『フィーバー2【チュー!】』から登場するキャラクター
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「ぷよぷよシリーズの登場人物 (フィーバー以降)」の記事における「『フィーバー2【チュー!】』から登場するキャラクター」の解説
シグ(Sig) 声:渕崎ゆり子(日)/ ベンジャミン・ディスキン(英) 演:綾那(舞台『ぷよぷよ オンステージ』) 登場作品:チュー! | 15th | 7 | 20th | クエスト | テトリス | クロニクル | eスポーツ | テトリス2 タイプ:「フィーバーで逆転タイプ」 / テーマ曲:散歩の途中で(15th)、のんびりすすめ、ずんずん(20th) 『フィーバー2【チュー!】』から登場する、同作の主人公の一人。クラス替えでアミティと同じクラスになった少年。常にマイペースで無気力だが、大好きな虫のことになると本気を出すほか、普段はナーエの森で虫を集めている。りんごからは「ほのかにカブトムシの香りがするゆっくり系の少年」と言われている。 オッドアイで赤い左目と赤い異形の左手を持つが、そのことも自分も他人も大して気に留めていない様子。頭の触角のような2本の髪は、ことあるごとに動く。魂らしき青い生き物が体から出ていることがある。さかな王子から「三食昼寝散歩付きと、おまけにおやつ」と誘われ、意味も分からずにシモベとなった。『ぷよぷよ!!』では、デモなどで他のキャラクターが対戦する際に「ぷよ勝負!」と言う所を「ぷよで勝負だ」と話す。 連鎖ボイスは主に青に由来するものが多いが、フィニッシュ5の「ハイドレンジア」のみあやしいクルークと共通している。 公式ウェブサイトでは当初「ぷよぷよシリーズ初の男の子の主人公」と紹介されていたが、『ぷよぷよSUN』でシェゾが主人公の一人で、「ぷよぷよシリーズ初の男の子の主人公」というのは誤りであるため、「初登場の男の子の主人公」に修正された。 6月16日生まれのふたご座。血液型はB型。特技は目を開けて寝ること。苦手なものは幽霊や0点テスト。 sigは古代ノルド語で「戦い」の意。 『ぷよぷよ!!』では声違いキャラクターとしてしあわせなこえのシグが登場している。声以外はシグと同じ。くろいシグ(Dark Sig) 『ぷよぷよ!!』で登場したシグのデザイン違い。左腕を含む全身が黒に近い青中心に染まっているが、目の色は通常のシグと同じである。さらに、左腕同様右腕も異形の形に変化している。チャレンジたいせんより「チャレンジぷよ通」で勝負を挑んでくるほか、ショップで購入することでストーリー以外のプレイヤーキャラとして使えるようになる。フィーバーでの組ぷよパターンは通常のシグと同じ。 フェーリ(Feli) 声:前田ゆきえ(日)/ エリン・フリッツジェラルド(英) 登場作品:チュー! | 15th | 7 | 20th | クエスト | テトリス | クロニクル | テトリス2 タイプ:「手堅くフィーバータイプ」 / テーマ曲:窓辺にて想うその名は…(15th)、秘めたる想い(20th) 『フィーバー2【チュー!】』から登場。一人称は「あたし」。プリンプタウンの隣町にあるエリート学校に通う生徒で、レムレスの後輩にあたる。占いやまじない、黒魔術が趣味で、自分の世界に漬かり込んでいる。基本的に人の話は聞かない上、独特の話し方ゆえに、他者から話の中身を理解されないことが多い。 まじないの腕前はそれなりに高く、『ぷよぷよ!』ではバルトアンデルスの企みを看破している。 ダウジング用のL字形のロッドを両手に持ち、黒色のゴスロリの衣装を着ている。 レムレスに恋しており、彼に近づこうとする人間は、その目的が何であれ容赦はしない。たとえば、『ぷよぷよ!』においてはクルークがレムレスに憧れていることが判明した途端、強い嫌悪と敵対心を抱いている。それ以来、クルークとはレムレスを巡って三角関係になっている。このため、『ぷよぷよ!!』の対戦ルールの1つ「ペアでぷよぷよ」でクルークとダッグを組むと、勝利時のセリフが互いに毛嫌いしているものに変化する。 『ぷよぷよ7』ではラフィーナに対し、互いに高笑いと奇声のみで意思疎通をするという離れ業を見せ、りんごを唖然とさせた。 『ぷよぷよテトリス』ではラフィーナ、ルルーと共に何者かに操られた状態で突如すずらん中学校に現れ、スワップルールでりんごに勝負を挑んでくる。勝負後はプリンプタウンに逃亡、噴水広場で再会し、2回目の対戦後で目を覚ましたが、りんご自身は本当に目覚めたかどうかについてほとんど分からない状況だった。VSルールのデフォルトではテトリスサイドに属している。 連鎖ボイスは占星術に因んだものが多い。 11月13日生まれのさそり座。血液型はB型。きれいごとは嫌い。0点テストに弱いことから、勉強も苦手。「ぷよぷよテトリス」および「ぷよぷよクロニクル」では隠しキャラとして登場する。しろいフェーリ(Angelic Feli) 『ぷよぷよ!!』で登場したフェーリのデザイン違い。背中に天使のような羽のついた白中心の衣装を身にまとっている。また声のトーンが普段より高くなり、口調も穏やかになっている。チャレンジたいせんの「チャレンジぷよぷよ」で勝負を挑んでくる。また、ショップで買うことでストーリー以外のプレイヤーキャラクターとしても使えるようになる。組ぷよパターンは通常のフェーリと同じ。 キャラクターデザイン 三瓶はフェーリのデザインについて、かわいらしさと恐ろしさを併せ持ちつつも、怖く見えないようバランスを意識しているとインタビューの中で述べている。 レムレス(Lemres) 声:山崎たくみ (日)/ ベンジャミン・ディスキン(英) 登場作品:チュー! | 15th | 7 | 20th | クエスト | テトリス | クロニクル | テトリス2 タイプ:「バランス重視タイプ」 / テーマ曲:ライジングコメット! 『フィーバー2【チュー】』から登場。『フィーバー2【チュー】』および「ぷよぷよテトリス」、「ぷよぷよクロニクル」では隠しキャラとして登場している。 プリンプタウンの隣町にあるエリート学校の生徒で、フェーリの先輩にあたる。常に目を閉じている。一人称は「僕」。光の属性・「彗星の魔導師」の異名を持つ優秀な学生魔導師であり、人を喜ばせることや笑顔が大好きなため、甘いお菓子のように幸せを振りまく光の魔導師を目指している。 実家はダークな魔法の名門の出だが、苦手なものとして「自分の家」を挙げており、今はあまり家に帰らず自由気ままに散策をしている。 甘いもの、特にパフェが大好きで、会う人にお菓子を振る舞うが、誘拐犯のような言動が多く、他の登場人物たちからは怪しまれている。 初出の『フィーバー2』では『わくわくコース』の最終ボスとして登場。プリンプ魔導学校に行こうとしていたところ道に迷ってしまい、アミティやシグと遭遇して道を尋ねるも、胡散臭い態度から誘拐犯と勘違いされた。 甘いものは好物であると同時に彼の魔力の源でもあるため、『ぷよぷよ!!』ではその甘いものに頼らない修行をしていたものの、枯渇した影響でどんぐりガエルが大きなあめ玉に見えてしまうほど幻覚を見るようになっていた。 『ぷよぷよテトリス』ではテト号の修復が完了した直後、プリンプタウンにもテトリミノが降っている事をりんご達に知らせている。テトリスのやり方を教わったティと対決した後、プリンプタウンまで一緒に行くことになるが、クルークと意識を取り戻したフェーリをなだめようとしたところで出番は終了となる。なお、VSルールでのデフォルトはテトリスサイドに属している。 『ぷよぷよ7』の「でかぷよラッシュ」時は白い服になっている。 『7』までは箒を持っていたが、『ぷよぷよ!!』以降は杖に変更されている。 一部の連鎖ボイスはフランス語の製菓用語。 8月25日生まれのおとめ座。血液型はA型。キャラクターデザイン ラフィーナ同様、『クエスト』を除き、シリーズ通して衣装の変化は抑えられている。 オトモ(Butler / Otomo) 声:菅沼久義 登場作品:(チュー!)|(15th)|(20th)| クエスト さかな王子に教育係として仕えているお供で、一部の漫才デモのみにおいてサブキャラクターとして登場する。行方不明になった王子を探してプリンプタウンにやってきた。気が小さく頼りない人物だが、王子を想う気持ちは非常に強い。 『チュー!』では王子と再会はできたが、すぐに逃げられる。その後の王子とオトモの追いかけっこはプレイヤーに届く手紙で垣間見られる。その後何とか捕まえた様子。 『ぷよぷよ!』では対戦中、しばしばさかな王子の助太刀(食らいボイスと反撃ボイス)に入る。漫才デモには登場しないが、フェーリがさかな王子のことを「恐らくオトモ付き」と言ったことから、隠れて王子のことを見守っている模様。 『ぷよぷよ!!』では対戦中には出なくなったが、漫才デモに時々登場し、王子のことを心配して追っている。ウイッチに依頼して王子を捕まえるも、逃げられてしまった。 『ぷよぷよテトリス』では登場しないものの、さかな王子の台詞で名前のみ登場する。 4月17日生まれのおひつじ座。血液型はB型。特技はあみもの。好きなものは王子のアルバムで、苦手なものは王子のワガママ。 あやしいクルーク(Strange Klug / Possessed Klug) 声:園崎未恵 登場作品:チュー! | 7 | 20th | クエスト | テトリス2 タイプ:「バランス重視タイプ」(チュー!)→「自力で大連鎖タイプ」(7以降) / テーマ曲:紅き叫びの波動! 『フィーバーチュー!』に登場する、事実上の最終ボス。最強の黒幕。クルークが持っている本(封印の記録)に封印されていた魔物が、魔導アイテムの力によってクルークの体を乗っ取った姿。眼鏡を初めとする服装や髪の色が、普段のクルークとは異なるものになっている。アミティらにアイテムを取り返されて再度本に封印されたが、クルークは未だにこの本を手放していない。 6月16日生まれのふたご座。血液型はA型。掃除が得意。好きなものは読書で、苦手なものは封印の記録。本に封印される前は見るだけで身の毛がよだつような恐ろしい姿をしていた。 『フィーバーチュー!』では隠しキャラクターで別キャラクター扱いのため、組ぷよパターンは通常のクルークとは全く異なる独自のものになっている。 『ぷよぷよ7』では単体のキャラクターとしては登場しないが、クルークがでかぷよラッシュで「あやしいクルーク」の姿に変身することができる(ツモは変わらない)。 『ぷよぷよ!!』ではクルークのデザイン違いとして別個に登場し、チャレンジたいせんの「チャレンジなぞぷよ」で勝負を挑んでくる。ショップで購入することでストーリー以外のプレイヤーキャラとして使用できるようになる。ただし『ぷよぷよ!!』では『チュー!』とは異なり、他のデザイン違いのキャラクター同様に組ぷよパターンは普通のクルークと共通になっている。 2021年2月4日に『テトリス2』の第2弾アップデートにて、プレイアブルキャラクターに追加。 バルトアンデルス(Baldanders) 声:菅沼久義 登場作品:チュー! | 15th | クエスト タイプ:「こつこつジャブ攻撃タイプ」 / テーマ曲:甲冑の番犬!?バルトアンデルス 通称「バル」。召喚実習の際、フェーリによって誤って異世界(アルル達とはまた別の世界。あくま曰く、どこか別の星)から召喚された、犬のような謎の生物。鉄仮面を被り、背中には小さな翼がある。巨体で容貌は少し怖いが、性格は人懐っこく甘えん坊である。また、鳴き声が異様に高い。アルルやおしゃれコウベとは仲がいい。 11月23日生まれのいて座。血液型はB型。特技はお手。好きなものはフェーリで、苦手なものはお留守番。演技・キャスティング アルルとクルークを演じた園崎未恵は電撃オンラインとのインタビューの中で、バルトアンデルスの演者である菅沼久義について言及し、「[前略]バルトアンデルスで激しく吠えたあとに、別のキャラをやるのは息がきれるので大変ですよね(笑)」と話している。 あくま(Akuma) 声:山崎たくみ 登場作品:チュー! | 15th | クエスト タイプ:「とにかく大連鎖タイプ」 / テーマ曲:プリサイス博物館 首の浮いたクマのぬいぐるみのような姿をした老人で、首元に学問と知恵を意味するクローバーの勲章が付いている。プリサイス博物館(『フィーバー2』のゲーム上では、漫才デモを見たり音楽を楽しんだりできるコーナー)の館長を数千年前から務めており、プリンプタウンや魔導学校の警備も担っている。その一方、名前に反して悪魔ではない。台詞の語尾が必ず「ま」になる。興奮したり怒らせると「くま!」としか叫ばなくなり、主にぷよ勝負を持ちかけられると興奮する。また、クルークが館内の図書館から常に同じ本(封印の記録)を毎度返却日に返してはその日のうちに借り続けていることを快く思っておらず、「子供が放さないぬいぐるみと同じ」と評した。 『ぷよぷよ!』でポポイに近い「霊物(れいぶつ)」という存在だと明かされている。シグの赤い手やユウちゃんとレイくんの生前について何か知っている。ラフィーナからは年寄り扱いされている。 『ぷよぷよ7』では登場していないが、フェーリのだいへんしん時のちびぷよバージョンの際に、彼をモデルとした人形を持っている。 1月11日生まれのやぎ座。特技は骨董品集め。好きなものは古い本で、苦手なものはコーヒー。博物館で眠っていることが彼の秘密。 ゴゴット(Gogotte) 声:菅沼久義 登場作品:チュー! | クエスト タイプ:「フィーバーで逆転タイプ」 『フィーバーチュー!』に登場。最近になってナーエの森に現れた謎の料理人。会う人会う人に謎の薬を飲ませようとすすめている。 過去に薬を作る際に失敗して身体が小さくなったが、それを生かして旅を続け、たどり着いたナーエの森に小屋を建てて勝手に住み着いている。ナーエの森にある植物、特にキノコをよく集めている。東方の異国からやって来たとのことで、口調に訛りが見られる。また肌色も他のプリンプの住人と比べ、褐色である。 10月1日生まれのてんびん座。血液型はAB型。特技は手料理。好きなものは蜂蜜、苦手なものは日光。
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