レッドブル・KTM・ファクトリーレーシングとは？わかりやすく解説

レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング ( Red Bull KTM Factory Racing ) は、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦するKTMのワークス・レーシングチーム。MotoGPの他にダカール・ラリーにも参戦している。

チームの経歴

2014年9月に元オートバイレーサーのピット・バイラーが2017年のMotoGPクラスにKTMのファクトリーサポートチームとして参戦を目指したのが設立のきっかけである。

2015年には元MotoGPライダーのアレックス・ホフマンがレッドブル・リンクでKTM・RC16の走行テストを始める。その後、ミカ・カリオやランディ・ド・プニエ、2021年に引退したトーマス・ルティもテストライダーに迎え、欧州各地のサーキットを走行している。

レギュラーライダーもヨハン・ザルコやミゲル・オリベイラといったアジョ・モータースポーツ出身の有力選手を多く起用しており、チームランキングは2020年は2位、2022年は3位で終えるなど目覚ましい成長を遂げている。

年	エントリー名	車両	タイヤ	ライダー	ランキング	ポイント	優勝数
2020年	レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング	KTM・RC16	M	ブラッド・ビンダーポル・エスパルガロ	3位	222	1
2021年	レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング		M	ブラッド・ビンダーミゲル・オリベイラ	6位	245	2
2022年	レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング		M	ブラッド・ビンダーミゲル・オリベイラ	2位	337	2
2023年	レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング		M	ブラッド・ビンダージャック・ミラー	4位	456	0
2024年	レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング		M	ブラッド・ビンダージャック・ミラー	6位	304	0

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表話編歴 2025年のロードレース世界選手権MotoGPクラスを戦うチームと出走ライダー
ドゥカティ・レノボ・チーム		プリマ・プラマック・ヤマハ		チーム・グレシーニMotoGP		アプリリア・レーシング		プルタミナ・エンデューロ・VR46		レッドブルKTMファクトリー
69	フランチェスコ・バニャイア	43	ジャック・ミラー	54	フェルミン・アルデゲル	1	ホルヘ・マルティン	21	フランコ・モルビデリ	33	ブラッド・ビンダー
93	マルク・マルケス	88	ミゲル・オリベイラ	73	アレックス・マルケス	72	マルコ・ベッツェッキ	49	ファビオ・ディ・ジャンナントニオ	37	ペドロ・アコスタ
レッドブル・KTM・テック3		モンスターエナジー・ヤマハ		トラックハウス・MotoGPチーム		LCRホンダ		ホンダHRC・カストロール
12	マーベリック・ビニャーレス	20	ファビオ・クアルタラロ	25	ラウル・フェルナンデス	5	ヨハン・ザルコ	10	ルカ・マリーニ
23	エネア・バスティアニーニ	42	アレックス・リンス	79	小椋藍	35	ソムキアット・チャントラ	36	ジョアン・ミル

その他参戦したドライバー
（ラインナップは2025年開幕前時点）

表話編歴レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング
主なチーム首脳	ピット・バイラー（英語版）
現在のライダー	ブラッド・ビンダー (33) ペドロ・アコスタ (37)
過去のライダー	ブラッドリー・スミスミカ・カリオロリス・バズヨハン・ザルコミゲル・オリベイラジャック・ミラーダニ・ペドロサポル・エスパルガロ
マシン	RC16