日本の大量殺人事件とは? わかりやすく解説

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日本の大量殺人事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 14:47 UTC 版)

大量殺人」の記事における「日本の大量殺人事件」の解説

下記の一覧は1945年以降日本発生した大量殺人事件」とされているものである事件名の列は都道府県順にソート一部テロ事件放火事件も含む(放火によって多く死者出た事件は、一般的に大量殺人として扱われないことが多い)。 戦後の日本における大量殺人事件事件名犠牲者発生備考 27/寝屋川工場主一殺害事件 6 1945年 住み込み従業員一家虐殺し家財処分して逃亡1948年死刑執行。 30/和歌山一家8人殺害事件 8 1946年01-29 母親に冷たい仕打ちをしたと思いこんだ弟が兄一家虐殺死刑判決出たが後に恩赦され1968年仮出獄。 40/中間町雑貨商一家殺害事件 6 博打負けたために一張羅取られ炭鉱夫逆上して雑貨商一家ツルハシ虐殺1948年死刑執行。 09/日光中宮祠事件 6 警察旅館経営者一家心中したとして処理したが、1955年になって実際強盗放火事件であったことが判明実行犯2人死刑執行になったのは1974年のことであった。 20/長野県市田村一家7人殺害事件 7 1946年5月10日長野県下伊那郡市田村(現:高森町)で一家7人の殴殺死体発見された。犯行前夜5月9日夜)とされ、強盗目的犯行とされたが、未解決のまま1961年5月公訴時効迎え迷宮入りした。 43/一勝地村農家6人殺害事件 6 1946年8月29日熊本県球磨郡一勝地村(現:球磨村)で発生朝鮮半島引き揚げようとした朝鮮人3人による犯行。 13/帝銀事件 12 1948年01-26 冤罪指摘されている毒殺事件容疑者犯行否認したまま獄死。 01/北海道音江村一家8人殺事件 8 1948年3月31日北海道空知郡音江村(現:深川市音江町)にて発生農家男性当時39歳)が、自宅から数 km離れた場所に住む一家8人(夫婦子供6人)を斧で撲殺したとして強盗殺人罪に問われたが、証拠不十分のため、被告人男性1949年昭和24年6月22日旭川地裁無罪判決言い渡された。その後旭川地検判決不服として札幌高裁控訴したが、控訴審でも無罪言い渡され1952年8月最高裁上告棄却されたため、被告人無罪確定したその後警察事件を再捜査しなかったため、同事件は未解決事件となった。 13/三鷹事件 6 1949年 国鉄三大ミステリー事件のひとつ。 01/北海道拓殖銀行美深支店事件 6 1950年 銀行住宅にいた支店長夫妻とその娘2人支店長代理夫妻殺害され支店事務室にあった現金100万円を強奪支店長の娘3人は別室にいて助かったが、犯人特定できず未解決。 27/黒山事件 6 1951年 大阪府北八下村発生した青物一家放火殺人事件未解決)。 02/青森県新和村一家7人殺害事件 7 1953年 青森県中津軽郡新和村(現:弘前市)にて、実家リンゴ農家味噌盗み入った男が、家にあった猟銃父親一家7人を射殺その際に、銃口から出た火が布団引火して実家全焼し長兄の子1人焼死死者計8人)。刑事裁判では「殺人行為およんだ際は心神喪失状態だった」と認定され住居侵入のみ有罪懲役6月執行猶予2年となった。 40/福岡県豊津村一家8人殺事件 8 1954年09-07 福岡県京都郡豊津村(現:豊津町)で発生家族11人が同棲していた理髪師の男に襲われ8人が死亡犯人の男は2年後死刑確定。 08/茨城・徳宿村精米業一家殺害事件 9 茨城県鹿島郡徳宿村(現:鉾田市)で発生毒殺後住居を放火した事件被疑者逮捕後に青酸カリ自殺。 35/仁保事件 6 著名な冤罪事件のひとつ。 14/川崎市一家7人殺事件 7 1957年03-04 高校ノイローゼのため中退した男が家族皆殺しに。検察統合失調症判断し不起訴処分にし精神病院強制収容措置とした。 13/昭和郷アパート放火事件 8 東京都昭島市発生火災保険金目当て自宅アパート放火類焼により大惨事に。 01/北海道真狩村一家6人殺事件 6 1959年06-04 北海道虻田郡真狩村後志総合振興局管内)で発生農家住み込み働いていた男による犯行1962年無期懲役が確定。 11/岩槻一家7人殺害事件 7 家庭環境疲れ果てた男が無理心中ようとして自宅放火1審では無期懲役であった控訴審死刑となり後に確定。 42/島原酒造一族殺害事件 6 1970年 祖父遺言状契機自宅酒造会社常務地位剥奪された男が、財産相続した叔母夫婦猟銃殺害自身家族4人も殺害して自殺。 42/両毛病院火災 17 入院患者6名が病院から脱出するために放火したものとされる複数人懲役6年12年実刑判決確定。 13/池袋アパート放火事件 6 1975年03-27 家賃免除生活していた男が、大家無賃働かされていた事にむしゃくしゃしてアパート放火。 39/高知安芸連続射殺事件 6 統合失調症病歴ある男が、近隣の住民猟銃無差別発砲裁判では検察心神耗弱状態であったとして無期懲役求刑し裁判所無期言い渡した。 43/静岡沼津ビル火災 15 1976年 放火容疑者逮捕されたとされているが、詳細な文献少ない。 43/熊本義姉一家ら6人殺事件 6 1977年 妻に出て行かれた男が妻をかくまっていると疑った義姉一家4人を殺害。自らも子供3人を抱え焼身自殺図り、うち2人焼死させて自身死亡。 24/熊野一族7人殺害事件 7 1980年01-31 ノイローゼの男が親族会議の場を斧や猟銃襲撃篭城自殺した。 13/新宿西口バス放火事件 6 路上生活をしていた建設作業員通行人腹を立てたため、バス放火して6人を殺害した神経衰弱のため無期懲役が確定し、千葉刑務所首吊り自殺をした。 01/夕張保険金殺人事件 6 1984年 首謀者暴力団組長夫婦実行犯自首認定され死刑求刑対し無期懲役判決)に放火指示して犯行及んだ主犯夫婦死刑判決を受け控訴するも、昭和天皇の崩御による恩赦減刑期待し自ら取り下げ確定。しかしその期待反して恩赦行われず1997年戦後初め夫婦2人ともに対して死刑執行された。 28/長崎屋火災 15 1990年 放火として捜査されたが、既に時効成立している。 14/横浜麻雀放火事件 6 1999年 麻雀店の経営者と店長喧嘩し店長放火したため経営者と客ら6人が死亡し自身焼死した。 09/宇都宮宝石店放火殺人事件 6 2000年 ギャンブルによる多額借金抱え返済行き詰っていた男が貴金属類を奪い従業員らを焼殺した。 27/附属池田小事件 8 2001年06-08 小学校発生した刃物による無差別殺傷事件犯人はその他多く傷害・致死事件日常的に起こしていた。 歌舞伎町ビル火災 44 2001年09-01 日本発生した火災としては戦後5番目の被害であり、多く死傷者出した原因は、ビル内の避難通路確保が不十分であったためとされる出火原因放火とみられているが、2022年現在未確定である。 28/加古川7人殺害事件 7 2004年 近隣に住む親類らに恨み抱いていた男が親類の2家族7人を殺害し1人重傷を負わせた。 13/秋葉原通り魔事件 7 2008年06-08 電子掲示板荒らし対す抗議表明として元自動車工場派遣社員東京秋葉原繁華街トラック突っ込み通行人らをナイフ殺傷した。 27/大阪個室ビデオ店放火事件 16 会社リストラされた男が「生きていくのが嫌になった」として大阪難波雑居ビル1階個室ビデオ店放火し16人を殺害2014年死刑確定するも、2022年現在再審請求中。 14/川崎市簡易宿泊所火災 11 2015年 報告書において放火であると結論付けられた。 11/熊谷連続殺人事件 6 ペルー史最悪大量殺人鬼を兄に持つペルー人の男が熊谷市内の住宅街次々と住宅侵入し住民6人を殺害した。 14/相模原障害者施設殺傷事件 19 2016年 知的障害者福祉施設に元施設職員の男が侵入し入所19人を刺殺した。 08/日立妻子6人殺害事件 6 2017年 茨城県日立市父親妻子6人を殺害し自宅放火した。 45/高千穂6人殺害事件 6 2018年 宮崎県高千穂町民家にて小学生の子供含む一家5人と知人男性の計6人の遺体発見犯人次男から飛び降り自殺。 26/京都アニメーション放火殺人事件 36 2019年 京都府京都市伏見区京都アニメーション第1スタジオに男が侵入しガソリン撒き放火した大阪北新地ビル放火殺人事件 26 2021年 大阪府大阪市北区堂島ビルで、男がガソリン撒いて放火した容疑者の男も重体病院搬送されるが後に死亡した

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