モビル・スーツとは? わかりやすく解説

モビルスーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 20:32 UTC 版)

モビルスーツ (MOBILE SUIT, MS) は、アニメ機動戦士ガンダム』をはじめとする「ガンダムシリーズ」に登場する、架空の兵器の分類のひとつ。


注釈

  1. ^ 『宇宙の戦士』のハヤカワ文庫版の挿絵に描かれたパワードスーツは、スタジオぬえの宮武一貴がデザインしたものであった。
  2. ^ ガンダムセンチュリー』で設定された。なお、同書発行直前に公開された劇場版のパンフレットでは、MSの和訳・意訳として「機動宇宙服」[10]あるいは「宇宙白兵戦用重機動宇宙服」[11]が表記されていた。
  3. ^ 国内に点在する各種工業機器メーカーに秘匿案件として提案要請がおこなわれたとする資料や[16]、民間企業に多くの技術士官を派遣し、軍の要求する高性能兵器を民間の大量生産技術で即座に生産する体制を整え、グラナダ工廠など多くの軍需工場を民間企業に開放・払い下げをおこなったとする資料もある[17]
  4. ^ OVA版第3章(テレビ版第5話)の透視図による。
  5. ^ 第4世代ともいわれるがNT専用の第2世代であるとする資料[48]、第4世代の傑作機とする資料[54]、直結式大出力メガ粒子砲内蔵の有無からνガンダムを第2世代、サザビーを第4世代とする資料がある[55]
  6. ^ 流体内パルスシステムとは、動力炉から発生したエネルギーをコンバーターによってパルス状の圧力に変換し、流体パイプに導くことによって関節を駆動させるローター・シリンダー伝達するというものである。これには油圧シリンダーと比較し作動スピードが速く、かつ構造が単純な利点が存在した[68]
  7. ^ それでも、航空機や地上車両などの一般兵器よりも基本性能が優れているため、ガンダムファイト制定後もMSは兵器体系の中心となっている[76]
  8. ^ 尚、ガンダムタイプは旧連邦製の既存MSとは装備規格を共通化している[84]
  9. ^ この名称は、バンダイ『1/100 MGフリーダムガンダム』付属解説書の記述による[89]
  10. ^ アニメ『ガンダムSEED』第50話では、プロヴィデンスがフリーダムに撃墜された際に核爆発を起こし、近辺にあったジェネシスのミラーブロックを破壊しつつ逃げ遅れたフリーダムを大破させている。 また、Nジャマーキャンセラーを搭載した核ミサイルも撃墜された際に核爆発を起こしている。
  11. ^ ユニウス条約は地球連合とプラント間の停戦条約であるためCE73年10月(この時点でフリーダムは復元済み)に地球連合と同盟を締結するまでオーブには適用されておらず、またフリーダムの所有者であるキラがオーブ軍に編入したのはユニウス条約の形骸後かつフリーダムの撃墜後であるオペレーション・フューリー後なため問題にならないのは自然である。同様の理由で、ドレッドノートイータやテスタメント(カイト所有)といった個人が所有している核エンジン搭載機も問題になっていない。
  12. ^ これは停戦に貢献した三隻同盟のスタッフが戦後に責任を追及されぬよう、アイリーン・カナーバが取り計らったものであるとタリア・グラディスは見解している[93]
  13. ^ アニメ『ガンダムSEED』第36話では、アスランが自身へ譲渡されるジャスティスに核エンジン(厳密にはNジャマーキャンセラー)が搭載されていることを聞かされた際に「プラントは全ての核を放棄すると!」と怒りながら返している。
  14. ^ このハイブリッド機構により、フリーダムの時はエネルギー供給が間に合わずフェイズシフトがダウンしてしまった数kmレベルでのMA-X200 ビームソードの延長を実現している。
  15. ^ 資料によっては核融合炉の実用化がなされていない世界観であるにも関わらず、艦船に核融合炉を採用しているとするものも存在する
  16. ^ 設定を担当した森田繁は、作中で「脳幹が高温で溶ける」、「リンゲル液で冷却する」といった旨の台詞は取り入れたものの、掘り下げる事は無かったと語っている[99]
  17. ^ 作中描写では、機体の起動およびPS装甲やNジャマーキャンセラーのオンオフは点灯によりオンオフ状態が分かる正方形状の物理ボタン、ビーム兵器のトリガーはスラストレバーに取り付けられた物理ボタン、スラスターはスラストレバーおよびペダル、自爆は右側リストレストに収納されたテンキーによって行われていた。また、物理キーボードも搭載されており、キラやアスランはOSの調整、シンはインパルスの合体シーケンスに使用していた。
  18. ^ アニメ『ガンダムSEED』第34話の描写より、頭部のメインカメラが損傷した際にブラックアウトするのはこのモニターのみ。
  19. ^ フェイズシフト装甲および核エンジンを搭載したフリーダムが大気圏に突入する際には、盾を前方に構えつつ廃熱板でもある両翼を展開していた。VPS装甲を搭載したインパルスも突入時には前方に盾を構えている。
  20. ^ それ以前に内燃機関を採用したMSも存在したが、これも発電した電力で駆動する方式をとっていた[102]
  21. ^ この際に流出したGNドライヴはと呼ばれるもので、ソレスタルビーイングが保有するオリジナルの仕様とは異なり、活動時間に制限を持っていた[102]。この搭載型量産MSであるジンクスは3国連合の国連軍において使用されたあと[102]、地球連邦が誕生した後もジンクスが三代にわたってマイナーチェンジされ量産がなされているが、2312年に上述の殲滅作戦にて鹵獲したガンダムのデータを基に上位機種として完全新型機アヘッドが就役した。このアヘッドもアレハンドロ・コーナー一派の技術系ともされている[105]。ただし、アヘッドは基本構造が第3世代ガンダムに近くなっている[106]。ただし擬似太陽炉搭載型MSは独立治安維持部隊「アロウズ」に優先的に供給されているため、以前の各陣営の主力機体も継続して使用されている。また、上位種を自称するイノベイターと名乗る集団もガデッサやガラッゾといったGNZシリーズという専用機を保有しており、こちらは彼らが掌握した「ヴェーダ」のアクセスレベル7から入手した第3世代ガンダムのデータを流用して建造(こちらはアヘッドとは系統が異なる完全なコピーでありオリジナルのガンダムに限りなく近い性能を持つ)[105]したものである。故に、ジンクス、アヘッドとも異なる系統の機体である。また、今まで開発されたガンダムのデータを全て組み合わせて開発された機体がリボーンズガンダムである。CB内部の裏切者であるアレハンドロ・コーナーは、リボーンズガンダムの母体となった1ガンダムのデータを基に専用機アルヴァアロンを開発させている。
  22. ^ 小説版では20年かかったといわれている。
  23. ^ アルヴァトーレとアルヴァアロンは金色、改良型は赤みを帯びたオレンジ色
  24. ^ 本編から15年前のCBで起きた事故ではルイード・レゾナンスとマレーネ・ブラディがガンダムプルトーネに乗るシャル・アクスティカを助けようとしてGN粒子を大量に浴びたために死亡、シャルもその毒性により髪の色が銀白色に変わり、そのほかにも左目の虹彩が変異してしまった(これらは粒子の影響なのか定かではないが)。この毒性に関してはCBの医師であるJB・モレノが研究していた

出典

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  112. ^ HGハシュマル』取扱説明書より。



モビルスーツ

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未来世紀」の記事における「モビルスーツ」の解説

未来世紀世界におけるモビルスーツは本来、スペースコロニーはじめとする大規模建造物建造用いられ作業機械だが、改良重ねるにつれ高性能化し最終的に兵器として能力までをも持たされようになった。しかし、性能的には非常にレベル低くモビルファイターとの戦闘力の差は大きい。 それに伴い、モビルスーツと言う単語そのもの単なる作業機械から汎用人型機動兵器全般を指す言葉として定着していく。また未来世紀世界における「ガンダム」はガンダリウム合金用いたモビルスーツ="Gamma UNificational Dimalium Amalgam Mobile-suit"の頭文字をとってガンダム呼称されている。これはルナチタニウム合金製のモビルスーツが「ガンダム」だった事から本来の名称に取って代わりガンダリウム合金の名が定着した宇宙世紀世界とは経緯逆にしている。つまり、従来ガンダリウム合金とは、別の種類合金である。 また、ガンダムファイト使用されるガンダムは、宇宙支配する国を決め新たなモビルスーツ= "Govern of Universe Nation Decide Advanced Mobile-suit"の意味もあり、ガンダムファイトにおけるガンダム役割表している。なお、未来世紀におけるモビルスーツにおいてはガンダムタイプ参照のこと。

※この「モビルスーツ」の解説は、「未来世紀」の解説の一部です。
「モビルスーツ」を含む「未来世紀」の記事については、「未来世紀」の概要を参照ください。


モビルスーツ

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事における「モビルスーツ」の解説

ザク以前MS成立には、テレビ大河原稿を含めて数多描写成されてきたが、安彦と大河原が「モビルスーツとは何か」といった話にまで踏み込んで考察し新たに大河原によってMS-01(MW-01) - 04刷新された。これらは本作オリジナル設定ではなくOVA映像化される前から正式にサンライズオフィシャル設定となったブグ MS-04として正式採用機となったジオン軍初の本格的MS『ORIGIN』原作では「プロトタイプザク」として知られる当時ジオン技術運用性よりも性能の向上を優先して設計され機体であり、事実ザクII匹敵する高性能機として、当時最も優秀なMSパイロットと見なされたランバ・ラル事実上専用機として活躍し一年戦争前哨戦スミス海戦い」では数ではるかに勝る連邦MS部隊ガンキャノン隊を圧倒的な機動性能で壊滅させた。ブグの名称はOVAにあたってスポンサーバンダイ名付けられた名称。 ザクIスミス海戦い」ではシャア・アズナブル黒い三連星搭乗した。MS-05としてルウム戦役投入される原典アニメ版では「旧ザク」の通称知られる『ORIGIN』漫画劇中ではガデム使用したザクII MS-06としてルウム戦役では最新鋭機として猛威奮う当初主力携帯火器戦術核弾だった為、後のビームライフル攻撃にも比肩し得る攻撃力発揮し、その機動性相まって緒戦連邦軍優位覆してのけた。後の主力火器となるザクマシンガンドラムマガジンから給弾ベルト式に変更(ただし、オデッサ編からはドラムマガジン式も登場)。右胸にガトリング砲1門、左腕機関銃を2門装備全体的にがっちりした体型になっている。ブレードアンテナはシャア専用独自のものだったが、オデッサ以降通常機に見られる遠目からもその所在がわかる対人兵器存在原典アニメ版との最も明確な差異であり、「一つ目悪魔」として連邦軍恐れられた。 グフ ヒートロッドヒートサーベルラル機のみは実体剣ではない)、5連装バルカン砲アニメ本作同じだが、ヒートロッド先端割れて標的つかんで電撃を流すことができる。オデッサの戦いジオン軍敗北した際、ブレードアンテナを装備していないグフ一隊登場マ・クベギャンとともにヒートサーベルのみ装備の「抜刀隊となって連邦軍吶喊した。 ドム、リック・ドム ホバー移動と主装備のジャイアントバズーカにより火力機動性兼ね備えた最新鋭機。先行量産され機体黒い三連星らによって運用された。ランバ・ラルはこの機体補充求めたが、オデッサでの攻防戦必要な貴重な主力機であるとしてマ・クベ副官ウラガン却下された。WB隊との交戦戦死したマッシュ弔いとなったオデッサ前哨戦ではガイアオルテガは計7(画上確認)機のドムガンダム挑んだ全滅した宇宙仕様リック・ドムザクIIにかわる主力機としてキャメルパトロールおよびコンスコン艦隊などに配備された。 ズゴック 水陸両用MSとして新コンセプト開発され最新鋭機。先行量産機シャア搭乗機となる。腕部内蔵したビーム兵器加え白兵戦威力発揮するツメなど、試作機経たことで洗練された能力を誇る。原典アニメ版登場した機体とはデザイン異なり最終形とされるズゴックE原典アニメ版との中間に当たる機体として登場したアッガイ 地球降下作戦に伴いザクIIジェネレーター流用した旧式機。開発はされたものの問題課題多く実戦配備には到らず倉庫眠っていたがジャブロー攻略作戦において工作機として活用された。 ゴッグ 最初から水陸両用MSとして開発され機体重武装により揚陸作戦想定して開発された。ステルス性能優れ腹部ビーム兵器内蔵するなど画期的機体だったが実戦配備から間もなくジオン軍地球での拠点失ったことで活躍の場限られたゾック 水陸両用MSとして試作されたMSゴッグよりも火力重点置かれ機体MS本来の長所である高機動性能を犠牲にした作りであった。その設計の歪さはあからさまであり、シャア一目見るなり「見かけ倒しなければ良いのだが」と不安をもらし、ガンダム出撃確認されたら自ら運用するという意向示していたが、結果的に確認出来なかったため、本来のパイロット搭乗することとなる。 ゲルググ ビームライフル標準装備したジオン軍最新鋭量産型MS先行量産機シャア搭乗機となる。巨大なシールド加えビームナギナタを持つガンダム匹敵する性能機体で、テキサスコロニー内での戦闘では先の戦闘疲弊していたとはいえガンダム追い詰め地雷原叩き落とし勝利したジオング ギレン肝煎り開発されジオン宇宙軍ニュータイプ専用MSニュータイプによる運用想定され有線式オールレンジ攻撃可能な機体。また胸部から上が脱出装置となる仕様備える。ゲルググ喪失後、シャアギレン軍門降ってまでこのMS得た。「足など飾り」として脚部替わり多数のバーニアノズルで機動性能を確保している。ただし、アンバック機能喪失している。

※この「モビルスーツ」の解説は、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の解説の一部です。
「モビルスーツ」を含む「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事については、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の概要を参照ください。


モビルスーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:02 UTC 版)

機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の記事における「モビルスーツ」の解説

ガンダム 地球連邦軍試作MS1号機(RX-78-01)と2号機(RX-78-02)があり、このうち2号機本作主役機となる。 ビームライフル加え右肩バルカン砲、左肩にミサイル発射口2門ないしはショルダーキャノン換装できる。サイド7では2号機先行して開発され1号機試験運用されていて、2号機との違い機体色と頭部のツインカメラアイがジムのようなゴーグルアイであること。連載当初玩具的であるとの理由からコアブロックシステム排除されていたが、ジャブロー編においてコアブロックシステム(コア・ポッド)が追加装備される描写がある。また、原典アニメ版同様にモスク・ハン博士によるマグネット・コーティング処理が施された。 ガンキャノン 連邦軍初の量産MS本作ではホワイトベース隊その他の部隊かなりの数が配備されている。最初期型一年戦争以前ジオン公国ザクI対抗して開発されたもので、開発者テム・レイ。左肩にキャノン砲1門、右肩バルカン砲搭載しマニピュレーター3本指だった。 後に製作され機体キャノン砲両肩装備されたが、マニピュレーター変更オデッサ以後となっている。最初期型開戦前の「スミス海戦いスミス海虐殺)」で対MS戦闘能力ザクIに対して大きく劣ることが露呈しその後製作され機体物語開始時点で既に旧式化しており、敵味方から「旧式」と評されるほど他のMS比較して性能は低い模様ガンタンク 一年戦争以前から運用されている連邦軍主力戦闘車両連邦軍コロニー駐屯部隊にも多数配備されており、暴動鎮圧にも使用されている。頭部デザインの変更のほか、下半身部にハッチと前副砲設けられている。あくまでも戦車延長上の兵器であり、その機動性能は他のMS比べるべくもないが、主兵装低反動キャノン砲ザクII一撃撃破する威力を持つ。物語開始時点で既に旧式化しており、作中ではホワイトベース隊以外の連邦軍部隊運用されている描写は無い。 ジム 連邦軍量産MS原典アニメ版とは異なりビームサーベル右側装備されており、コアブロックシステム搭載している。ビームスプレーガンは、地上用宇宙用とで形状変更されているが詳細不明また、本作ガンダム専用ビームライフルやバックキャノンを装備する機体登場シールドには従来十字マークロレーヌ十字のような装飾施されたもの、曲面主体シンプルなものなど派生型登場したジャブロー戦においてアムロ・レイ搭乗し反応遅さなど不満を感じつつもシャア搭乗するズゴック撃退するまた、ジオン側には量産されガンダム誤認されたようで、恐れをなしたザクアッガイ集団追い詰め撃破しており、やられ役印象強かった原典アニメ版違い一定の戦果挙げている。モビルスーツ戦が主体となってからは、増加装甲タイプ(キャノンタイプ、白兵戦用タイプなどがある)が開発されホワイトベース配備されるなど連邦軍戦力となった

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モビルスーツ(宇宙世紀ガンダムシリーズ/機動戦士ガンダムAGE/ガンダム Gのレコンギスタ/機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 01:59 UTC 版)

リアルロボット」の記事における「モビルスーツ(宇宙世紀ガンダムシリーズ/機動戦士ガンダムAGE/ガンダム Gのレコンギスタ/機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ)」の解説

リアルロボットの奔りとなった存在。同シリーズ中には可変型や四脚型、他機を凌駕する1機しか存在しない機体登場する

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モビルスーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:51 UTC 版)

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の記事における「モビルスーツ」の解説

本作MSは、厄祭戦元凶であるMAを倒すために開発され人型兵器とされており、工業技術低下した戦後の時代では希少かつ高価な存在となっている。フレームから新規に製造できる工業力をもつ勢力ギャラルホルンのみとされ、そのほか勢力レストアした厄祭戦時代機体当時設計図元に製造した機体使用している。団の活躍ギャラルホルン権威失墜し以降は、各勢力による軍備拡張推し進められ、流通台数拡大する他作品よりも機体フレーム構造踏み込んだ設定なされており、規格化され各種フレーム装甲武装を施すことで機体のバリエーション生み出している。同一フレーム同士は高い互換性があり、別の機種でもパーツ交換が行える。フレーム自体改造換装した機体もあり、ほかの同型機よりも体型大きく変貌している機体も多い。 厄祭戦当時阿頼耶識システム用いた操縦インターフェイス使用されていたが、戦後技術悪用恐れたギャラルホルンによって禁止され網膜投影コンピュータによる支援プログラム併用した手動操縦主流となる。厄祭戦時代残存機体も多くインターフェイス換装して運用されているが、宇宙海賊などの非合法組織では、ヒューマンデブリ少年兵用に阿頼耶識引き続き搭載している機体もある。

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モビルスーツ(MS)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:47 UTC 版)

機動新世紀ガンダムX」の記事における「モビルスーツ(MS)」の解説

人型機動兵器第7次宇宙戦争終戦後武器としてまた商品としても扱われるフラッシュシステムによって自在に動く無人モビルスーツは「ビットモビルスーツ」と呼ばれる

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モビルスーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 17:12 UTC 版)

機動戦士ガンダム ガンダムvs.Ζガンダム」の記事における「モビルスーツ」の解説

以下に記述のないモビルスーツについてはアーケード版登場モビルスーツ参照の事。下記モビルスーツは全てコスト375また、対戦モード宇宙世紀モード一部ミッションではモビルアーマー使用可能。 MSZ-010 ΖΖガンダム メイン射撃ダブルビームライフルダブルキャノンから選択サブ射撃ハイメガキャノン格闘武器ビームサーベルメイン兵装により通常移動方法格闘モーション違いがある。また、両手シールドがあるがメイン兵装および、抜刀抜刀の状態によってシールドとして効果発揮するものが変化しシールド開いていない状態では攻撃当たってそのままダメージを受ける。原作ではモビルフォートレス形態変形する事が出来るが、本作では変形不可能。「復活」が2回発動するサブ射撃使用不可になるほか、ダブルキャノン構成する2本のキャノンのうち一方1回目の「復活」で失われるため、以下の制限発生するダブルビームライフル使用している場合は、ビームサーベル二刀流シールド破壊された後のステップ特殊格闘)が不可能になるダブルキャノン使用している場合メイン射撃単発になる。 AMX-004-2 キュベレイMk-II 兵装は『機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ』のキュベレイ同様、メイン射撃ビームガンサブ射撃ファンネル格闘ビームサーベル基本的にキュベレイ準じた性能で、ファンネル3種類の使用法が可能。ただしキュベレイとはファンネル待機特殊格闘)と格闘仕様異なる。 カラーリング連邦エゥーゴ側がプルのような青のカラーリングで、ジオン・ティターンズ側がプルツー機のような赤のカラーリングになる。

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