ウイングギャリバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 05:21 UTC 版)
自機であり、通称は「ウインガー」である。スタート直後(またはパーツなし)は「アルファ号」という2連装のショットを装備した状態である。 地上の決まった各所に格納庫が存在し、自機が差しかかると出現する。格納庫と一緒に出てくる数字の刻印された地上物を全て破壊することで、格納庫からその数字に対応したパーツが出現、合体可能となる。数字の地上物は「2」から「5」まで存在し、格納庫の周囲にその数字-1の数だけ、例えば「3」なら地上物は2個出現する。地上物はその地形に来ると出現し始めるが、出現しきるまで破壊できない。複数合体すると、そのパーツの能力は全て同時に使用可能となり、合体すればするほど強力になるが、その分当たり判定も大きくなり、リスクが上がる。 なお、パーツの出現順序は、回収した・しなかったによらずエリアマップ固定で番号順になっている。7、12、14〜16面は1個、その他の面は2個配置されている。例えば、当たり判定の大きくなる「2」を意図的に取り逃がして、「3」と「4」のみを回収して進むという事も可能。この場合、「5」まで行けば、次は所有していないパーツが出現する(この場合「2」に戻る)。合体するごとに、フォーメーション攻撃に必要なFマークが3まで回復する。また、パーツ合体後1秒ほど無敵となる。 合体時は敵や敵弾に触れてもパーツだけが破壊され、即ミスとはならない。2機〜4機合体時にはアルファ号のみに戻り、5機合体の状態のときのみアルファ・ベータ・デルタ号の3機合体状態になる。また、パーツ破壊後1秒ほど無敵となる。 アルファ号 初期状態の自機。2連装。攻撃力は小さく、フォーメーションも使えないが、当たり判定が小さいので最も攻撃を受けにくい。画面上では「WINGER」と表記される。 ベータ号 「2」の格納庫から出現。横長の羽根型で、合体すると攻撃範囲が横長に倍に広がる。各ショットの判定が独立していないため破壊不能敵に遮られやすくなる。かなり大きめのパーツなので、合体するといきなり当たり判定も広がる。 ガンマ号 「3」の格納庫から出現。アルファの機首にかぶさるように付く。後方にもノーマルショットが撃てるようになる。当たり判定、攻撃力自体はアルファのノーマルショットと変わらないが、唯一、恐竜の骨を破壊することができる(ファミリーコンピュータ版は破壊不可能)。 デルタ号 「4」の格納庫から出現。アルファの前方に付く。強力な貫通弾を発射できる。連射能力はそのままに、射線上のザコ敵を一掃できる。ボスに対して与えるダメージも大きくなるが、自機は見た目通り前方への当たり判定が若干広がる。 エプシロン号 「5」の格納庫から出現。最後尾に付く。自機後方に大きめのバリアを張る。このバリアは敵の弾や地上物に対しては無力であるが通常ショットで破壊出来る敵空中物に対しては全て一撃で破壊可能な特性があり、ゲーム中非常に硬い要塞ダイコンや宇宙魔王マンドラーの最終段階であっても同様である(ただし実行・検証するには、相当な技量が必要である)。
※この「ウイングギャリバー」の解説は、「テラクレスタ」の解説の一部です。
「ウイングギャリバー」を含む「テラクレスタ」の記事については、「テラクレスタ」の概要を参照ください。
- ウイングギャリバーのページへのリンク