ACT-4またはVTDとは? わかりやすく解説

ACT-4またはVTD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 03:48 UTC 版)

SUBARUのトランスミッションの一覧」の記事における「ACT-4またはVTD」の解説

スバルアクティブトルクスプリットおよび可変トルク配分VTD)と呼ばれる2種類駆動力伝達システム使用するアクティブトルクスプリット式は前輪直接的に後輪油圧クラッチを介して駆動する制御ユニット車速ギア位置車輪速など複数要素監視しメモリ格納されモデル基づいてクラッチ適用変動する。これによって、数パーセントから完全にロックされるまでの間で後輪へのトルクが常に、積極的に変化する制御ユニットは一秒間数回トルク変動できる。より高出力エンジンを持つ車両はより積極的なモデル使用し、これによって一般により高いリアエンゲージメントがもたらされる。後に消費者の混乱を減らすため試みとしてトルク分割数字示されたが、制御ユニット固定出発点与え機械的またその他の装置存在しないためこれらの数字には何の意味もなかった。このシステムアルシオーネ 2.7VX導入後のほとんどのスバル車で使用されるより一般的に使われる機構である。VTDクラッチに対してツイン遊星センターデフ追加し、したがって遊星ギア比から計算される固定出発トルク分割有する(最も一般的には45:55)。積極的なクラッチ動作ACTシステムと同様であるが、クラッチはがデフそのものとしてではなくデフ動作抑えるために使われるVTD1991年アルシオーネSVX導入されVDCアウトバック米国市場モデル2003~04レガシィGT/2.5GTなどターボチャージャー搭載した高性能モデルで大抵見られるアクティブトルクスプリットおよびVTDは両世代4速トランスミッション見られるが、5速トランスミッションVTDのみを使用する

※この「ACT-4またはVTD」の解説は、「SUBARUのトランスミッションの一覧」の解説の一部です。
「ACT-4またはVTD」を含む「SUBARUのトランスミッションの一覧」の記事については、「SUBARUのトランスミッションの一覧」の概要を参照ください。

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