機動戦士Ζガンダムの登場人物 機動戦士Ζガンダムの登場人物の概要

機動戦士Ζガンダムの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/05 08:11 UTC 版)

機動戦士Ζガンダム > 機動戦士Ζガンダムの登場人物

また、特に説明が必要な人物は各人の項目を参照。表記は基本的に五十音順で行っている。

エゥーゴ

ここには、反地球連邦組織エゥーゴに所属する人物を挙げる。

以下の人物の詳細は各項目を参照。

アブ・ダビア

アラブ系で髭を蓄えた中年男性。

テレビ版では詳しい設定画が描かれていたものの、劇中には登場しなかった。小説版ではエゥーゴの拠点スウィート・ウォーターに勤務し、クワトロ・バジーナをブレックス・フォーラ准将の下へ案内する。劇場版IIIでは出演シーンが追加され、『Ζ』本編への登場を果たした。

劇場アトラクション『GUNDAM THE RIDE』では、一年戦争末期にヘンケン・ベッケナーが艦長を務めるスルガのクルーとして登場。アトラクションの観客が搭乗するランチの操縦士という役割を担っている。

スマートフォンゲームアプリ『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE[注 1]のイベント「アムロシャアモード」では、終戦直後にヘンケンとともにホワイトベースのクルーが収容されたサラミス級巡洋艦に救助されている。

なお、『機動戦士ガンダムΖΖ』の最終回では、ジュドー・アーシタを見送るエゥーゴの面々の中に登場している。

アポリー・ベイ

Apolly Bay[4]

- 阿部健太(テレビ版、現・柴本浩行) / 大川透(劇場版) / 二又一成ギレンの野望シリーズ)

アーガマモビルスーツ (MS) パイロットで、階級は中尉。フルネームは劇場版IIからで、テレビ版では単に「アポリー」である。

ガンダムMk-II奪取作戦から実戦に参加し、ロベルトと共にクワトロを補佐。MSの操縦技術は高く、リック・ディアス隊の指揮を任されるなどアーガマ隊を支える。また、第12話で宇宙に戻るシャトルのパイロットを務めた時には「自分の操縦に文句のあるヤツには100ドル払ってやるから、黙ってくれ」との旨を伝えて乗員の不安を沈めたり、ゼダンの門の攻略戦時にはその作戦をもぐら叩きに例えたりと、ムードメーカー的な言動で仲間の不安を払拭したりもしている。また第13話では、カウントダウン中に起きた盟友ロベルトの戦死に涙しつつも任務に徹し、シャトルを発進させている。

平時においてはカミーユらの良き兄貴分であり、艦長ブライト・ノアらクルーの信任も厚いが、45話におけるゼダンの門攻略戦時にファ・ユイリィメタスを庇い(小説・映画版では隙を突かれて)、ジェリド・メサが駆るバイアランに撃墜され戦死。

リック・ディアスのほか、ゲルググや、Ζガンダムを一時的に操縦したこともある。小説版では連邦議会に出席しているシャアに代わり、百式に搭乗してカミーユのΖガンダムと共にキリマンジャロに降下している。

「アムロシャアモード」[注 1]によれば、本名はカール。シャアやホアキン(ロベルト)らとともに0083年以降にアクシズからシャトルでグラナダに向かう。

漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、本名はアンディとされている。また、それらのスピンオフ作品及びゲームにおいて、元はジオン公国軍に所属するシャアの部下であったことになっている。一年戦争終結後アクシズへと逃れ、そこで彼と再会。後にシャアと共にアクシズを離れ、アポリー・ベイの偽名を入手してエゥーゴへと参加している。また『ガンダムウォーズ・プロジェクトΖ』掲載の小説「THE FIRST STEP」では、シャアやロベルトらと共にゲルググを駆り、軟禁されていたブレックス・フォーラを救出している。

アンナ・ハンナ

Anna Hanna[4]

声 - 入江雅子(テレビ版、『ΖΖ』) / 丸尾知子(『逆襲のシャア』)

アーガマのメカニック担当。シンタとクムがよくなついており、その世話係でもある。『機動戦士ガンダムΖΖ』では衛生兵代わりの仕事も務める。小説版によるとファと同室らしい。フルネームは小説版により、テレビ版では単に「アンナ」である。劇場版でも登場し、台詞もあるが声優は不明。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士ガンダムUC』においても、メカニックとしてラー・カイラムに乗船しているが、この時の名前は「ハナン」となっている。

カシアス・ランク

ジ・アニメ』1985年6月号に、今後登場するキャラクターのひとりとして紹介されていたが、本編には未登場[5]

エゥーゴの首脳であり出資者。アンマンに住んでいる。

キグナン・ラムザ

Kignan[4]

声 - 立木文彦

グラナダに勤務する諜報員で、階級は軍曹。元ジオン公国軍軍曹でシャア(クワトロ)の部下。フルネームは小説版により、テレビ版では単に「キグナン」である。劇場版には登場しない。

「アムロシャアモード」[注 1]では、一年戦争終結直後にサイド3首都「ズム・シティ」の酒場でシャアと接触し、ミネバ・ラオ・ザビアクシズにいるらしいという情報を伝え、スペース・ランチを手配する。0083年以降には、シャアらが連邦軍籍を得る手助けをしている。なお、シャアからはフルネームでも呼ばれている。

プレイステーション用ゲーム『機動戦士Ζガンダム』のムービーでは、時期は不明であるがシャアやミネバ・ラオ・ザビらとともに白鳥が飛ぶ湖畔のコテージにいる様子が描かれている。

ゲームブック『機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星』(アドベンチャーヒーローブックス)によると、一年戦争終結時はグラナダに勤務しており、シャアのアクシズ行きを支援する。自身はそのままグラナダに残り、諜報活動を続ける。『Ζ』本編では、シャアが地球圏に戻ってきて以来、密かにアクシズの動向を探っている。

キースロン

Keithron[6]

声 - 菊池正美

アーガマのブリッジ要員で年齢は18歳。資料によっては「キース・ロン」とも表記される。本来は次席通信士なのだが、モビルスーツデッキで整備の手伝いをすることもある。カミーユとはアーガマ内でもっとも年齢が近いため、仲がよい。

『機動戦士ガンダムΖΖ』ではアーガマ及びネェル・アーガマに引き続きクルーとして搭乗し、ジュドーらとともに戦っている。

クム

Qum[4]

声 - 荘真由美(テレビ版) / 沢村真希(劇場版II・III)

戦災孤児。グリプス戦役時、兄のように慕っているシンタと一緒にクワトロ・バジーナに連れられてアーガマに乗船する。主にファ・ユイリィ、アンナ、ハサンらが面倒を見ている。

第一次ネオ・ジオン抗争時もアーガマに乗船している。捕虜となったキャラ・スーンの見張りなども担当するが、ネェル・アーガマには乗らずにブライト・ノアと共に月へ向かっている(『ΖΖ』第37話)。料理をすることもあるが、ジュドー・アーシタが苦そうな顔をするほどまずい(『ΖΖ』第13話)。

劇場版機軸で描かれた『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』では、シンタとクムの父親はブレックスを暗殺したという濡れ衣を着せられて殺されたことが語られている。また、同書では『ΖΖ』と異なり、グリプス戦役直後にアーガマを降艦させられたとうかがえる台詞がある。

コールマン

声 - 檜山修之(劇場版II・III)

アイリッシュ級戦艦「ラーディッシュ」のナビゲーター。リーゼントとサングラスが特徴的。艦長のヘンケンからの信頼は厚い。最終決戦時には、他のクルーと共にヘンケンの意を汲んでラーディッシュを盾にして、ヤザン・ゲーブルの攻撃からエマ・シーンを守り抜く。テレビ版では目立つセリフもなく、ほかのラーディッシュ乗員と同様の存在だが、劇場版では大幅に出番が増えている。なお、クレジットでは「ラーディッシュ・クルー」と表記される。

サエグサ

Saegusa[6]

声 - 塩屋浩三

アーガマの操艦を担当する操舵手兼ナビゲーター担当のブリッジ要員。操縦手としての技量は非常に高く、ブライトの信望も厚い。トーレスとともに、カミーユのよき喧嘩友達である。劇場版では、パプテマス・シロッコとの戦いに勝利し無事生還したことを喜び合うカミーユとファの会話を実況する一幕も見られる。

『機動戦士ガンダムΖΖ』では、第2話でヤザン・ゲーブルのプチ・モビルスーツによるアーガマ襲撃によって重傷を負い、以降は登場しないが、最終話でジュドー・アーシタの見送りに来ている。

サマーン

Samarn[6]

声 - 佐藤正治・塩屋浩三(テレビ版) / 矢部雅史(劇場版III)

アーガマの右舷担当ブリッジ要員で、ナビゲーター補佐を務める。ティターンズのサイド2への毒ガス攻撃も察知している。

『機動戦士ガンダムΖΖ』でも引き続きブリッジ要員として戦うが、ネェル・アーガマには搭乗していない。

シーサー

Caesar[6]

声 - 高宮俊介(テレビ版) / 望月健一(劇場版)

アーガマ左舷を担当するナビゲーター。航法のみならず、モビルスーツの発着管制、通信の応対などもこなす。いつも画面の隅にいるが、特に後半や『ΖΖ』はトーレスが目立っていたため、出番を奪われている。

『機動戦士ガンダムΖΖ』では、サエグサが負傷したため、操舵も担当している。ネェル・アーガマには搭乗していない。

シンタ

Shinta[4]

声 - 坂本千夏(テレビ版) / 相田さやか(劇場版II・III)

戦災孤児。妹のように可愛がっているクムと一緒にクワトロに連れられてアーガマに乗船する。おもにファアンナハサンらが面倒を見ている。また、将来はパイロットになりたがっている。ロザミア・バダムがアーガマに乗り込んでからは仲良くなったゆえに、彼女の脱走に協力してしまう。その後カミーユにロザミアを助けて欲しいとせがむ。

『ΖΖ』でもアーガマに乗船し、子供ながら捕虜となったゴットン・ゴーやキャラの見張りなどもおこなう(『ΖΖ』第16話など)。また、自分たちを可愛がってくれたファがアーガマを降りてからも、クムとともにアーガマのクルーとして仕事を手伝うなどしっかりした姿を見せるようになる。第31話ではコア・ベースの発進誘導も担当している。ネェル・アーガマには乗船せず、ブライトとともに月へ向かう(『ΖΖ』第37話)。

劇場版機軸で描かれた『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』では、シンタとクムの父親はブレックスを暗殺したという濡れ衣を着せられて殺された事が語られている。また同書では、『機動戦士ガンダムΖΖ』と異なり、グリプス戦役直後にアーガマを降艦させられたと思わせるセリフがある。

トーレス

Torres[4] / Trace[6]

声 - 阿部健太(現・柴本浩行)

アーガマの左舷を担当するほか、通信・索敵も担当するナビゲーター。ブリッジクルーのリーダー的存在でもあり、カミーユとは軽口を言い合ったり喧嘩したりする間柄である。ホンコン土産のホロテープを頼まれたカミーユが多忙の中でも買ってきているところから、かなりの仲のよさがうかがえる。また、ブリッジでの私闘でカミーユやサエグサと共に自習室に入れられたり、作戦中にシーサーと雑談してブライトに怒られることもある。カミーユからは口喧嘩の末、「トーストにしてやる」と陰口を叩かれている。ブライトがグワダンにてハマーン・カーンと会談をおこなう際には、アーガマのキャプテン・シートに座っている。

『機動戦士ガンダムΖΖ』では、子供時代のエピソードも語られている。10歳まではグラナダに住んでおり、「弱虫トーレス」と呼ばれるほどの気弱な少年であった。セシリアは幼なじみである。ブライトが幽閉された際のアーガマやビーチャがMSで作戦中などのネェル・アーガマでは、代理艦長として指揮を執っている。また、アーガマがパイロット不足の際にはメタスに搭乗して出撃しているが(第7話)、「動かすぐらいなら」程度の腕のため、敵のガザの嵐隊に翻弄されて戦果は無い。

トラジャ・トラジャ

Toraja Toraja[4] / Tragier Tragier[6]

声 - 戸谷公次

アーガマの整備士。整備班長のアストナージと共にアーガマのMS隊を影から支えている。モビルスーツの整備にかけてはアーガマ内でも屈指の技術を持っている。几帳面な性格であり、アーガマ内では珍しく階級章を常に身につけているが、その階級は不明である。

『機動戦士ガンダムΖΖ』では、ビーチャ・オーレグがわがままで出撃を拒んだ際、代わりに出撃しようとする。ビーチャはそれに諭され、結局出撃している。

トリッパー

Tripper[7]

声 - 菊池正美

リック・ディアス隊の一員。コロニー落下作戦阻止の際に、アーガマのMSパイロットとして部隊の先陣を切ってシャクルズで発進し、活躍している。

ハサン

Hasan[4]

声 - 佐藤正治

アーガマに乗艦している医師。アラブ系の浅黒い肌に、口髭を生やしている。スパイ容疑がかかったロザミア・バダムを診察し、強化人間であることを解明する。

小説『機動戦士ガンダムUC』では、宇宙世紀0096年の時点でネェル・アーガマに軍医として乗船している。バナージ・リンクスと、人が他者と分かり合うためにすべきことについて語り合う。小説版では、ガエル・チャンにも気さくに接している。

バッチ

Batch[4]

声 - 塩屋浩三 / 菊池正美(劇場版III)

アーガマのMSパイロットで階級は中尉。リック・ディアス隊の一員だが、搭乗予定の機体をファ・ユイリィに無断で使用されたこともある。第38話でハンブラビ隊の海ヘビにより機体を三方向から磔にされた姿で電撃を受け、その腹部をビームで撃ち抜かれて戦死する。その報告を聞いたアポリーは涙を流し、ひどく落胆する。劇場版では死亡シーンがなく、アポリーの戦死に居合わせている。

ハヤイー

声 - 塩屋浩三

アーガマのブリッジクルーで、索敵を担当。ティターンズから投降してきたエマを監視する。劇場版には登場しない。

ブレックス・フォーラ

Blex Forer[8]

声 - 藤堂貴也 / 石井康嗣(劇場版) / 沢木郁也(『アクシズの脅威』以前の『ギレンの野望』シリーズ)

地球連邦軍の准将。58歳。地球連邦政府議会員の資格を持つ一方、反地球連邦組織エゥーゴの指導者でもある。一年戦争当時の具体的な描写はないが、家族を全て失う悲劇に見舞われている。ティターンズのジャミトフ・ハイマンバスク・オムとは何らかの因縁があるようだが、劇中で語られることは無かった。

一年戦争後にジャミトフが連邦軍内の地球至上主義者を利用して軍閥を形成し、デラーズ紛争を口実にティターンズを設立すると、ブレックスはこれに対抗するために軍内の少数派に成り下がっていた改革派の軍人や財界人への地道な根回しをおこない、アナハイム・エレクトロニクスの資金力により月面都市やスペースコロニーの一部にシンパを獲得し、クワトロ・バジーナなどの旧ジオンの人脈とも手を組む。そして、反乱分子の増長に業を煮やしたティターンズによる30バンチ事件を契機にブレックスは半ば公然と活動を開始し、エゥーゴを旗揚げしてアーガマやリック・ディアスなどの軍事力を整備する。

宇宙世紀0087年3月、アーガマに搭乗してガンダムMk-II強奪作戦等の一連の作戦(第1話、第2話、劇場版I)の指揮を執る。カミーユを「アムロ・レイの再来」と称し、カミーユがニュータイプであることに期待する。また、クワトロの正体がシャア・アズナブルであることを知りつつもエゥーゴの幹部として遇し、絶大な信頼を寄せる。シャアもブレックスに対しては敬愛の情を抱いており、後述の暗殺の際には悲しんでいる(第24話、劇場版II)。同年8月17日、地球連邦議会で現在の地球の危機を訴えるべく、政治家達の宇宙移民を求める演説を予定していた矢先、ティターンズの放った刺客によって暗殺され、死の直前にシャア(クワトロ)に後事を託す。劇場版では、ブレックスを暗殺させたのはジャミトフではなくバスクだったことが示唆されている。

ティターンズの人質を使った恫喝に対して即座に拒否しようとするなど、信念を優先する激情家の傾向がある。しかし、アナハイムと交渉して連邦軍内部に組織細胞を作り上げるなど、その手腕には確かなものがある。安彦良和によれば、「一見温厚そうな人」との注釈つきの富野ラフ画からクリンナップされたキャラクター[9]

ボティ

Botty[7]

声 - 菊池正美

リック・ディアス隊の一員で階級は中尉。第45話では他の乗組員とともにアポリーの死を悼む姿が見られる。メールシュトローム作戦発動時にはクワトロから援護を頼まれていることから、信頼される高い操縦技能を持っていることが分かる。最終決戦にも参加し、ファを助ける活躍を見せる。

『機動戦士ガンダムΖΖ』には登場せず、その後の消息は不明。

マナック

Manack[6]

声 - 三川二三(劇場版III)

アーガマの乗組員でメカニック担当。最終決戦時にアーガマの被弾により負傷するが、『機動戦士ガンダムΖΖ』にも回復した姿で登場する。

マニティ・マンデナ

声 - 藤井佳代子

グラナダに勤務する地球連邦軍少佐。エゥーゴの参加者でもあり、戦艦「アイリッシュ」の艦長を務める。

ロベルト

Roberto[4] / Robert[6]

声 - 塩屋浩三

エゥーゴ所属のMSパイロットで、階級は中尉。リック・ディアスに搭乗し、クワトロ(シャア)を同僚のアポリーとともに補佐する。

『Ζ』劇中では、グリプス戦役時、アポリーと共にアーガマの中心として活躍するが、ケネディ宇宙港にてブランが搭乗するアッシマー(小説版ではロザミアのギャプラン)の攻撃で戦死する。また、劇場版では戦死の描写が無く、いつの間にか登場しなくなっている。

「アムロシャアモード」[注 1]では、本名はホアキン。シャアやカール(アポリー)らとともに0083年以降にアクシズからシャトルでグラナダに向かう。

漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、本名はリカルド・ヴェガとされる。また、それらのスピンオフ作品及びゲームにおいて、元はジオン公国軍に所属するシャアの部下であったことになっている。一年戦争終結後アクシズに逃れ、そこでシャアと再会する。MSパイロットとしては優秀で、ラカン・ダカラン相手の実戦訓練においてアポリーと共にラカン小隊を圧倒する。またアムロ・レイの回避パターンを持つジムに対しても接近戦で撃墜したり、アクシズの内乱においてはモビルスーツ隊長として活躍する。のちにシャアと共にアクシズを離れ、ロベルトの偽名を入手しエゥーゴに参加したとされる。

漫画『機動戦士Ζガンダム Define』ではキリマンジャロ基地攻略作戦時にジェリド・メサが駆るバイアランに撃墜され戦死。

カラバ

ここには、カラバに所属する人物を挙げる。

以下の人物の詳細は各項目を参照。

ノーマン

声 - 平野義和

カラバのメンバー。ベルトーチカの放った伝書鳩をヒッコリーで受け取る。


注釈

  1. ^ a b c d e デザイン担当のことぶきつかさによれば、『U.C. ENGAGE』は "UC NEXT 0100" の一環であり、オリジナル部分の物語に関しては宇宙世紀の正史扱いとなるとしている[3]
  2. ^ 池田秀一によれば、テレビ版で演じた石森は、第5話の収録にて、フランクリンが死亡する際、「混乱した感じで、騒いでください」と言われて、画がなくてどう騒げばいいかわらず、テスト時にて「死にたくな〜い! レギュラーだって聞いてたのに~!」と叫んだとのこと[24]
  3. ^ 映像中で明確にローレン本人が死亡する描写はないが、撃沈される一瞬前のドゴス・ギアのブリッジに居合わせている。『機動戦士ガンダム キャラクター大全集2000』のように戦死したと明記している書籍もある一方で、ムック『MISSION ΖΖ』や書籍『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]』では撃沈後に救助された旨の説明がある

出典

  1. ^ なお、劇場版第2作『恋人たち』でトップクレジットになるまで、テレビ版ならびに劇場版第一作『星を継ぐ者』まではシャアがトップクレジットだった。
  2. ^ テレビ版ならびに劇場版第1作『星を継ぐ者』では、主人公のカミーユよりも先に表記されている。また、彼が登場しない回でもクレジットが外されることはなかった。なお、テレビ版の初期設定では主人公とされていた。
  3. ^ ガンダムエース02 2022, p. 527, 「《ことぶきつかさ》の出来るまで」第54回.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 『MOBILE SUIT Ζ GUNDAM A New Translation LEGEND of Ζ』ホビージャパン、2006年12月25日、53-65頁。ISBN 4-89425-461-1 
  5. ^ 『ジ・アニメ』1985年6月号、近代映画社、28頁。
  6. ^ a b c d e f g h 『旭屋出版アニメ・フィルムブックス TVシリーズ[機動戦士Ζガンダム]フィルムブック・パート1』旭屋出版、1999年1月14日、218-226頁。ISBN 4-7511-0148-X 
  7. ^ a b 『機動戦士Ζガンダム MSパイロット名鑑【グリプス戦争編】』ティーツー出版、1999年11月16日、22頁。ISBN 4-88749-039-9 
  8. ^ a b c d e f g h 『旭屋出版アニメ・フィルムブックス TVシリーズ[機動戦士Ζガンダム]フィルムブック・パート1』旭屋出版、1999年1月14日、18-28頁。 
  9. ^ アニメージュ1985年7月号別冊45p
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『機動戦士Ζガンダム MSパイロット名鑑【グリプス戦争編】』ティーツー出版、1999年11月16日、41-52頁。 
  11. ^ 劇中でも「中尉」と呼ばれているが、襟章は少尉のものである。
  12. ^ a b c 『旭屋出版アニメ・フィルムブックス TVシリーズ[機動戦士Ζガンダム]フィルムブック・パート2』旭屋出版、1999年6月26日、18-24頁。ISBN 4-7511-0160-9 
  13. ^ 『ラポートデラックス12 機動戦士Ζガンダム大事典』ラポート、1986年8月25日、141頁。 
  14. ^ U.C.ENGAGE Twitter 2023.
  15. ^ 機動戦士ガンダム MSパイロット名鑑 グリプス戦争編 ISBN 978-4-88-749039-0 にて「一見、女のようなシドレ曹長」と言う表記がある
  16. ^ バンダイ刊行の『機動戦士ガンダムΖΖ&Ζ 保存版設定資料集』138ページに掲載されている設定画には「齢は37~38才 それほどフケてはいない」という記述がある。
  17. ^ ヤザンの部下のアドルは、この砲撃に巻き込まれて戦死している。
  18. ^ 『機動戦士Ζガンダム大事典』171ページ。
  19. ^ 角川書店『ニュータイプ』設定資料集Ζガンダム(3)
  20. ^ 機動戦士Ζガンダム』22話
  21. ^ これはジェリドが見た幻影のようにもとれる演出が為されている。
  22. ^ a b 『機動戦士Ζガンダム MSパイロット名鑑【グリプス戦争編】』ティーツー出版、1999年11月16日、60-61頁。 
  23. ^ 『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編 II]』角川書店、2010年6月、111頁。
  24. ^ 池田秀一「声優編 岡本麻弥」『池田秀一の「3倍速く!!シャアが行く!」〜ガンダム人間探訪記〜』角川書店(角川コミックス・エース)、2011年11月26日、ISBN 978-4-04-715774-3、44頁。
  25. ^ 劇場版第1部ではケネディでの戦闘が行われないため、同級の別機体を使用しているが、第2部においてはテレビ版同様スードリを使用する。
  26. ^ 『機動戦士ガンダムUC プリズマティック・モビルス 1』65頁より。
  27. ^ 第42話。劇場版では、本エピソードはカットされている。
  28. ^ 「アニメージュ」1985年7月号別冊46p
  29. ^ a b ラポートデラックス『機動戦士Ζガンダム大辞典』P.152
  30. ^ MS開発秘録GP04G 2022.
  31. ^ キャラクター”. 『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』公式サイト. 2018年8月16日閲覧。


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