NHK-FM放送 脚注

NHK-FM放送

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 04:05 UTC 版)

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注釈

  1. ^ 編成はクラシック音楽などのハイカルチャー中心である
  2. ^ a b NHKのFM放送の実験局で呼出符号があったのは東京・大阪のみ[1]
  3. ^ 初めの番組は、ベートーヴェン作曲の交響曲第9番「合唱」で、演奏は、ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、 エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、ユリウス・パツァーク(テノール)、 オットー・ヴィーナー(バス) 、ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮、 ウィーン・プロ・ムジカ交響楽団による、1956年モノラルで録音された、米VOX原盤のLPレコードの再生によるものだった。現在この音源は、コロムビアよりCDにて入手できる(CD番号:COCQ-84706)。
  4. ^ FMステレオの試験放送は先ず、1963年5月17~19日のNHK放送技術研究所の技研公開にて、期間中毎日2時間半に渡って行い、翌月(6月)12日にも、当時の皇太子殿下が同研究所をご参観された際に、同試験放送を2時間半に渡って行った。
  5. ^ 同県は当初は全てモノラル放送だったが、1977年にローカル番組のみステレオ化され、1984年2月24日に漸く全国放送がステレオ化された(この日、沖縄局にFM全国ネットのPCMデジタル回線が導入されたことによる)。
  6. ^ 東京総合テレビジョンの1chの周波数(映像:91.25Mc・音声:95.75Mc)と近く、電波干渉を起こしやすくなるため、86-90Mcはガードバンドに指定された。
  7. ^ NHKにおける日付またぎ放送はすでに1987年7月から、当時の衛星テレビ第1放送から実施していた。ラジオではこの後1990年度から試験的にラジオ第1放送で一部期間・曜日限定で日付またぎの24時間放送を行い、1992年度から正式な24時間放送となった。テレビについては1989年度から一部の週末曜日(金・土曜日)で総合テレビジョンで試験的に実施し、1995年度から日曜付けを除き毎日実施。1997年度から24時間放送化した。教育テレビ(Eテレ)も1992年度から同様に一部週末曜日で試験的に日またぎを行い、1995年度から拡大、さらに2000年度から6年間は24時間放送を行ったが、2006年度からは24時間放送を廃止し、深夜に2-4時間程度の休止枠が設けられている。
  8. ^ 当初は同日より2018年3月30日までの一部地域試験配信からスタート[10]。半年余りで一旦終了した。
  9. ^ ただし、権利上の理由で同時配信されない番組が一部ある。また、聴けるのは一部の局にすぎない。
  10. ^ 1988年時点では前橋、宇都宮、水戸の各局の総合テレビが県域放送未実施だった。
  11. ^ 北見市内には別途「新北見中継局」が置かれている。
  12. ^ 現在の東京スカイツリー移転前の東京タワー時代は10kW送信。ただし移転後は送信点高が東京タワーよりも遥かに高くなったため、実質的な受信可能エリアは広くなっている。
  13. ^ 長野市内には別途「善光寺平中継局」が置かれている。
  14. ^ 同じ京都府を放送対象地域とするエフエム京都は開局当初は同じ1kWであったが、後に3kWに増力。
  15. ^ 同じ兵庫県を放送対象地域とするKiss FM KOBEは開局当初は同じ500Wであったが、後に1kWに増力。
  16. ^ 山口市内は鴻ノ峯中継局などでカバー。
  17. ^ ステレオ実験局としての開局は、FM放送開始日と同じだが、ステレオ放送は、NHK広島放送局の放送波を中継して行っている為、同開始日は、広島局と同じとなる。
  18. ^ 中波の周波数の変更そのものは、試験放送の名目で放送を開始した午前5時(ラジオ第1。第2は5時30分)にすでに行われていた。
  19. ^ 全国戦没者追悼式典中継がある毎年8月15日など。この場合、ラジオセンターの空いているスタジオを使用。
  20. ^ もともとはラジオ第1放送が12時のニュースを挟んで放送する予定になっていたが、13:00から国会中継が編成されることになったため、放送波変更となった。
  21. ^ 実際は11:50のローカル枠から12:20まで休止。
  22. ^ a b c d 千葉、埼玉、群馬、三重、奈良の各県は民放AM局も存在しない。このうち奈良県は県域民放FM局も存在しないため、NHK-FMが唯一の県域ラジオ局である。
  23. ^ a b また、年数回は地上波の全部の放送を停止した日=日曜深夜があったため、その場合は深夜便のリレー放送もなかった。1998年4月 - 2000年3月は原則毎週日曜日、2000年4月 - 6月は第1・3日曜日、ならびに集中メンテナンス週間の実施日は放送休止として、それ以外を24時間放送(5:00起点、日曜深夜1:00終了)としていた。2000年7月以後は一応第1・3日曜日とメンテナンス週間期間中の放送休止日は定めているものの、全国一斉ではなく各局の任意となった。これは地震台風豪雨などの天災が発生した場合の災害対策基本法や、テロなどの大規模な有事が発生した場合の国民保護法の義務を履行するための措置。
  24. ^ ラジオ第1・総合テレビも同様。ほとんどのFM放送の送信所は地上波のテレビと送信施設を共用しているため、それに合わせる場合も多いが、テレビ・FM別々の場合もある。基本として第1・3日曜深夜であるが、ところによって第2・4・5日曜深夜にも休止となる局がある。FM放送の休止時はVICS用のFM多重放送も休止となる。なおこの場合でもラジオ第1は通常放送をしているため、大型メンテナンスでない限りは両方の電波が休止することはない。直近では2012年3月18日深夜(3月19日未明)に富山局が設備全面点検によりテレビを含む地上波の全波が休止になったことがあった。
  25. ^ 以前はオリンピックやFIFAワールドカップはFMでも放送されていたが、聴取者の要望にこたえることとFM放送の役割を明確化するため、2006年からはラジオのオリンピックやFIFAワールドカップのスポーツ中継放送を中波のラジオ第1放送のみで行い、FM放送単独で「ラジオ深夜便」の放送が行われるようになった。
  26. ^ 特別編成の場合を除き、地上波の定時編成では初めて日またぎ放送が実現した。ちなみにラジオ第1放送1992年総合テレビ1993年から定時での日またぎ放送を開始。
  27. ^ 放送機器保守点検のための放送休止や混信等による中波難聴取地域対策として開始。ラジオ第1放送が定期メンテナンス=当時は毎月第2・4月曜と、年2回(春・秋)の集中メンテナンス週間の実施日に当たる場合、午前1時から5時までFMで補完放送。この場合放送終了時の国歌の演奏はなかった。
  28. ^ 東京・大阪など大多数。総合テレビは終夜体制で震災関連放送を行っていた
  29. ^ 1998年3月までは毎朝5:53から、1998年4月以後は放送休止日の4:53からそれぞれ放送開始時の時報直前まで
  30. ^ 東京では2012年4月23日NHK放送センター東京都向け)のFMが東京タワーから東京スカイツリーに送信所が変更された際に、4:53より試験電波としてチェレスタが演奏された。以降再開時にはチェレスタ演奏が流されるが、ネットラジオの番組表には掲載されないことがある。
  31. ^ 2003年、呼出名称が「NHK+(設置場所の地名)+FM放送」の後に呼出符号をアナウンスする形式から、先に呼出符号を読み上げ、その後「NHK+(設置場所の地名)+FM放送」に変更されたことに伴い、識別信号のアナウンスも変更された(同様に、ラジオ第2放送などでも、従来の呼出名称の冒頭に「NHK」の文字が付け加えられた。ただし、大都市圏のFM単独局(横浜、千葉など)では以前から「JO□□-FM、NHK◆◆FM放送」のアナウンスもあった)なお、2010年2月1日正午前のコールサインの呼び出しは、翌月の「緊急警報放送の試験信号」の実施日変更の案内を放送したため、休止された。ラジオ第1も同様であった(放送聴取で確認済み)。また、2012年8月23日も第94回全国高等学校野球選手権大会の決勝および閉会式の中継を11:50から中断ニュースを休止して行った関係で正午前のコールサイン呼び出しアナウンスが休止された(元々はFMでの放送を予定していなかったが、ラジオ第1放送で13:00から国会中継が行われるため、番組編成の変更が生じたものである。)。
  32. ^ 君が代は東京など大半の地域では1984年の衛星放送開始後に使われるNHK交響楽団演奏のものを流すが、大阪と札幌はそれ以前に使われていた東京放送管弦楽団演奏とみられる古いものを、更に仙台ではサッカーなどの国際スポーツ大会で流されるものが使われる。 これらの違いは「らじる★らじる」で拠点局分限定ながら確かめることができる。
  33. ^ 但し北九州局だけはVICSに限り福岡局の中継局扱い。
  34. ^ 東京・大阪などのように、デジタルが完全休止、アナログは親局などごく一部で減力を行い、中継局が休止となった例もある。
  35. ^ 当初は、これらの他にも、熊本高知秋田松江でも、テープ再生による送出が行われていたが、これらの局は後に、放送波中継に変更された。
  36. ^ これは、電電公社の電話局間の音声伝送回線をFMステレオ用にデジタル化(768kb/s)したもので、電電公社局舎からNHK各局まではアナログ音声回線というものである(エフエム東京などの民放FM間も1980年にその回線が開通した際もこの方法であった。)。PCMデジタル回線開設当初は東京-名古屋-大阪間のデジタル伝送路が無く1.544Mbpsのモデム「DAT-1C」を使用してアナログで伝送していた。デジタル伝送の技術フォーマットは、32KHz標本化13ビット直線符号化7折線デジタル圧伸(13ビット→11ビット)たたみこみ符号化である。(電電公社 施設 30-7 ディジタル伝送によるステレオ放送中継方式)、その後、光ファイバー等のデジタル伝送技術が進み、量子化ビット数は16ビット直線になった。
  37. ^ NHKの独自収録による初のPCMデジタル収録放送は1977年8月6日の東京ローカル番組での「リクエストアワー」で、内田光子ピアノによるハイドン作曲のピアノソナタだった。その後、1979年10月には、カラヤン指揮ベルリン・フィルの東京・普門館での公演の多くを、NHK放送技術研究所と三菱電機の共同開発によるPCMデジタル録音機(16ビット直線、サンプリング周波数:50.4kHz、固定ヘッド式、1/4インチオープンリールテープ使用、テープ速度:38cm/s、手切り編集可能)によって収録・放送。この内、10月21日に演奏されたベートーベン交響曲第9番「合唱」については、2003年9月26日ユニバーサル・ミュージックよりCD化され(CD番号:UCCG-9396)、その他の録音のほとんども、2008年にNHKソフトウェアーから期間限定販売にてCD化された。これを契機に、NHK交響楽団演奏会を初め、国内の演奏会のPCMデジタル収録が増えた。(初期のものとしては、NHK交響楽団の演奏会の一部、カール・ベーム指揮ウィーン・フィル1980年の来日公演などがあり、一部はCD化されている)
  38. ^ ラジオ第1、ラジオ第2、短波放送NHKワールド・ラジオ日本)の一部収録番組と、地上デジタルラジオ放送でもDATのメディアが使われていることがあった。
  39. ^ ただし、「NHKきょうのニュース」はBGM自体、完全なステレオ音声である。
  40. ^ 旭川局では2012年2月6日から終日ステレオ放送に移行。
  41. ^ 2017年11月6日より津、名古屋の放送局は終日ステレオ放送となった。
  42. ^ ラジオ第1が選抜高校野球中継放送のための振替放送。
  43. ^ 記録的短時間大雨情報、土砂災害警戒情報、竜巻注意情報、局地的な災害・気象警報の発令および解除。

出典

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  2. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'64』日本放送出版協会、1964年、206頁。 
  3. ^ a b 日本放送協会 編『NHK年鑑'64日本放送出版協会、1964年10月15日、50頁。NDLJP:2474361/35https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2474361 
  4. ^ a b 「NHKニュース」『放送教育』第18巻第10号、日本放送教育協会、1964年1月1日、52 - 53頁、NDLJP:2341233/27 
  5. ^ a b c d 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'64』日本放送出版協会、1964年、206頁。 
  6. ^ a b c d e 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'65』日本放送出版協会、1965年、226,228頁。 
  7. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所 放送史編修室 編『NHK年鑑'69日本放送出版協会、1969年9月20日、225 - 226頁。NDLJP:2525969/133https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2525969 
  8. ^ 日本ラジオ博物館 日本のFM放送の始まり
  9. ^ 五味比左志~合唱とともに~ NHK-FM放送の歴史(タイムテーブル/番組表)
  10. ^ NHKラジオ「radiko」に期間限定で配信 10月2日から半年間 ORICON NEWS 2017年9月20日
  11. ^ NHKラジオのradiko.jp配信、4月12日正午から全国へ拡大、AV Watch、2018年3月22日
  12. ^ ラジコでNHKラジオが聴ける4月12日(木)より、全国を対象に2018年度の実験配信を開始、株式会社radiko、2018年3月22日
  13. ^ 2019年度 radiko経由のNHKラジオの配信について NHK広報局 2019年3月22日
  14. ^ 2019年4月以降のNHKラジオ配信について radiko 2019年3月22日
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  16. ^ a b c d e f FM fan 編集部(編集人:松村達郎)『FM fan 創刊15周年記念 臨時増刊・保存版』共同通信社、1981年6月1日、192頁。 
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  20. ^ a b c d e f g h FM fan 編集部(編集人:松村達郎)『FM fan 創刊15周年記念 臨時増刊・保存版』共同通信社、1981年6月1日、82頁。 
  21. ^ 信濃毎日新聞 1976年12月25日 朝刊 P.16 テレビ・ラジオ欄 及び ききもの欄「FMステレオ化記念『あなたが選んだ紅白歌合戦』」(信濃毎日新聞データベースにて閲覧)
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  23. ^ NHK新潟放送局『みなさんとともに五十年JOQK』NHK新潟放送局、1982年3月22日、185,220~1頁。 
  24. ^ a b c d e f g 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'71』日本放送出版協会、1971年、246頁。 
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  27. ^ a b FM fan 編集部(編集人:松村達郎)『FM fan 創刊15周年記念 臨時増刊・保存版』共同通信社、1981年6月1日、191頁。 
  28. ^ NHK山口放送局の沿革(NHK山口放送局)(2024年3月29日閲覧)
  29. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'74』日本放送出版協会、1974年、48,168,386頁。 
  30. ^ クロスオーバーイレブンファンサイト・年譜
  31. ^ 2022年度国内放送編成計画
  32. ^ 2023年度国内放送編成計画
  33. ^ 2024年度国内放送時刻表
  34. ^ NHK-FMのタイムテーブルより。ラジオ番組表三才ブックス2010年春号より。
  35. ^ 2023年4月からの定期公演の放送について ─ 全公演をEテレでテレビ放送
  36. ^ NHK ONLINE 番組表
  37. ^ 深夜便Q&A・「なぜ午前1時から、FM放送が加わるの?」
  38. ^ 小笠原村民だより平成25年3月1日 (PDF) p.1(小笠原村)
  39. ^ 「NHKジャーナル/各国とのラジオ番組の交流活発に」『放送教育』第30巻第9号、日本放送教育協会、1975年12月1日、83頁、NDLJP:2341376/42 
  40. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'78』日本放送出版協会、1978年、126頁。 
  41. ^ 総務省の通信・放送懇談会、地デジのIP再送信などを提言 AV Watch2006年6月7日
  42. ^ 「NHK改革 FM放送削減対象外」(朝日新聞2006年6月23日第3面)に掲載されている。






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