ウイングガンダムゼロ
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ウイングガンダムゼロ / ウイングガンダム0は、1995年に放送されたテレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」 (MS) のひとつ。略称は「ウイングゼロ」および「ゼロ」。
- ^ WING GUNDAM 0と表記した資料もみられる[3]。
- ^ ウイングゼロの開発状況には資料によって差異があり、完成直前で処分されたとするもの[9]と、当時の技術水準では製造自体が不可能であったとするもの[2]が存在する。
- ^ TVシリーズ最終話では、終盤の五飛との接触~大気圏離脱のシーンにおいてメインモニター全体に風景を表示させている。第41話では、周囲の風景を映したサブウインドウを数枚、ブラックアウト状態のメインモニターに表示させる場面がある。
- ^ ゼクス・マーキスの搭乗機ガンダムエピオンに類似のシステムが搭載されているが、『EW』には未登場
- ^ 小説版『EW』では、アルトロンガンダムとの戦闘時、ヒイロはゼロシステムからの命令をいっさい無視して戦闘をおこなっていることが明記されている[14][15]。
- ^ 分割したライフルを左右に向けつつ、機体ごと旋回させて360度攻撃することをゲームでは「ローリングバスターライフル」や「ローリングツインバスターライフル」などと表記されている。なお、正パイロットになったヒイロは一度もその撃ち方を使用することはない。
- ^ 作中では蓋状のカバーを開いて使用する場面もある。
- ^ 先端が伸びることで敵を刺し貫く機構を備えており[17]、劇中ではテレビアニメ第24話にてカトルが搭乗した際、コロニー内の建物を破壊する場面でこの機構が使用されている。
- ^ 1/60スケールキット以前に発売されたプラモデル商品においても、装備個所は不明ながら諸元表では記載が確認される[3][17]
- ^ 2017年9月発売の半完成品プラモデル『ハイレゾリューションモデル』では、主翼上部が別の翼として分割されており、3対6枚の翼を有したデザインとなっている。
- ^ バンダイより2000年2月に発売された玩具商品『SDターンフラッシュガンダム 4 ウイングガンダムゼロカスタム』においては、カトキハジメによるEW版のウイングガンダムに準じるデザインのシールドが同梱されていた。
- ^ a b c アニメVスペシャル 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 1997, p. 70.
- ^ a b c d e f g h i j HGACウイングガンダムゼロ 2014- 組立説明書
- ^ a b c d e f g h i j k l 1/144ウイングガンダム0 1995- 組立説明書
- ^ a b 1/100ウイングガンダムゼロカスタム 1997- 組立説明書
- ^ a b c “XXXG-00W0 ウイングガンダム0(ゼロ)”. 『新機動戦記ガンダムW』公式ホームページ. サンライズ. 2010年12月6日閲覧。
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- ^ a b c d e 新機動戦記ガンダムW MSエンサイクロペディア 2007, p. 30.
- ^ 新機動戦記ガンダムW MSエンサイクロペディア 2007, p. 35.
- ^ 『RG 1/144 ウイングガンダム』組立説明書、2021年6月、バンダイ
- ^ a b 新機動戦記ガンダムW MSエンサイクロペディア 2007, p. 34.
- ^ a b c d MGウイングガンダムゼロEW 2004- 組立説明書
- ^ 電撃データコレクション 新機動戦記ガンダムW 増補改訂版 2012, p. 74.
- ^ 新機動戦記 ガンダムW―Endless Waltz 下巻 1997, p. 196-200.
- ^ 新機動戦記 ガンダムW―Endless Waltz 下巻 1997, p. 215-217.
- ^ 大河原邦男GUNDAM DESIGN WORKS 1999, p. 104-107.
- ^ a b c d e 1/100ウイングガンダム0 1995- 組立説明書
- ^ a b c 新機動戦記ガンダムW MSエンサイクロペディア 2007, p. 32.
- ^ a b 「1/144スケール HGAC ウイングガンダムゼロ 組立説明書、2014年3月、バンダイ
- ^ a b c d e f g 1/60ウイングガンダムゼロ 1995- 組立説明書
- ^ a b 1/60ウイングガンダムゼロ 1997- 組立説明書
- ^ a b アニメVスペシャル 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 1997, p. 72.
- ^ 敗者たちの栄光10 2015, p. 160-161.
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- ^ “SDガンダム GGENERATION PORTABLE”. 2007年8月時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月13日閲覧。
- ^ a b c 新機動戦記ガンダムW MSエンサイクロペディア 2007, p. 98-99.
- ^ RGウイングガンダムゼロEW 2014- 組立説明書
- ^ 隅沢克之・小笠原智史『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』第五十八話、KADOKAWA。
- ^ a b c 『RG XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ EW』バンダイ、2014年、組立説明書。
- ^ PGウイングガンダムゼロカスタム 2000- 組立説明書
- ^ a b c ガンダムエース2017年3月号 2017, p. 244.
- ^ “GFFMC ウイングガンダムゼロ(EW版) スペシャルページ”. プレミアムバンダイ. 2020年8月1日閲覧。
- ^ PGウイングガンダムゼロカスタム スペシャルver 2007- 組立説明書
- ^ 新機動戦記ガンダムE EW フィルムコミック 1998, p. 249.
- ^ ファクトファイルvol60 2005, p. 27-30.
- ^ 敗者たちの栄光13 2017, p. 38-39,56-57,105-113.
- ^ 敗者たちの栄光14 2018, p. 122-123.
- ^ ガンダムW最強プレイングブック 1998, p. 80-81.
- ^ ガンダムW最強プレイングブック 1998, p. 104-105.
- ^ ガンダムW最強プレイングブック 1998, p. 115-117.
- ^ “スーパーロボット大戦DD公式、2020年2月18日のtweet”. Twitter. 2020年2月20日閲覧。
ウイングガンダムゼロ
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「ザ・グレイトバトルVI」の記事における「ウイングガンダムゼロ」の解説
通常攻撃:マシンバルカン 強化時はバスターライフル。ジャンプ時はビームサーベル。
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ウイングガンダムゼロ(テレビアニメ版)
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「ウイングガンダムゼロ」の記事における「ウイングガンダムゼロ(テレビアニメ版)」の解説
デザインした大河原は自著において、「羽根や脚部の可変機構はスポンサーから提案されたもので、頭部には鋭角な悪のイメージも取り入れた」と語っている。 作中設定では「地球上での活動を重視した5機に対し、宇宙戦闘に特化した機体として設計された」とされる。背部には翼型の2枚の開閉式カバーを備えたスラスターユニット2基を装備し、展開時は大気圏内での浮力も向上する。肩部には開閉式のショルダーバーニアを備え、姿勢制御能力を高めている。胸部左右のエアダクトは、防御力の低下を避けるために、必要時のみカバーを開閉させる方式を採用している。
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ウイングガンダムゼロ(Endless Waltz版)
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「ウイングガンダムゼロ」の記事における「ウイングガンダムゼロ(Endless Waltz版)」の解説
機体色は、テレビ版よりも赤の割合を減らした白青のツートンに近い配色。兵器的な無骨さをもつテレビ版とは対照的に、天使を髣髴とさせる4枚の翼、甲冑的な意匠を取り入れた本体部と、よりキャラクター性を重視したスマートなデザインとなっている。カトキによれば、テレビ版のデザインはあまり羽根らしいシルエットではなく、一部の女性視聴者から「虫みたい」などと評されるものであったことから、「ウイング」という名に決着をつけることも意図されたという。テレビ版のネオバード形態への変形機構は廃止され、武装も一部省略されている。また、惑星間航行用ブースターを装着することも可能。 ほかの4機は頭部のみ石垣純哉のデザインであり、顔面の形状はテレビ版に準じているが、すべてがカトキデザインであるEW版ゼロのみはテレビ版と顔面の形状が変わっている。ただし、『EW』の1話ではテレビ版ゼロと同じ形状で描かれた場面がある。 『敗栄』『FT』では、後述の「プロトゼロ」の改修機と設定され、映像版にはない機構として、ゼロシステム起動時に、頭部の耳部分が開き羽状のセンサーユニットらしきものが展開し、胸部サーチアイ下部の装甲がスライド展開するギミックが追加されている。プロトゼロがゼロシステムによって暴走したトラントの手で自爆・大破したのち、デュオの協力を得たハワードが、同じく大破したゼクスのトールギスF(フリューゲル)とともに回収。ゼロシステムが提示した改修案をもとに、トールギスFに装着されていたウイングバインダーのデータを元にした改良・発展型とウイングガンダム(EW版)の外装を組み合わせた当機体へと変貌する。下記のネオバード形態の設定が追加された際に、胸部のデザインがプロトゼロの形状とラインを取り入れたものへと変更され、シールドも新規にデザインされている。『敗栄』ではゼロシステム起動時に頭部の耳に当たる部分が展開し羽状のパーツが現れると共にコクピットハッチ下部が下方向にスライドする等、システム起動が視覚的にわかるギミックが追加されている。 コックピットの位置は、映像版ではテレビ版と同じく腹部であるが、『敗栄』では、マスターグレード版プラモデルに合わせて胸部(サーチアイの後部)に変更されている。 名称の扱い OVA当時から、アニメ記事においては(エンドレスワルツにおける)「ウイングガンダム0(ゼロ)」と記述されていた。一方で、OVA発売と同時期に販売されたEW版デザインの1/100HG、パーフェクトグレード等のプラモデルでは「ウイングガンダムゼロカスタム」という名称で販売された。これは商品名を変えることによって消費者の混乱を避けるため、および商品登録にてテレビ版との混同を避けるための策である。これは一部のテレビゲームに登場した際も同様であった。しかし、2004年以降に販売されたのプラモデルの商品名は「ウイングガンダムゼロ(エンドレスワルツ版)」となり、2014年発売のリアルグレード版では「ウイングガンダムゼロ EW」となっている。現在の各メディアにおける表記はEW版のみ機体名の後ろに(EW版)などの表記を付け、無表記の場合はテレビ版を指すということで統一されている。 スーパーロボット大戦シリーズでは、『第2次スーパーロボット大戦α』までは「カスタム」と付いていたが、『第3次スーパーロボット大戦α』からは「ウイングガンダムゼロ」と表記されている。SDガンダム GGENERATIONシリーズでは、2005年5月に発売された『DS』ではゲーム中では「Wゼロ (EW)」となっていたが、、2006年8月に発売された『PORTABLE』ではゲーム中でも「カスタム」のままである。2009年8月6日に発売された『WARS』以降の作品では「Wガンダムゼロ(EW)」と再び変更されている。2009年12月3日に発売された『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS』では「ウイングガンダムゼロカスタム」の名称であるが、こちらはプレイ中機体の名称が略されるうえ、テレビ版デザインの機体も存在するので区別しやすくするためにカスタムの名称が使われている(ゲーム内でテレビ版はウイングゼロ、EW版はゼロカスタムと略される)。しかし2012年4月5日に稼動した同じくテレビ版とEW版が揃って登場する次々回作のEXVS.FBでは「ウイングガンダムゼロ(EW版)」の名称が使用されている(略称はともにウイングゼロだがEW版には(EW版)と付いている)。 これまで3Dアクションゲームでテレビ版デザイン機とEW版デザイン機が揃うことはなかったが、先述のVS.シリーズのNEXT PLUSで初めて2機の登場が実現し、W系のキャラクターからは2機とも同一機あつかいされる(ヒイロを含むテレビ版の機体に搭乗するキャラクターがEW版ゼロを見てもウイングゼロと認識し、逆もしかりである。しかし他作品のキャラクターからは2機とも若干違うあつかいを受ける)。
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