1995年のロードレース世界選手権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 03:25 UTC 版)
| 1995年の FIMロードレース世界選手権 | |||
| 前年: | 1994 | 翌年: | 1996 | 
1995年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第47回大会である。
シーズンの概要
1995年はホンダのミック・ドゥーハンが2年連続でタイトルを獲得した。シーズン前半はスズキのダリル・ビーティーがポイントをリードしていたが、オランダGPの予選でのクラッシュによる怪我が影響して最後までタイトルを争うことができなかった。また、ヤマハのルカ・カダローラは前年に続いて2勝を挙げたが、シーズンを通して安定した成績を残すことができなかった。ケビン・シュワンツは第3戦日本GPの後、怪我を理由に欠場を続け、そのまま第6戦イタリアGPで正式に引退を発表した。
アプリリアのマックス・ビアッジはシーズン8勝を挙げ、250ccクラスの2年連続チャンピオンに輝いた。これはマイク・ヘイルウッドが1966年に挙げた10勝に続く、クラス歴代2位の記録である。
125ccクラスではホンダの青木治親が7勝を挙げ、2位に大差をつけてタイトルを獲得した。
GP
| ラウンド | GP | サーキット | 125ccクラス優勝 | 250ccクラス優勝 | 500ccクラス優勝 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1 |  オーストラリア | イースタン・クリーク |  青木治親 |  ラルフ・ウォルドマン |  ミック・ドゥーハン | 
| 2 |  マレーシア | シャー・アラム |  ギャリー・マッコイ |  マックス・ビアッジ |  ミック・ドゥーハン | 
| 3 |  日本 | 鈴鹿 |  青木治親 |  ラルフ・ウォルドマン |  ダリル・ビーティー | 
| 4 |  スペイン | ヘレス |  青木治親 |  原田哲也 |  アルベルト・プーチ | 
| 5 |  ドイツ | ニュルブルクリンク |  青木治親 |  マックス・ビアッジ |  ダリル・ビーティー | 
| 6 |  イタリア | ムジェロ |  青木治親 |  マックス・ビアッジ |  ミック・ドゥーハン | 
| 7 |  オランダ(ダッチTT) | アッセン |  ダーク・ラウディス |  マックス・ビアッジ |  ミック・ドゥーハン | 
| 8 |  フランス | ル・マン |  青木治親 |  ラルフ・ウォルドマン |  ミック・ドゥーハン | 
| 9 |  イギリス | ドニントン |  坂田和人 |  マックス・ビアッジ |  ミック・ドゥーハン | 
| 10 |  チェコ | ブルノ |  坂田和人 |  マックス・ビアッジ |  ルカ・カダローラ | 
| 11 |  ブラジル | ジャカレパグア |  徳留真紀 |  ドリアーノ・ロンボニ |  ルカ・カダローラ | 
| 12 |  アルゼンチン | ブエノスアイレス |  エミリオ・アルサモラ |  マックス・ビアッジ |  ミック・ドゥーハン | 
| 13 |  ヨーロッパ | カタロニア |  青木治親 |  マックス・ビアッジ |  アレックス・クリビーレ | 
最終成績
500ccクラス順位
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 太字:ポールポジション | 
250ccクラス順位[1][2]
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 太字:ポールポジション | 
125ccクラス順位[3][4]
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 太字:ポールポジション | 
エントリーリスト
500ccクラス
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脚注
- ^ 1995 250cc Final Standings at MotoGP.com
- ^ 1995 250cc Entries List at www.f1network.net
- ^ 1995 125cc Final Standings at MotoGP.com
- ^ 1995 125cc Entries List at www.f1network.net
- ^ 第2戦マレーシアGP125ccクラスは雨のためにレース中断となり、12周終了時点でレース成立としてハーフポイントが与えられた。
外部リンク
- 1995年のロードレース世界選手権のページへのリンク

 
                             
                    








