ウイングガンダムプロトゼロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 10:36 UTC 版)
「ウイングガンダムゼロ」の記事における「ウイングガンダムプロトゼロ」の解説
『敗栄』『FT』に登場。上述のようにEW版の改修前の姿と設定されている。テレビ版準拠のデザインのため、ネオバード形態への変形機構やシールドなどの武装を有しているが、カトキの手によってウイング内部にネオバード形態用の副翼が追加されるなどのアレンジが施されている。このプロトゼロも広義には「EW版」だが、当記事では便宜上、改修後の姿のみを「EW版」と呼び区別する。 『FT』では、先行開発された試作零号機の設計をもとに2機が製造されたとされる。試作1号機は、A.C.186年ごろに6人の科学者のひとりドクターJが製造し、ヒイロの実父であるアディン・ロウがある任務で搭乗する。当時の技術では狙撃シークエンスやツインバスターライフルはまだ未完成であり、ゼロシステムも実用可能な段階ではなかった。2号機は、カトルがウィナー家に秘匿されていた零号機のデータをもとに製造し、未完成だった武装やシステムを実用レベルに引き上げた上で搭載している。カトキがデザインしたプロトゼロはこの2号機にあたる。 『敗栄』では、テレビ版と同じくH教授の設計図をもとに製造される。トラントがゼロシステムに取り込まれて暴走する経緯もテレビ版と同じだが、デスサイズヘルとの戦いはヒルデ・シュバイカー搭乗の宇宙用リーオーが加勢する場面に変更され、最終的にトラントが機体を自爆させたことをきっかけに、上述のように改修される。
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