恩赦減刑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 23:49 UTC 版)
「小田原一家5人殺害事件」の記事における「恩赦減刑」の解説
死刑確定後、死刑囚となったSは東京拘置所から仙台拘置支所へ移送された。しかし、同年8月に締結されたサンフランシスコ講和条約を記念して、戦後4回目となる恩赦(平和条約発効恩赦)が実施され、Sを含む死刑囚12人もその恩赦の対象となった。これにより、死刑囚S(当時21歳)は1952年(昭和27年)9月23日付で、政令恩赦(減刑令)により死刑から無期懲役に減刑された。 それ以降、受刑者Sは仙台拘置支所から宮城刑務所へ移監され、1970年(昭和45年)3月に38歳で仮出所するまで、模範囚として働いていた。
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