1951年から1969年まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 03:00 UTC 版)
「リビアの国旗」の記事における「1951年から1969年まで」の解説
リビアは第二次世界大戦でのイタリア敗戦により植民地支配から解放されたが、戦後はイギリス(トリポリタニアおよびキレナイカ)、フランス(フェザーン)に分割され国連信託統治領となった。1951年にこれら3地域がリビア連合王国を形成すると、近代リビア初の国旗が制定された。この国旗は赤・黒・緑の水平三色旗に、中央には白い三日月と星を配したものであった。中央の黒は、赤と緑の二倍の幅があった。この旗は19世紀以降この地を拠点としたイスラム教のサヌーシー教団を率いるサヌーシー家 (Senussi) の旗(黒地に三日月と星)を基にしたものである。 この旧国旗はカダフィ体制の成立後も、リビアの王制支持派や海外のリビア人による抵抗運動に使われた。2011年に成立した反カダフィ派の暫定政権・リビア国民評議会も国旗にこの旗を選んでいる。
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