機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (あ行-さ行) サ行

機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (あ行-さ行)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 03:42 UTC 版)

サ行

サグレド

声 - 古川登志夫 / 徳丸完(劇場版II) / 西前忠久(特別版)

ランバ・ラル隊の一員で、ソドンの町で食事を取る時に歩哨に立っていた。アムロを探していたフラウをラルの元へ連行するが、ラルから彼女を放免するように言われたため、止む無く従う。

名前の呼称にサグレ、ザグレドなど揺れが見られるが、アフレコ台本を収録した機動戦士ガンダム台本全記録(日本サンライズ、1980)では該当人物は「サグレド」と記述されている。

ジーン

声 - 曽我部和行 / 若本紀昭(劇場版I) / 森田順平(特別版)

デニム率いる偵察部隊の一員。階級は伍長とされる[23]。1話ではザクサイド7へ侵入。地球連邦軍のV作戦によって製作されたモビルスーツ(MS)の部品を目の前に戦功を焦り、偵察任務を放棄し攻撃を仕掛ける。そしてアムロが偶然乗り込んだガンダムと対峙。史上初の「MS同士の戦い」[24]を繰り広げるも、頭部の動力パイプを掴まれ引きちぎられる。その後デニムの指示でスレンダーのいるスペースコロニー出入口まで逃げようとするが、ガンダムのビームサーベルで背後から機体を真っ二つに切断され戦死。彼のザクはコロニーの壁に穴をあけるほどの大爆発を起こすが、後にメインカメラの映像記録が回収されている[25]

ゲーム『ギレンの野望』では、能力値はジオン軍の中でも最低クラスである。彼の独断専行は、ジオン軍全体の「実力・実績主義」「個々の戦闘力(モビルスーツの性能も含めて)は優秀だが、統率が悪くチームプレイが弱い」象徴として引き合いに出されることもある。

小説版では階級が上がり少尉となっている。アニメ版と違い功を焦ってコロニー内での戦闘を始めたのが上司のデニムとなっており、彼もやむなく攻撃参加せざるをえなくなる。その後ガンダムとの戦闘で正面からザクを袈裟斬りにされて戦死。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の公式設定本の書き下ろしエピソードでは、威勢はいいもののシャアのような強者の前では借りてきた猫になるといった性格の弱さを露呈している。階級は兵長より。

ジェイキュー

J.Q.

声 - 古川登志夫 / 二又一成(劇場版I) / 服巻浩司(特別版)

ジオン公国軍の兵士でザクのパイロット。ジェイスキュー、ジェインスキューとも。5話にて、シャア率いる部隊の一員として、地球への大気圏突入をする間際のホワイトベースに攻撃を仕掛ける。ガンダムがバズーカの弾丸切れを起こした隙に接近。ザクマシンガンの台尻で打撃を加えようと襲い掛かった際に、至近距離からガンダムのバルカン砲で撃たれた。ジェイキューはシャアへ助けを乞うも、ザクが爆発して戦死した。

ジオン・ズム・ダイクン

Zeon Zum Deikun

声 - 長克巳(ゲーム『SDガンダム GGENERATION SPIRITS』) / 津田英三THE ORIGIIN

ジオニズムとニュータイプ論の提唱者であり、サイド3の独立運動の指導者。主要登場人物であるシャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)、セイラ・マス(アルテイシア・ソム・ダイクン)の実父。 TVアニメ版38話の回想シーンに登場。『劇場版 機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編』では、より詳しく描き直されている。

スペースコロニーへの宇宙移民が始まって半世紀以上が経ち、地球にとどまる特権を持つ人々いわゆるアースノイドスペースノイドと呼ばれる宇宙移民の間で対立が深まる中でコントリズムを提唱、実践。地球からの自治権獲得を訴えて多くのスペースノイドから大きな支持を得た。また彼の提唱した宇宙に住む民(スペースノイド)が己の眠れる力を宇宙という環境の中で目覚めさせることで人は革新に至り、宇宙という広大無辺な時空を生活の場としようと欲した時、人は時空をのり超える力を自らが持たなければ生きられない。すなわち新人類『ニュータイプ』が生まれる」と予言した。

やがて、サイド3ジオン共和国として独立を宣言し、首相となる。彼の功績を記念し、ジオン共和国の首都は彼の名をとってズム・シティと命名された。しかし、宇宙世紀0068年にダイクンが“急死”すると、ジオン共和国はデギンを筆頭としたザビ家の独裁国家ジオン公国として台頭していくのだった。

遺されたダイクンの子供はザビ家の台頭により居場所を失ったためマス家の養子となりエドワゥ・マスセイラ・マスと名を改め、数奇な運命を辿ることになる。

アニメーション劇中では人物像や生前の活躍についてほとんど描かれておらず(セリフもなし)、聖者のように描かれる程度であり、“急死”の真相についてもザビ家の陰謀論が可能性として挙がるにとどまったが、展覧会『富野由悠季の世界』において「ザビ家が暗殺した」と解説されている[26]。また、富野が後年にアニメ『ファースト・ガンダム』そのもののダイジェスト版として著した[27]小説『密会〜アムロとララァ』では、デギンがダイクンを殺害したことが明言されている。これらに加え、劇場アニメ機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、実子キャスバルが演説の中で「父ジオンはザビ家に暗殺された」と述べている。

アニメーション版とは展開が異なる小説版『機動戦士ガンダムIII』[28]ではギレンの回想で触れられており、小説版としてのジオニズムとニュータイプ論の骨子となる演説も記載されている。ギレン・ザビからは「若き革新家」「二枚目であって情熱家。若い女性に一目ぼれさせる」と評され、一時はギレンも政治的・資金的な支援者として活躍したデギンを含めて心から尊敬したとされる。しかし、その後ギレンとデギンはジオンについて「アジテーターでしかない」と気づいてしまい、政治的に理想を実現させる人物ではなかったと見做される。宇宙世紀0065年にはダイクン派の二十万人が粛清され、ジオンもそれを認めざるを得なくなるなど政治力は衰え、その数年後に死亡したとされる[29]。死の真相については、小説版ではギレンに「ジオン・ダイクンの死は当たり前のものではなかったのではないか」と語られている[30]

安彦良和が手掛けた漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、軍拡路線を肯定するタカ派であり、非戦派のデギンと対照的な存在として描写されている。また自身をゴルゴダの丘で磔にされるイエス・キリストに例えるなど、狂的な自己愛を露わにしたカリスマという解釈で描かれている。首相以前はムンゾ大学の教授であったとし、学部長デギンらの配慮で大学内の時計塔内で愛人アストライアに第一子キャスバルを産ませるが、このときすでに息子の誕生を聖誕として演出しようとする自己陶酔者ぶりが窺える。『THE ORIGIN』での死因については、妻アストライアの回想によれば死去前夜のダイクンは極度に心身を疲弊していたとされ、側近のジンバによれば「ダイクンは「トリカブトと東洋の毒キノコを調合したモノを飲まされた」と主張していた。しかしインタビューで著者の安彦良和は「ダイクンはただ死んだのであってそれに対し陰謀説が一人歩きした」と語っている[31]

ジッタル

声 - 二又一成

29話に声と名前のみ登場したジオン公国軍人。ズゴックに搭乗し、シャアと共に地球連邦軍の本部ジャブロー総攻撃に参加する。対空砲火を何とか潜り抜け着水したところへ、シャアの避けた魚雷が直撃。戦死した。

シムス・アル・バハロフ

声 - 松沢和子

ニュータイプ用兵器開発部隊に所属するジオン公国軍の女性技術士官でブラウ・ブロの開発者。階級は中尉。航行テスト中に故障していたところを警戒飛行していたGアーマーに発見されたため、やむなく戦闘に入る。ボルトアウトしたガンダムのビームライフルでブラウ・ブロの左部分を撃破され、分離機構を持つ中央・右部分のみで辛くも離脱に成功する。その後、木星帰りのニュータイプ、シャリア・ブルをメイン・パイロットに迎え、自らは戦闘データ記録のオブザーバーとしてガンダムに雪辱戦を挑む。だがブラウ・ブロを撃墜され、今度は脱出する間もなく戦死した。

結い上げた髪に眼鏡が特徴的。出撃前にシャアとララァに会見し、フラナガン機関の秘蔵っ子と名高いララァに驚きつつも、彼女の普段着姿に難色を示して軍服の用意は無いのかとシャアに問いただしている[32]

ゲーム『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』のイベント「0079ペッシェ・モンターニュ 〜序章 命、めぐりあいI〜」では、技術開発部からの支援要請としてグラナダを訪れ、フラナガン機関からニュータイプの素養ありと判断されたアシュレイ・ホーン大尉を「ビショップ計画」のテスト・パイロットとしてスカウトしようと説得する。その場では断られるものの、のちにアシュレイは計画に参加、その最中にシムスの戦死を知らされる。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、技術士官ではなく自らブラウ・ブロを駆るニュータイプ部隊長として登場。ア・バオア・クー防衛戦に参加し、ララァと張り合おうとするなとシャアにたしなめられる。セイラ・マスのジム重装甲型と交戦し、大破させるも相撃ちとなり戦死した。なお、初出時は髪型がおかっぱ頭になるなど容姿はやや若く描かれたが、のちに元のデザインに戻っている。

ジョイス

34話に名前のみ登場。コンスコン隊に所属するリック・ドムのパイロット。サイド6を出港するホワイトベースへ攻撃を仕掛けるが、厚い弾幕の前に機体を直撃されて戦死。

ジンバ・ラル

声 - 滝雅也 / 茶風林THE ORIGIIN

ランバ・ラルの父であり、シャアとセイラの回想シーンにのみ登場する。ジオン共和国の創始者ジオン・ズム・ダイクンの側近。ダイクンの死後、政権を簒奪したデギンによってジオン公国が成立すると、その迫害を避けるためダイクンの遺児であるキャスバル(シャア)、アルテイシア(セイラ)とともに地球に逃れ、その保護者となった。彼は、ダイクンの死をデギンの陰謀による暗殺であると主張し続けてきた。また、キャスバルとアルテイシアに、ジオン・ダイクンの説いたニュータイプの思想について説明をしているセリフもある。劇中の回想シーンでは、好々爺然としたスマートで白髭を蓄えた老人として夫人とともに二人の遊び相手をしており、アルテイシアは親しみをこめて「爺や」と呼んでいる。

一方小説版ではザビ家への復讐を執拗に説くためアルテイシアから嫌われており、最終的に「子の不幸を親が望むでしょうか」とまで言われている。調査したランバ・ラルによると、一年戦争末期になっても地球で存命とされている。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では小説版に近い設定で描かれている。デキン・ザビと同格ともいえるジオン・ズム・ダイクンの側近であり、ザビ家に追随するほどの権勢を有していたが、権力を簒奪したザビ家への憎悪に凝り固まった偏執狂的な老人として描かれており、息子のランバからも呆れられていた。ダイクンの死をザビ家による暗殺と主張しデギン・ザビと対立するも、サスロ・ザビを暗殺したと濡れ衣を着せられた結果、それを信じた民衆に屋敷を取り囲まれるなどして国民からの支持を喪失し、立場を失う。ランバの依頼によるクラウレ・ハモンタチの手引きでキャスバルやアルテイシアと共に船荷に隠れてジオンを脱出。地球に降りてマス家で暮らしつつキャスバルに対し、人類のニュータイプへの覚醒やザビ家への憎しみを植えつける養育を施すが、アルテイシアは辛気臭い彼を嫌い、話を聞こうともしなかった。また、キャスバルとアルテイシアを引き取り養子としていたマス家の当主テアボロ・マスも幼い2人を無理矢理ジオンへの反攻に加担させようとする彼を強く非難した。しかし、その一方で彼らの亡命先はキシリアの諜報機関によって監視され続けており、アナハイムと手を結びジオンへ反攻を計画しているジンバを危険視したキシリアの命でマス家を暗殺者の一団が襲撃した際に、甲冑を着た暗殺者に刺殺された。

ステッチ

声 - 塩沢兼人 / 稲葉実(劇場版II・特別版)

17話・19話に登場。ランバ・ラル隊の隊員で階級は伍長。コズンとアコースがいなくなった後にザクのパイロットとして登場した。劇中ではランバ・ラルと共に、ホワイトベースを攻撃。脚部に装着したミサイルポッドでガンタンクのキャタピラを破壊した。その後、ホワイトベースを真後ろから攻撃しようとして接近。それを察知したミライの機転によるエンジンの全力噴射を受け、その噴射熱でザクもろとも爆死した。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ホワイトベースの天井に張り付いて攻撃するなどアニメ版のグフの役割りだった。アニメ版とは異なり生き残って、後にラルが白兵戦を挑んだ時にホワイトベースを攻撃するも、ガンダムによって撃破される。

スレンダー

声 - 鈴木誠一(テレビ版・劇場版I) / 柳沢栄治(特別版) / 田中秀幸(機動戦士ガンダム PERFECT ONE YEAR WAR) / 中嶋聡彦(ギレンの野望シリーズ)/ 川原慶久THE ORIGIN

階級は軍曹。1話にて、デニムジーンと共にザクIIでサイド7へ偵察に赴き、スペースコロニーの出入口付近でデニムから待機を命じられた。V作戦によるモビルスーツ開発施設を確認した後に、サイド内で戦闘を始めた二人のザクIIがガンダムに撃破されるのを目撃し、母艦のファルメルへ帰還した。この時点では、V作戦に最初に接触した3人のうち、唯一生き残ったパイロットであった。コロニー内での戦闘には参加していなかったはずだが、報告時になぜか腕を負傷して包帯で吊っていた。シャア自らサイド7への再偵察を行った際には、案内人として突撃隊員に指名されている。2話ではシャアを援護するために再度ザクIIで出撃し、ガンダムの未確認武装(ビームライフル)を視認してうろたえ、シャアから「当たらなければどうという事はない」と宥められるも、結局ビームライフルの直撃で乗機を撃破され戦死する。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、階級は伍長で同僚のジーン(ジーンは兵長)よりも階級が上になっている。ガンダムの武器にうろたえることなくシャアの援護につき、ザクマシンガンでガンダムの足止めをするなど、アニメ版と比べると若干活躍している。また、デニムと同じくルウム戦役に参戦している。

ゼイガン

声 - 永井一郎(テレビ版・第19話) / 鈴置洋孝(テレビ版・第21話) / 麻生智久(特別版、カードビルダー)

ランバ・ラル隊の一員。第19話にて、脱走したアムロ・レイを探しにやってきたフラウ・ボゥがバギーでホワイトベースへ戻るのをソドンの町からバイクで追跡し、ホワイトベースの位置を探り出し暗号を送る。偵察用バイク乗りで荒地や砂漠を物ともしないライディング技術を誇る。第21話でもホワイトベース襲撃前の偵察任務を敢行し、ホワイトベースがラルの白兵戦のダメージから兵力が落ちていることをクラウレ・ハモンタチに報告する。

プラモデル『U.C.HARD GRAPH 1/35 ジオン公国軍ランバ・ラル独立遊撃隊セット』の一部として立体化された。

セシリア・アイリーン

声 - 井上喜久子(『ギレンの野望』)

小説版が初出で、映像作品では劇場版『めぐりあい宇宙』に登場。

小説版では19歳とされ、ギレン・ザビの第1秘書を務める才色兼備の美女。ギレンとの肉体関係を示唆した描写もある。卑賤な生まれ育ちながらも、その傑出した才能がギレンの目に止まり抜擢される。モスグリーンの制服に身を包み、髪色はブラウン。終盤ではキシリアによるズム・シティ急襲を感知するなど、ニュータイプの片鱗をも覗かせている。

『めぐりあい宇宙』では、金髪を結い上げた赤い軍服[33]の美女として安彦良和によってデザインされており、以降の外伝作品ではこれに準じている。なお台詞はない[34]

漫画『ギレン暗殺計画』では、サイド3で発生したアンリ・シュレッサー率いる首都防衛大隊の決起を口実に、反ギレン派勢力の排斥とキシリア・ザビの逮捕を画策するが、ア・バオア・クー戦終結直後に真相が露見し公安が逮捕。終戦後は連邦軍に引き渡され、その後の消息は不明とされている。

書籍『M.S.ERA』では、敗戦直後にギレンの事務室で連邦軍女性兵士によって武装を解除され、身体検査を受けるセシリアの写真(イラスト)が掲載されている。

ゲーム『ギレンの野望』では、プレイヤーがジオン公国を選択した場合には、セシリアがギレン(プレイヤー)のナビゲート役として登場する。

ソル

Sol[9]

声 - 塩沢兼人

TVシリーズ第14話に登場。劇場版には登場しない。

クワランギャルと同じ前線基地に所属する若いジオン兵で、年齢は18歳[10]。司令官直属の通信兵を務めている。 他のメンバーとは違って軍服の襟を常に正している。ガンダム破壊作戦の時にはクワランらとともにワッパに乗ってガンダムに時限爆弾をセットした。作戦失敗の後、地元の青年団になりすましタンクトップ姿でクワランたちと共にアムロ・レイを激励に現れていた。

プラモデル『U.C.HARD GRAPH 1/35 ジオン公国軍 機動偵察セット』の一部としてクワランとともに立体化された。その際、劇中で不明だった階級が「伍長」と設定された。

漫画『機動戦士ガンダムU.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬』では、情報部志望で兵学校においてクワランの一年後輩とされている。最後はオデッサに転属となっており、その後は不明。


  1. ^ サデスパー堀野 「史上最強 ガンダム声優紳士録」 『ガンダム・エイジ ガンプラ世代のためのガンダム読本』洋泉社、1999年4月9日、ISBN 4-89691-379-5、245頁 - 252頁。
  2. ^ 日本サンライズ『機動戦士ガンダム台本全記録』432頁よりの『小さな防衛線』台本では例外なく「赤鼻」と表記されている。
  3. ^ 実はイワノフの戦死シーンが流用されているが、シャアのセリフは「赤鼻が!」だった。
  4. ^ 『テレビマガジン』1981年2月号付録『機動戦士ガンダム大事典』上巻、講談社、17頁。設定画にも「身長190cm デカイ」と書かれている。
  5. ^ 『機動戦士ガンダム ガンダムアーカイブ』メディアワークス、1999年6月、265頁で確認。
  6. ^ テレビ版第38話。ウラガンとデラミン艦長の会話より。
  7. ^ テレビ版第1話、ガンダムとジーンの戦闘を流用。
  8. ^ ラポート出版の当時のアニメ雑誌「アニメック」では、誤って22話のジオン兵設定画を彼として紹介していた。
  9. ^ a b c 『機動戦士ガンダム U.C. HARDGRAPH 鉄の駻馬』第1巻、2012年5月、裏表紙。
  10. ^ a b c 設定画より。『機動戦士ガンダム ガンダムアーカイブ』メディアワークス、1999年6月、255頁で確認。
  11. ^ 氷川竜介. “ネイティブガンダム[リマスター版]第15回 第15話「ククルス・ドアンの島」”. GUNDAM.INFO. サンライズ. 2011年5月10日閲覧。
  12. ^ 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』23巻収録・安彦良和ロングインタビュー
  13. ^ ガンダムに妨害され帰投したくてもできなかったという見方もある。
  14. ^ このシーンは劇場版で描き直されており、撃たれて絶命するクランプの表情がクローズアップされている。
  15. ^ 『テレビマガジン』1981年2月号付録『機動戦士ガンダム大事典』上巻(講談社)69頁。
  16. ^ コズンとブライトの会話により、初めて南極条約の存在が視聴者に明らかとなった。
  17. ^ ホワイトベースの士官たちが見習いや民間人だったため、身体検査のチェックの甘さが原因であった。
  18. ^ この際に「ガンダム」他2機の連邦MSの名称を伝えたことから、以降はジオン側もその名称を用いている。
  19. ^ この当時、ラルはブリティッシュ作戦の非人道さに抗して軍を離れていた。
  20. ^ 『テレビマガジン』1981年2月号付録『機動戦士ガンダム大事典』上巻(講談社)
  21. ^ コンスコン隊に補給するパゾク級補給艦の姿が確認できる。
  22. ^ 逆に戦力の逐次投入は、戦術的には愚行中の愚行とされる判断である。
  23. ^ 『機動戦士ガンダム ジオン新報-秘匿された記憶』ティーツー出版、1999年1月、64頁。
  24. ^ 後年制作されたOVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第2話(劇中時間0079年5月8日)では、連邦軍特殊部隊セモベンテ隊が鹵獲した陸戦型ザクIIでジオン軍のザクIを撃破している。現在のところ、この戦闘が最初のMS同士の戦いである。また漫画『機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム』でも、ブリティッシュ作戦時にて連邦軍のイライザ・オロマ中佐が鹵獲したザクIIに乗り、ストレット小隊のザクIIと戦闘行為を行っている。
  25. ^ OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第3話では、アルベルト・シャハト技術少将にこの回収映像が提出されている。ザクのモノアイを通じて撮影されたらしく、ガンダムに動力パイプを引きちぎられた段階で映像は途切れており、ジーンの悲鳴も録画されている。
  26. ^ 展示『富野由悠季の世界』解説E-2-1、『展覧会公式図録「富野由悠季の世界」』P.186
  27. ^ 密会(加筆) 2000, p. 203.
  28. ^ 『密会』のあとがきにおいて、「小説では独自の世界を描いて見せるという意気込みがあって書いたもの」「ぼく(富野)の意気込みもあって、内容はTV版とはまったく違うものでした。」と回顧、解説されている。
  29. ^ 小説版によると宇宙世紀0065年の二年後にジオン共和国となり、ジオン・ダイクンの死はその五年後とされ、この場合宇宙世紀0072年ごろに死去したことになる。
  30. ^ 『機動戦士ガンダムIII』P.34
  31. ^ 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック2』 角川書店 13頁。
  32. ^ ララァの軍服については、40話ではキシリアも命令しているが、改められることはなかった。劇場版『めぐりあい宇宙編』にてようやく軍服姿のララァが登場する。
  33. ^ この軍服と同じ仕様のものを、OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』に登場する総帥府勤務だったモニク・キャディラック特務大尉も着用している。
  34. ^ なお、漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でもアサクラからの連絡をギレンに取り次いだ役はセシリアとなっている。





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