1967年のサンケイアトムズ (1967ねんのサンケイアトムズ)では、1967年のサンケイアトムズ の動向をまとめる。
この年のサンケイアトムズは、飯田徳治 監督の2年目のシーズンである。
概要
この年は新戦力を大量投入、ドラフトで奥柿幸雄 ・加藤俊夫 ・武上四郎 ・浅野啓司 ら、新外国人にデーブ・ロバーツ 、トレードで西鉄 から城戸則文 、近鉄 から山本八郎 が移籍した。だが開幕3試合目、城戸の活躍によってチームの顔とも言えるべき主力・徳武定祐 の連続試合出場記録が821試合でストップ。これがきっかけでチーム内部に亀裂。チームは相次ぐ連敗で5月23日には飯田監督が休養、中原宏 ヘッドコーチが監督代行に。ところが交代直後に9連勝(監督交代後の最多連勝)、一気に上昇と思われたが再び低迷し、前年から勝ち星を6つ増やしたものの大洋 との4位争いに敗れて最後は5位に甘んじた。飯田監督はこの年限りで辞任、300勝投手・別所毅彦 が新監督に就任した。戦力面では武上が阪神 の江夏豊 との争いを制して佐藤孝夫 以来の新人王 を獲得。打率は.299で、終盤のケガによる出場不能状態が無ければ、1958年 の巨人・長嶋茂雄 以来の「新人3割」になるところだった。長年貧打だった打撃陣はロバーツ・武上の加入で503得点はリーグ3位、120本塁打はリーグ4位と長打力がアップし翌年の4位につながる。
サンケイアトムズの当年及び近年のシーズン成績
年
成績
リーグ
勝
敗
分
率
平均得点
打率
本塁打
本塁打率
盗塁
防御率
平均失点
開幕時監督
1967
レギュラー敗退
5位
58
72
5
.446
.
飯田徳治
1966
レギュラー敗退
5位
52
78
5
.400
.
飯田徳治
1965
レギュラー敗退
6位
44
91
5
.326
.
林義一
1964
レギュラー敗退
5位
61
74
5
.452
.
林義一
1963
レギュラー敗退
4位
65
73
2
.471
.
浜崎真二
1962
レギュラー敗退
6位
51
79
4
.392
.
砂押邦信
1961
レギュラー敗退
3位
67
60
3
.528
.
砂押邦信
1960
レギュラー敗退
6位
54
72
4
.429
.
3.55
宇野光雄
1959
レギュラー敗退
4位
63
65
2
.492
.
宇野光雄
1958
レギュラー敗退
4位
58
68
4
.460
.
宇野光雄
1957
レギュラー敗退
4位
58
68
4
.460
.
宇野光雄
レギュラーシーズン
1967年セントラル・リーグ順位変動
順位
4月終了時
5月終了時
6月終了時
7月終了時
8月終了時
9月終了時
最終成績
1位
巨人
--
巨人
--
巨人
--
巨人
--
巨人
--
巨人
--
巨人
--
2位
阪神
阪神
6.5
中日
6.0
中日
6.5
中日
17.0
中日
15.0
中日
12.0
3位
大洋
1.0
中日
7.5
阪神
8.0
阪神
10.0
阪神
17.5
阪神
15.5
阪神
14.0
4位
中日
2.5
サンケイ
10.0
サンケイ
13.0
サンケイ
13.0
大洋
22.5
大洋
23.0
大洋
25.0
5位
広島
3.5
大洋
13.5
大洋
16.0
大洋
17.0
サンケイ
24.0
サンケイ
26.0
サンケイ
26.0
6位
サンケイ
8.0
広島
16.5
広島
17.0
広島
19.5
広島
30.0
広島
34.5
広島
37.0
オールスターゲーム1967
できごと
選手・スタッフ
監督
一軍コーチ
二軍監督・コーチ
投手
捕手
内野手
外野手
[ 2]
表彰選手
ドラフト
出典
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代