消費者の混乱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/30 16:36 UTC 版)
米国では、プラスチック製品にRICを使用することにより、どのプラスチック製品がリサイクル可能であるかについて消費者の混乱が生じている。プラスチックリサイクルプログラムが米国の自治体で最初に実施されたとき、RICコード1(ポリエチレンテレフタレート)と2(高密度ポリエチレン)のプラスチックのみがリサイクルされた。受け入れ可能なプラスチック製品はその後増加しており、一部の地域では、市のリサイクルプログラムがRICに関係なくほとんどのプラスチック製品を回収し、リサイクルすることができる。これにより、一部の地域では、道端の回収箱に何を入れるかを決定するときに、RICによるのではなく、その形態(ボトル、タブ、蓋など)によって分別するよう指示している。消費者の混乱を緩和するために、アメリカ化学工業協会(英語版)は、プラスチック製品のリサイクル方法について消費者を教育するために使用できる標準化された用語を導入するための「リサイクル・ターム&ツール」プログラムを開始した。
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