1995年のヤクルトスワローズ (1995ねんのヤクルトスワローズ)では、1995年のヤクルトスワローズ における動向をまとめる。
この年のヤクルトスワローズは、野村克也 監督の6年目のシーズンであり、2年ぶり4度目のリーグ優勝と2年ぶり3度目の日本シリーズ制覇を果たしたシーズンである。
概要 前年3連覇を逃したチームは巨人 対策のため、OBの角盈男 を投手コーチに招聘。また、前年まで二軍監督を務めマネージャー暮らしの長かった松井優典 をヘッドコーチに迎えるなど、就任6年目の野村監督はコーチ陣を再編。開幕前はFAで広沢克己 と自由契約によりジャック・ハウエル が巨人に移籍により戦前の下馬評では苦戦が予想される中(3位か4位と予想する評論家が多かった)、開幕戦は斎藤雅樹 に完封負けを喫したものの翌試合では桑田真澄 に完封される目前で飯田哲也 への危険球により退場に追い込まれた後リリーフで登板した橋本清 、石毛博史 を攻略し逆転勝ちをおさめ続く第3戦も勝利する。その次の対中日 戦で阪神 を自由契約になりヤクルトに加入したトーマス・オマリー が3打席連続本塁打を放つなど、オマリーとロッテ から加入のヘンスリー・ミューレン 、そしてテスト入団のテリー・ブロス の外国人勢の大活躍によりチームは7月まで首位を独走するが、三村敏之 監督率いる広島 に1ゲーム差と迫られた。しかし8月以降広島の主力選手にアクシデントが続出すると再び突き放し、9月9日の巨人戦ではブロスがノーヒットノーラン を達成して巨人の自力優勝を消滅させると、最後は2年ぶりにリーグ優勝。さらにオリックス・ブルーウェーブ との対戦となった同年の日本シリーズ でもオマリーが活躍、古田敦也 を中心としたバッテリーもイチロー を徹底的に封じ込め、4勝1敗で快勝し2年ぶりの日本一奪回を果たした。
チーム成績 レギュラーシーズン 1995年セントラル・リーグ順位変動 順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績 1位 ヤクルト -- ヤクルト -- ヤクルト -- ヤクルト -- ヤクルト -- ヤクルト -- 2位 広島 4.0 広島 5.5 広島 5.5 広島 3.5 広島 6.0 広島 8.0 3位 巨人 4.5 巨人 巨人 7.5 横浜 8.5 巨人 10.5 巨人 10.0 4位 横浜 横浜 横浜 8.0 巨人 8.5 横浜 12.5 横浜 16.0 5位 中日 6.0 阪神 10.5 阪神 13.0 阪神 21.0 阪神 30.0 中日 32.0 6位 阪神 8.0 中日 12.0 中日 17.0 中日 24.5 中日 31.0 阪神 36.0
日本シリーズ 1995年 日本シリーズ 日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場 10月21日(土) 第1戦 ヤクルトスワローズ 5 - 2 オリックス・ブルーウェーブ グリーンスタジアム神戸 10月22日(日) 第2戦 ヤクルトスワローズ 3 - 2 オリックス・ブルーウェーブ 10月23日(月) 移動日 10月24日(火) 第3戦 オリックス・ブルーウェーブ 4 - 7 ヤクルトスワローズ 明治神宮野球場 10月25日(水) 第4戦 オリックス・ブルーウェーブ 2 - 1 ヤクルトスワローズ 10月26日(木) 第5戦 オリックス・ブルーウェーブ 1 - 3 ヤクルトスワローズ 優勝:ヤクルトスワローズ(2年ぶり3回目)
オールスターゲーム1995 できごと 選手・スタッフ
監督 一軍コーチ 二軍監督・コーチ 投手 捕手 内野手 外野手
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表彰選手 ドラフト 出典 1950年代 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
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