ロードレース世界選手権 選手権の概要

ロードレース世界選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/17 22:38 UTC 版)

選手権の概要

世界各国でのグランプリレース(GP)での順位に応じてポイントを加算していき、年間チャンピオンを決定する。

全クラスにライダー選手権とマニファクチャラー(メーカー)選手権があり、現在はMotoGPクラスのみチーム選手権も存在する。マニファクチャラー選手権はメーカー内の最上位入賞ライダーのポイントのみを加算する。チーム選手権はチーム内の全てのライダーの入賞ポイントを加算する。

基本

ロードレース世界選手権は、世界各国を転戦しながら全18戦でチャンピオンを決定する。チャンピオンシップはポイント制で、1位25ポイント、2位20ポイント、3位16ポイント、4位13ポイント、5位11ポイント、以下1ポイントずつ減っていき15位1ポイントとなる。エントリーライダー数(2017年シーズン開幕時点)は、MotoGPクラス:23人、Moto2クラス:32人、Moto3クラス:30人。このほかに各大会にはそれぞれのクラスに限られたワイルドカードという特別出場枠があり、レースの主催者の推薦によりスポット参戦が認められている。

競技方法

レース期間は3日、「初日:フリー走行(練習)、2日目:フリー走行→公式予選、3日目:ウォームアップ走行→決勝」という流れで行う。

2010年シーズンから、初日のフリー走行が45分から60分へと増大。2日目の午前にも60分のフリー走行を行い、午後に1回のみの公式予選となる。

公式予選

定められた時間内にタイムアタックを行い、速いタイムを出したライダーの順にスタートグリッド位置が決まる。いわゆる107%ルールが存在するが、F1のそれとは異なり、予選でトップから107%超のタイムだったとしても、各フリー走行で1回でもトップから107%以内のタイムを出していれば予選通過となる[3]。また悪天候等の影響で予選不通過者が多く出た場合は、主催者側の判断により救済措置が適用されることもある[4]

決勝

原則としてMoto3 → Moto2 → MotoGPの順にレースが行われ、大会ごとの規定周回数を最も速く走ったものが勝者となる。レース走行距離は95 - 130km程度で、それぞれのクラスで45分ほどとなる。最初に搭載した燃料で走りきれるため、悪天候等の想定外のトラブルが発生しない限りピットインする事は無い。ただし、MotoGPクラスには2005年より“フラッグ・トゥ・フラッグ”と呼ばれるルールが定められ、降雨時にはスリックタイヤを履いたマシンでピットインし、ウェットタイヤを装着済みの別のマシンへの乗り換え(あるいはその逆)が見られることとなった[5]




  1. ^ a b FIM Grand Prix World Championship 2016 Calender, 10 February (PDF) - FIM・2016年2月10日
  2. ^ FIM Road Racing World Championship Grand Prix 2015 provisional Calender, 11 February (PDF) - FIM・2015年2月11日
  3. ^ a b c d e 2010 FIM Road Racing World Championship Grand Prix Regulations (with current season amendments)-14.08 (PDF)
  4. ^ http://www.motogp.com/ja/news/2007/Stoner+takes+first+pole+of+the+year+at+wet+Mugello
  5. ^ http://www.honda.co.jp/WGP/spcontents2009/studies/03/
  6. ^ a b 番外編 2011年最終戦を終えて〜来シーズン・テストレポート - 山田宏の2011 MotoGPここが見所!
  7. ^ http://www.motogp.com/ja/news/2014/05/23/michelin-statement-following-tyre-supplier-announcement/164182 ミシュランがタイヤサプライヤーとして世界舞台に復帰
  8. ^ a b 21世紀のホンダ・レーシングエンジン
  9. ^ http://www.twowheelsblog.com/post/5459/pirelli-interested-in-supplying-tires-to-motogp-in-2012
  10. ^ a b インテリマーク「MotoGP FIMがマシン台数制限などの新規約を発表」(2009年4月1日)より[1]
  11. ^ 2011年シーズンは320mm「のみ」に制限、2012年シーズン終了までにはカーボンブレーキ自体が禁止になる予定。[2] (PDF)
  12. ^ http://sportsnews.blog.ocn.ne.jp/column/motor100524_1_2.html
  13. ^ http://www.crash.net/motogp/news/162433/1/further_details_of_motogp_2012_emerge.html
  14. ^ http://www.motogp.com/ja/news/2010/Suter+on+MotoGP+project+0
  15. ^ http://www.motogp.com/ja/news/2011/De+Puniet+and+Espargar+join+Aspar+CRT+project
  16. ^ a b 2016 MotoGP レギュレーション解説 - 本田技研工業
  17. ^ オフィシャルテストプレビュー - motogp.com
  18. ^ ミシュランが2016年からMotoGPのタイヤサプライヤーに - 日本ミシュランタイヤ・2014年6月6日
  19. ^ http://www.fim-live.com/fileadmin/alfresco/Communiques_de_presse/FIM_Road_Racing_Word_Championship_Grand_Prix_-_Moto2_Announcement__Estoril.pdf (PDF)
  20. ^ http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/mcn/2009/May/4-10/may0509-yamaha-not-concerned-over-moto2-deal/
  21. ^ Schwantz, Hayden & Erion to Race Moto2
  22. ^ Basics
  23. ^ ホンダNSR500は「モトクロスバイクに乗るような感じ」とクラッチロー。乗って感じた現代マシンとの違い”. Auto sports web (2019年11月19日). 2020年3月3日閲覧。
  24. ^ a b エンジンメンテナンス担当のエクステンプロが設備を初公開 - motoGP・2013年6月13日
  25. ^ a b ホンダ、2018年までMoto2™クラスのエンジンを供給 - motogp.com・2014年11月27日
  26. ^ MotoGP:ホンダに代わりトライアンフが2019年のMoto2エンジンサプライヤーに - オートスポーツ・2017年1月10日
  27. ^ トライアンフ製「Moto2」エンジンを初公開 市販車の3気筒765ccベースに大幅性能アップ - Webike・2017年10月20日
  28. ^ 2019年Moto2がトライアンフエンジンとマレリ社ECUで新たな幕開け。バレンシアで会見を実施 - オートスポーツ・2018年11月21日
  29. ^ MotoGPの代表団がMoto2エンジンのメンテナンス工場を訪問
  30. ^ MVアグスタ、Moto2用マシン『F2』を公開。復帰は42年振り - motorsport.com 2019年2月13日
  31. ^ Moto2 Le Mans: Qualifying Results & Quotes
  32. ^ FIM Releases Official Moto3 Regulations
  33. ^ ダンロップがMoto3&Moto2クラスのタイヤを供給 - MotoGP.com・2011年6月3日
  34. ^ KTM、Moto3クラス参戦を発表 - MotoGP.com・2011年10月12日
  35. ^ マヒンドラ・レーシングがMoto3クラスに向けて始動 - MotoGP.com・2012年2月12日
  36. ^ イオダ・レーシングが2012年プロジェクトを発表 - MotoGP.com・2012年3月12日
  37. ^ BeOn presents Moto3 prototype at Montmeló - MotoGP.com・2011年6月2日
  38. ^ ガードナーとモリワキが再びタッグを組み、moto3マシン開発へ - Webオートバイ・2011年11月26日
  39. ^ 本人の意志で、当時の国籍表記は日本である。
  40. ^ Motocourse: 50 Years of Moto Grand Prix』(p183)より。
  41. ^ 【MotoGP】日テレジータス×BSスカパー! 全18戦を予選から決勝まで完全生中継 response.jp 2016年4月4日
  42. ^ [3]




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロードレース世界選手権」の関連用語

ロードレース世界選手権のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



ロードレース世界選手権のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロードレース世界選手権 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2020 Weblio RSS