機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物 アナハイム・エレクトロニクス

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 02:37 UTC 版)

アナハイム・エレクトロニクス

オクトバー・サラン

October Saran[74]

声 - 牛山茂

月、フォン・ブラウン市にある軍需複合企業アナハイム・エレクトロニクスの技術者。νガンダムの開発責任者 [75]。 チェーンがアムロへ「アナハイムがネオ・ジオンのモビルスーツを建造している」と話ている最中、アムロにその話を振られた際、自分達技術部門は違うと否定していた。 サイコフレームの技術詳細をアムロとチェーンに説明したが、彼もサイコフレームは材料開発部門から流されてきた技術としか知らされておらず、技術の出所は知らなかった。チェーンに頼まれた通り、ラー・カイラムへサイコフレームの試料を送る。試料と同封されていたオクトバーの手紙には、サイコフレームが実はアナハイム社の材料開発部のアイデアではなく、開発部も断定はしていないのだがネオ・ジオンから提供された技術だということが書かれていた。

チェーン·アギに対しては、彼女が「チャーミング過ぎる」余り、連邦の技術士官である事を信じていなかった。

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その他

以下の人物は各項目を参照。

ベルトーチカ・チルドレンにのみ登場する人物

以下の人物は各項目を参照。

アムロとベルトーチカの子供

妊娠3か月未満の胎児[76]であり、まだ名前は授かっていない。クェスはベルトーチカ自身が気がつくより先にその妊娠を言い当てており、このことはクェスにアムロに対する興味を失わせる動機にもなった。アムロは最期の出撃の直前に妊娠のことを知らされ父親としての自覚を得て、宿敵シャア・アズナブルとの決戦に向け決意を改めるのだったが、その後生まれてくる子供の顔を見ることなく行方不明になってしまう。

胎児であるが、意識ははっきりあるようであり、劇中ではベルトーチカの事をママ、マミー、中国語の『お母さん』に似た音で呼んでおり、ベルトーチカ以外にもアムロ、クェス、グラーブはその声(意思)を戦場で聞いている。ベルトーチカの胎内からニュータイプ能力で超常現象を度々起こしており、ベルトーチカの発射したラー・カイラムの曳光弾をギラ・ドーガ(レズン機)に直撃させる[77]、ベルトーチカの搭乗したリ・ガズィに直撃するはずだったサイコ・ドーガのライフルを弾くと同時に胎児のイメージをグラーブに強制的に見せる[78]、アムロの乗ったνガンダムの周囲にオーロラの光に似たバリアーを発生させ襲いかかるナイチンゲールのファンネルとビームを防ぐ[79]、ガンダムから白い光の壁を起こしアクシズの針路を変更させる[80]など。小説版および劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、上記の現象はチェーン・アギが装備していた試料用サイコ・フレームが引き起こしたことに変更された。

『ガンダム映画化委員会』からの「映画でアムロの結婚した姿を見たくはない」という意見に応えた為、ベルトーチカともども劇場用アニメでは登場していない[81]。代わりにアムロのパートナーはチェーンに変更された。

ハイ・ストリーマーにのみ登場する人物

地球連邦軍

マシアス・テスタ
ラー・ザイムの艦長。アムロにはパイロットのみならず、宇宙港への入港事務、捕虜の尋問、エグムの潜入捜査を命じる。物語途中でラー・ザイムごとロンド・ベルからルナ・ツーに転属となる。アムロからは「素人」と低く評価されている。
後に『機動戦士ムーンガンダム』にもラー・ザイムの艦長として登場。
カニンガム・ショー
ラー・ザイムのモビルスーツ隊パイロット。20歳。ジェダ5番機を駆りアムロのパートナーとして捕虜の尋問や潜入捜査もこなす。空手の有段者であり格闘能力も高い優秀な兵士である。当初はアムロを単なる上司としか視ていなかったが、MSの操縦のミスで民家を巻き込み死者を出した事故の処理をアムロにして貰い、アムロの優しさに魅かれていくことになる。しかし、そんな彼女の想いも虚しく、ラー・カイラムに移ったアムロと再会する事は遂になかった。
ジョー・セイ
ラー・ザイムのジェダ4番機パイロット。悩み事の無さそうな楽天家。
後に『機動戦士ムーンガンダム』にもジェダのパイロットとして登場。
オルヤン・ブルムクイフト
ラー・ザイムのジェダ6番機パイロット。
後に『機動戦士ムーンガンダム』にもジェダのパイロットとして登場。
メステマー・ディロン
ラー・ザイムの士官。中尉。アリョーナ・ペイジを尋問する。
ベッグルマン・オファー
ラー・ザイムのメカニックチーフ。徹夜でモビルスーツの整備にいそしむ真面目で実直なメカマンだが、アムロからは低く評価されている。
キメロン
ラー・ザイムの副長。
コンケスト
ラー・カイラムのパイロット。中尉。戦争を当然と考えるアムロに反発して戦闘忌避を主張するが、アムロの強引さに押し切られる。

エグム

ゼダ・マンディラ
市民運動のエグムを隠れ蓑にネオ・ジオンとしてのゲリラ活動をしている。シャアをシャア・ダイクンと呼んで崇拝している。カブール・ベルグソン2式を駆り、アムロを追いつめる。
キャシー・カザリック
アリョーナ・ペイジが住むアパートの管理人。ポーランド出身の宇宙移民一世。興信所の探偵に変装したアムロにエグムとの連絡先を教える。
アンクル・サムの主人
エグムの支持者が集まるバー「アンクル・サム」の主人。変装したアムロにゼダ・マンディラを紹介する。
アリョーナ・ペィジ
エグムのゲリラ活動に携わる18歳の少女。アムロに尾行されてエグムの拠点を暴かれたことで仲間からリンチを受ける。エグムの暴力的活動に愛想を尽かしラー・ザイムに潜入して逃亡をはかる。アムロを保証人としてロンデニオンに移住しアムロと一夜を明かす(添い寝をしただけである)。愛してくれると言う約束を残したまま帰ってこないアムロの冷たさに涙を止められずにいた(アムロはシャアと戦闘中であった)。当初アムロを憎んでいた言動もあったが、子供の時に汚い格好をした自分にアムロが手を振り返してくれた事を覚えており、本心からではなかった。
アマラン、クラーク
ザクに酷似したモビルスーツのパイロットたち。エグムの運動家でネオ・ジオンの活動員。

注釈

  1. ^ これについては強化人間の技術の進歩によるものではないかと推測する解説もあるが[17]、詳細は不明。
  2. ^ 小説『ベルトーチカ・チルドレン』での描写によれば、インド大陸北部のガンジス川沿いにある都市、カーシーにいたとされる[33]
  3. ^ a b 小説『ベルトーチカ・チルドレン』によれば、クェスはシャアの「重力に魂を縛られる」という言葉に自分が修行中に探し求めていた、自分の家庭内の不和や戦争の原因に対する解答を見出したとされ[37]、作中において、それを不幸な人にしか実感できない概念であると評している[38][39]。また小説中では、父親の愛人を生んだ地球を破壊できるのはシャアのおかげであり、そうすれば父親もクェスの実母とよりを戻せるかもしれないという願望を口にしているが[40]、クェスはこの時点で既に父親を殺めた後であった。
  4. ^ 小説『ベルトーチカ・チルドレン』によれば、クェスは父アデナウアーが乗艦するクラップ巡洋艦から、特別な色のついた思惟を感じていたとされ[42]、父を手にかけた瞬間にはその断末魔の思惟を感じ取って混乱するが、それが父親のものであることを理解することができなかったと描写されている[43]
  5. ^ ただし、ギュネイと2人掛りでもνガンダムを駆るアムロには歯が立たなかった。
  6. ^ 最期の瞬間は、単にハサウェイを退けようとしたのか助けようとしたのか曖昧な描写となっているが、関係者などのコメントでは「クェスは、死ぬ間際には、ちゃんとハサウェイを救けようとするんです」と説明されている[44]
  7. ^ 映画本編にはこの偽名で呼ばれる場面はほとんどないが、後に発売された「HCM-Pro ヤクト・ドーガ クェス・エア専用機」「HGUC 1/144 ヤクト・ドーガ クェス・エア専用機」などの商品では、商品名としてこの名が用いられている。小説『ベルトーチカ・チルドレン』によれば、この名はクェスの側が名乗ったものであり、シャアはそれが偽名であることには気が付いていたとされる[45]。彼女がアデナウアーの娘であることまで知っていたか否かについては描写がない。
  8. ^ 具体的には、素直さや感受性の強さを出すように留意し、単に自分勝手で怒りっぽい人物に見えないように試みたという[15][27]
  9. ^ 当初のデザインは決定稿とはまったく異なっており、富野からの指示を受けて全体の雰囲気や髪型、輪郭、目元などを幾度も修正したという[51]。また最終的に決まったデザインもアニメーターにとっては似せるのが難しくて描きにくく、作中で着替える衣装が多いこともあって手間のかかるものであったという[52]
  10. ^ 小説ではビームライフルを、角川カセット文庫版ではハイパーバズーカを発射。
  11. ^ 詳細は「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ#登場人物」を参照。

出典

  1. ^ a b c d e f 公式サイト 2011.
  2. ^ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア パンフレット』5ページより
  3. ^ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア パンフレット』5ページより
  4. ^ 『THE OFFICIAL GUNDAM PERFECT FILE 84』
  5. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』373ページ。
  6. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 中編』52ページより
  7. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 後編』71ページより
  8. ^ ファクトファイル100 2006, p. 31.
  9. ^ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア パンフレット』5ページより
  10. ^ ファクトファイル146 2007, p. 29.
  11. ^ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア パンフレット』5ページより
  12. ^ ファクトファイル19 2005, p. 31.
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 映画パンフレット、§MAIN CHARACTERS RELATION。
  14. ^ 別冊アニメディア1998、76,96,97頁。
  15. ^ a b c d e 映画パンフレット、§MESSAGE MAINCAST。
  16. ^ a b c 別冊アニメディア1998、76頁。
  17. ^ a b 別冊アニメディア1998、81頁。
  18. ^ ベルトーチカ・チルドレン、89頁。
  19. ^ a b c 別冊アニメディア1998、19頁。
  20. ^ ベルトーチカ・チルドレン、115,203頁。
  21. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』268ページ
  22. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア中編』149ページ
  23. ^ a b 小黒 2010, §463 ギュネイ・ガス
  24. ^ a b 別冊アニメディア1998、90頁。
  25. ^ ベルトーチカ・チルドレン、334頁。
  26. ^ a b c d e f g h 別冊アニメディア1998、14-15頁。
  27. ^ a b c d 別冊アニメディア1998、109頁。
  28. ^ a b c d e 小黒 2010, §462 クェス・パラヤ
  29. ^ 小黒 2010, §459 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
  30. ^ a b 小黒 2010, §469 シャアが狙った完全勝利
  31. ^ a b c 映画クライマックス、アムロとシャアの台詞による。
  32. ^ 映画本編、ロンド・ベルに身を寄せていた際にクェスがチェーンに対して発した台詞による。
  33. ^ ベルトーチカ・チルドレン、25,28頁。
  34. ^ ベルトーチカ・チルドレン、66頁。
  35. ^ 映画本編、撃墜される直前にクェスがチェーンに対して発した台詞による。
  36. ^ a b 別冊アニメディア1998、77頁。
  37. ^ ベルトーチカ・チルドレン、152-153頁。
  38. ^ 映画本編、シャアに対してクェスが発した台詞による。
  39. ^ ベルトーチカ・チルドレン、172頁。
  40. ^ ベルトーチカ・チルドレン、299頁。
  41. ^ ベルトーチカ・チルドレン、181頁。
  42. ^ ベルトーチカ・チルドレン、221頁。
  43. ^ ベルトーチカ・チルドレン、223頁。
  44. ^ 『月刊ニュータイプ』1988年4月号、角川書店、15頁。
  45. ^ ベルトーチカ・チルドレン、171頁。
  46. ^ 月刊ニュータイプ』誌[要追加記述]より。
  47. ^ 小黒 2010, §466 サザビーVSνガンダム
  48. ^ 小黒 2010, §471 大人にならなかったニュータイプ
  49. ^ 小黒 2010, §472 今日からちょっと低空飛行
  50. ^ 映画パンフレット、§MESSAGE MAINSTAFF。
  51. ^ a b 別冊アニメディア1998、94-97頁。
  52. ^ 別冊アニメディア1998、105-106頁。
  53. ^ ベルトーチカ・チルドレン、179,219頁。
  54. ^ ベルトーチカ・チルドレン、356頁。
  55. ^ 「Q.5月12日は母の日!シャアの母になれそうなキャラクターは?」はララァ・スンが1位!【5/6~5/12】”. GUNDAM.INFO (2019年5月12日). 2020年7月12日閲覧。
  56. ^ ベルトーチカ・チルドレン、197頁。
  57. ^ 漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』14巻、78~79ページより。
  58. ^ ファクトファイル140 2007, p. 29.
  59. ^ 別冊アニメディア1998、86頁。
  60. ^ 書籍『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]』117頁より。
  61. ^ ファクトファイル148 2007, p. 28.
  62. ^ プラモデル「AMS-119 ギラ・ドーガ(レズン・シュナイダー専用機)」組立説明書, 1/144 HGUC, バンダイ, (2009-01) 
  63. ^ ベルトーチカ・チルドレン、259頁。
  64. ^ ファクトファイル3 2004, p. 31.
  65. ^ a b 別冊アニメディア1998、14,74頁。
  66. ^ ベルトーチカ・チルドレン、217頁。
  67. ^ ベルトーチカ・チルドレン、45頁。
  68. ^ ベルトーチカ・チルドレン、299頁。
  69. ^ ベルトーチカ・チルドレン、222頁。
  70. ^ ハイ・ストリーマー第2巻, p. 48.
  71. ^ ハイ・ストリーマー第2巻, p. 42.
  72. ^ ハイ・ストリーマー第2巻, pp. 48-49.
  73. ^ ハイ・ストリーマー第2巻, p. 49.
  74. ^ ファクトファイル17 2005, p. 31.
  75. ^ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア パンフレット』5ページ
  76. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』276ページ8行目。
  77. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』259ページ。
  78. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』328ページ。
  79. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』336ページ。
  80. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』367ページ。
  81. ^ 小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』373ページ。


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