - この年と翌1991年の噴火による溶岩流近在カラパナ壊滅建造物被害100戸。 83. 同年 - ケルート山 - 30名以上死亡負傷者数百名。 84. 1991年 - 雲仙岳 - 平成3年6月3日火砕流などにより報道関係者を中心に遭難死者43名・行方不明者3名・負傷者9名、建造物被害179棟。6月8日には3日上回る大火砕流が発生し水無川沿いに約5.5km流下9月15日火砕流では南島原市立大野木場小学校焼失平成新山形成2014年の御嶽山噴火発生するまでは戦後最大人的被害。 85. 同年 - ピナトゥボ山 - 6月12日火山噴出物堆積による建造物倒壊死者800人。噴火の影響によりアメリカ軍クラーク空軍基地使用不能となり撤退6月15日1342分に発生した最大噴火20世紀最大級とされており、噴煙柱最大高度は成層圏である40kmに達し火砕流は18km流下火砕流堆積物総量48ないし71億m3と推定噴火直後温度摂氏700度、堆積100m超えたため山腹樹木生物全滅させた。 86. 1993年 - 雲仙岳 - 平成5年6月23日より翌24日にかけて火砕流により死者1名、多数家屋焼失。 87. 1994年 - ムラピ山 - 60人以死亡森林焼失700ha、約6,000人が避難。 88. 同年 - タブルブル山ブルカン火山英語版) - 同時噴火によりラバウル市が壊滅的被害直前噴火予測により全住民避難死者5名。 89. 1995年 - 焼岳 - 平成7年2月11日南東山麓工事現場熱水性の水蒸気爆発発生作業員4名死亡。 90. 同年 - パーカー山(英語版) - 噴火口崩壊により少なくとも死者70名、行方不明者30名。 91. 1997年 - モントセラト島 - 降灰により臨時首都ブレイズ壊滅状態となり、火砕流により20名が死亡または行方不明。 92. 1998年 - 硫黄岳 - 水蒸気爆発思われる火山性地震観測したほか、現地調査にて火山灰放出東中腹での降灰確認。 93. 同年 - エトナ火山 - 4カ所の火口から同時噴火溶岩噴泉噴煙続いた。 94. 1999年 - カメルーン山 - 標高1400mの中腹より、大量溶岩噴出する割れ目噴火発生溶岩流によって、プランテーション大きな被害受けた。。 95. 2000年 - 有珠山 - マグマ水蒸気爆発による噴煙上空3,500m達し噴出量は2.2×108kg。噴火事前に予知し住民10,000人を避難させることに成功VEIは2。 96. 同年 - 三宅島 - 8月18日14時最大マグマ水蒸気爆発発生噴煙上空15,000mまで達し中腹村営牧場地区火山岩塊火山弾により牛15頭の被害岩脈貫入海底噴火カルデラ火山灰低温火砕流火山ガスの放出同時発生した有史では前例のない種類活動2000年6月から9月にかけての3回噴火により群発地震およびM6.4の地震発生、1名死亡VEIは3、9月12日計測され噴火口からの二酸化硫黄排出平均42トン/日となっており、世界で類を見ない

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