ロードレース世界チャンピオンの一覧 (ロードレースせかいチャンピオンのいちらん)は、1949年 に始まったロードレース世界選手権 においてチャンピオンシップおよびマニュファクチャラーズ・チャンピオンシップを獲得した競技者の一覧である。
サイドカー 選手権は1949年の初開催時は世界選手権のカテゴリーの一つとして開催されていたが、1996年 に世界選手権から外れている。現在も世界選手権の名を冠して開催されているが、実質的にはヨーロッパ選手権と言える。
年度別
年度
ライダー/パッセンジャー
国
マニュファクチャラー
1949
エリック・オリヴァー / デニス・ジェンキンソン
ノートン
1950
エリック・オリヴァー / ロレンツォ・ドベッリ
/
ノートン
1951
エリック・オリヴァー / ロレンツォ・ドベッリ
/
ノートン
1952
シリル・スミス / ボブ・クレメンツ
ノートン
1953
エリック・オリヴァー / スタンリー・ディベン
ノートン
1954
ヴィルヘルム・ノール / フリッツ・クロン
BMW
1955
ヴィリー・ファウスト / カール・レンマート
BMW
1956
ヴィルヘルム・ノール / フリッツ・クロン
BMW
1957
フリッツ・ヒレブラント / マンフレート・グルンヴァール
BMW
1958
ヴァルター・シュナイダー / ハンス・シュトラウス
BMW
1959
ヴァルター・シュナイダー / ハンス・シュトラウス
BMW
1960
ヘルムート・ファート / アルフレート・ヴォールゲムート
BMW
1961
マックス・ドイベル / エーミール・ヘルナー
BMW
1962
マックス・ドイベル / エーミール・ヘルナー
BMW
1963
マックス・ドイベル / エーミール・ヘルナー
BMW
1964
マックス・ドイベル / エーミール・ヘルナー
BMW
1965
フリッツ・シャイデッガー / ジョン・ロビンソン
/
BMW
1966
フリッツ・シャイデッガー / ジョン・ロビンソン
/
BMW
1967
クラウス・エンダース / ラルフ・エンゲルハルト
BMW
1968
ヘルムート・ファート / ヴォルフガング・カラウフ
URS
1969
クラウス・エンダース / ラルフ・エンゲルハルト
BMW
1970
クラウス・エンダース / ヴォルフガング・カラウフ
BMW
1971
ホルスト・オヴェスレ / ピーター・ラターフォード
/
URS
1972
クラウス・エンダース / ラルフ・エンゲルハルト
BMW
1973
クラウス・エンダース / ラルフ・エンゲルハルト
BMW
1974
クラウス・エンダース / ラルフ・エンゲルハルト
BMW
1975
ロルフ・シュタインハウゼン / ヨーゼフ・フーバー
ブッシュ-ケーニッヒ
1976
ロルフ・シュタインハウゼン / ヨーゼフ・フーバー
ブッシュ-ケーニッヒ
1977
ジョージ・オデル / ケニー・アーサー
サイマツ/ウィンドル-ヤマハ
1978
ロルフ・ビラント / ケニー・ウィリアムズ
/
TTM/BEO-ヤマハ
1979
(Cat.B2A) ロルフ・ビラント / クルト・ヴァルティスペルク
シュミット-ヤマハ
1979
(Cat.B2B) ブルーノ・ホルツァー / カール・マイヤーハンス
LCR-ヤマハ
1980
ジョック・テイラー / ベンガ・ヨハンソン
/
ウィンドル-ヤマハ
1981
ロルフ・ビラント / クルト・ヴァルティスペルク
LCR-ヤマハ
1982
ヴェルナー・シュヴァルツェル / アンドレアス・フーバー
サイマツ-ヤマハ
1983
ロルフ・ビラント / クルト・ヴァルティスペルク
LCR-ヤマハ
1984
エフベルト・シュトロイヤー / ベルナルト・シュニーダース
LCR-ヤマハ
1985
エフベルト・シュトロイヤー / ベルナルト・シュニーダース
LCR-ヤマハ
1986
エフベルト・シュトロイヤー / ベルナルト・シュニーダース
LCR-ヤマハ
1987
スティーヴ・ウェブスター / トニー・ヒューイット
LCR-ヤマハ
1988
スティーヴ・ウェブスター / トニー・ヒューイット
LCR-ヤマハ
1989
スティーヴ・ウェブスター / トニー・ヒューイット
LCR-クラウザー
1990
アラン・ミシェル / サイモン・バーチャル
/
LCR-クラウザー
1991
スティーヴ・ウェブスター / ギャヴィン・シモンズ
LCR-クラウザー
1992
ロルフ・ビラント / クルト・ヴァルティスペルク
LCR-クラウザー
1993
ロルフ・ビラント / クルト・ヴァルティスペルク
LCR-クラウザー
1994
ロルフ・ビラント / クルト・ヴァルティスペルク
LCR-クラウザー/スイスオート
1995
ダレン・ディクソン / アンディ・ヘザリントン
ウィンドル-ADM
1996
ダレン・ディクソン / アンディ・ヘザリントン
ウィンドル-ADM
1997
スティーヴ・ウェブスター / デヴィッド・ジェームズ
LCR-ADM
1998
スティーヴ・ウェブスター / デヴィッド・ジェームズ
LCR-ADM/ホンダ
1999
スティーヴ・ウェブスター / デヴィッド・ジェームズ
LCR-スズキ
2000
スティーヴ・ウェブスター / ポール・ウッドヘッド
LCR-スズキ
2001
クラウス・クラッフェンベック / クリスチャン・パルツァー
LCR-スズキ
2002
スティーヴ・アボット / ジェイミー・ビッグズ
ウィンドル-ヤマハ
2003
スティーヴ・ウェブスター / ポール・ウッドヘッド
LCR-スズキ
2004
スティーヴ・ウェブスター / ポール・ウッドヘッド
LCR-スズキ
2005
ティム・リーヴス / トリスタン・リーヴス
LCR-スズキ
2006
ティム・リーヴス / トリスタン・リーヴス
LCR-スズキ
2007
ティム・リーヴス / パトリック・ファーランス
LCR-スズキ
2008
ペッカ・パイヴァリンタ / ティモ・カルッティアラ
LCR-スズキ
2009
ベン・バーチャル / トム・バーチャル
LCR-スズキ
2010
ペッカ・パイヴァリンタ / アドルフ・ヘンニ
/
LCR-スズキ
2011
ペッカ・パイヴァリンタ / アドルフ・ヘンニ
/
LCR-スズキ
2012
ティム・リーヴス / アシュリー・ハウズ
LCR-スズキ
2013
ペッカ・パイヴァリンタ / アドルフ・ヘンニ
/
LCR-スズキ
2014
ティム・リーヴス / グレゴリー・クルーズ
/
LCR-カワサキ
2015
ベニー・シュトロイヤー / ヘールト・コーツ
LCR-スズキ
2016
ペッカ・パイヴァリンタ / キルシ・カイヌライネン
LCR-BMW
2017
ベン・バーチャル / トム・バーチャル
LCR-ヤマハ
2018
ベン・バーチャル / トム・バーチャル
LCR-ヤマハ
2019
ティム・リーヴス / マーク・ウィルクス
アドルフRS-ヤマハ
2021
マルクス・シュロッサー / マルセル・フリース
LCR-ヤマハ
2022
トッド・エリス / エマニュエル・クレモン
/
LCR-ヤマハ
ライダー別(1949-2020年)
複数タイトル保持者
ライダー
タイトル
ジャコモ・アゴスチーニ
15 (500 cc: 8, 350 cc: 7)
アンヘル・ニエト
13 (125 cc: 7, 50 cc: 6)
マイク・ヘイルウッド
9 (500 cc: 4, 350 cc: 2, 250 cc: 3)
カルロ・ウビアリ
9 (250 cc: 3, 125 cc: 6)
バレンティーノ・ロッシ
9 (MotoGP: 6, 500 cc: 1, 250 cc: 1, 125 cc: 1)
マルク・マルケス
8 (MotoGP: 6, Moto2: 1,125 cc: 1)
ジョン・サーティース
7 (500 cc: 4, 350 cc: 3)
フィル・リード
7 (500 cc: 2, 250 cc: 4, 125 cc: 1)
ジェフ・デューク
6 (500 cc: 4, 350 cc: 2)
ジム・レッドマン
6 (350 cc: 4, 250 cc: 2)
マイケル・ドゥーハン
5 (500 cc: 5)
ホルヘ・ロレンソ
5 (MotoGP: 3, 250 cc: 2)
アントン・マンク
5 (350 cc: 2, 250 cc: 3)
エディ・ローソン
4 (500 cc: 4)
コーク・バリントン
4 (350 cc: 2, 250 cc: 2)
ウォルター・ヴィラ
4 (350 cc: 1, 250 cc: 3)
マックス・ビアッジ
4 (250 cc: 4)
ヒュー・アンダーソン
4 (125 cc: 2, 50 cc: 2)
ホルヘ・マルチネス
4 (125 cc: 1, 80 cc: 3)
シュテファン・ドルフリンガー
4 (80 cc: 2, 50 cc: 2)
ケニー・ロバーツ
3 (500 cc: 3)
ウェイン・レイニー
3 (500 cc: 3)
フレディ・スペンサー
3 (500 cc: 2, 250 cc: 1)
ルカ・カダローラ
3 (250 cc: 2, 125 cc: 1)
ダニ・ペドロサ
3 (250 cc: 2, 125 cc: 1)
ロリス・カピロッシ
3 (250 cc: 1, 125 cc: 2)
ブルーノ・ルフォ
3 (250 cc: 1, 125 cc: 2)
フランチェスコ・バニャイア
3 (MotoGP: 2, Moto2: 1)
アレックス・クリビーレ
2 (500 cc: 1, 125 cc: 1)
坂田和人
2 (125 cc: 2)
青木治親
2 (125 cc: 2)
ケーシー・ストーナー
2 (MotoGP: 2)
ジョアン・ミル
2 (MotoGP: 1, Moto3:1)
同一年に複数タイトルを獲得したライダー
年度
ライダー
タイトル
1968, 1969, 1970, 1971, 1972
ジャコモ・アゴスチーニ
10 (500 cc: 5, 350 cc: 5)
1958, 1959, 1960
ジョン・サーティース
6 (500 cc: 3, 350 cc: 3)
1956, 1959, 1960
カルロ・ウビアリ
6 (250 cc: 3, 125 cc: 3)
1962, 1963
ジム・レッドマン
4 (350 cc: 2, 250 cc: 2)
1966, 1967
マイク・ヘイルウッド
4 (350 cc: 2, 250 cc: 2)
1978, 1979
コーク・バリントン
4 (350 cc: 2, 250 cc: 2)
1951
ジェフ・デューク
2 (500 cc: 1, 350 cc: 1)
1953
ヴェルナー・ハース
2 (250 cc: 1, 125 cc: 1)
1961
ゲーリー・ホッキン
2 (500 cc: 1, 350 cc: 1)
1963
ヒュー・アンダーソン
2 (125 cc: 1, 50 cc: 1)
1972
アンヘル・ニエト
2 (125 cc: 1, 50 cc: 1)
1976
ウォルター・ヴィラ
2 (350 cc: 1, 250 cc: 1)
1981
アントン・マンク
2 (350 cc: 1, 250 cc: 1)
1985
フレディ・スペンサー
2 (500 cc: 1, 250 cc: 1)
1988
ホルヘ・マルチネス
2 (125 cc: 1, 80 cc: 1)
国別(1949-2024年)
メーカー別
年度別
生産者別(1949-2020年)
注記
ジョン・サーティース は2輪(350cc、500cc)と4輪(1964年 のフォーミュラ1 )の世界選手権を獲得した唯一の選手。
バレンティーノ・ロッシ は異なる4つのクラス(125cc、250cc、500cc、MotoGP)でタイトルを獲得した唯一の選手。
フレディ・スペンサー (1985年)、ジョン・コシンスキー (1990年)、原田哲也 (1993年)、マヌエル・ポジアーリ (2003年)、ダニ・ペドロサ (2004年)は250ccクラスにおいてフル参戦初年度でタイトルを獲得した。
エミリオ・アルサモラ は125ccクラスにおいて優勝なしでタイトルを獲得した(1999年)。
1967年シーズンの500ccクラス選手権では最終戦までMVアグスタ を駆るジャコモ・アゴスチーニ とマイク・ヘイルウッド がタイトルを争い、両者とも46ポイント、優勝5回、2位1回という成績であったが、アゴスチーニが年齢が若いという理由でタイトルを獲得した。
2014年 シーズンのMoto3マニュファクチャラーランキングはKTMとホンダが同点トップであったが、優勝回数の多かったKTMがタイトルを獲得した。
GP350は1982年で廃止。GP50は1984年からGP80へ排気量が拡大。GP80は1989年で廃止。GP500、GP250、GP125は1992年から1996年までそれぞれGP1、GP2、GP3の名称で開催。GP500は2002年から4ストローク990ccと2ストローク500ccの混走でMotoGPへと名称変更。
関連項目
500 ccクラス
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
MotoGPクラス
250 ccクラス
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
Moto2クラス
125 ccクラス
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
Moto3クラス