1991年のヤクルトスワローズ (1991ねんのヤクルトスワローズ)では、1991年のヤクルトスワローズ の動向をまとめる。
この年のヤクルトスワローズは、野村克也 監督の2年目のシーズンである。
概要
1年目を5位で終えた野村監督はベテランに頼る投手陣の強化のため、ドラフトで岡林洋一 と高津臣吾 を獲得。打撃陣では大リーガーのジョニー・レイ が加入したこともあり、それまで二塁手だった飯田哲也 は外野にコンバートされた。新戦力の投入もありチームは前年優勝の巨人 の不振をしり目に、7月まで中日 や広島 と首位を争い、一時は首位に立つなど1978年 以来13年ぶりの優勝が期待された。しかし8月に入ると投打ともに息切れし最後は巨人とのAクラス争いとなったが、これに勝って11年ぶりのAクラスでシーズンを終えた。投手陣では川崎憲次郎 や西村龍次 がローテを守り、打撃陣でも2年目の古田敦也 が中日の落合博満 に競り勝って初の首位打者を獲得するなど、ヤングスワローズがチームの顔となった。
レギュラーシーズン
オーダー変遷
開幕:4/6
5/1
6/1
7/2
8/1
9/1
1
中
柳田浩一
中
笘篠賢治
中
荒井幸雄
中
飯田哲也
中
橋上秀樹
中
橋上秀樹
2
左
荒井幸雄
左
荒井幸雄
二
レイ
左
笘篠賢治
左
笘篠賢治
左
笘篠賢治
3
二
レイ
二
レイ
左
秦真司
二
レイ
二
レイ
二
レイ
4
一
広沢克実
一
広沢克実
右
広沢克実
一
広沢克実
一
広沢克実
一
広沢克実
5
遊
池山隆寛
遊
池山隆寛
遊
池山隆寛
遊
池山隆寛
遊
池山隆寛
遊
池山隆寛
6
右
秦真司
右
秦真司[ 注 1]
一
杉浦享
右
小川淳司 [ 注 2]
右
秦真司
捕
古田敦也
7
三
角富士夫
捕
古田敦也
三
角富士夫
捕
古田敦也
三
角富士夫
右
飯田哲也
8
捕
古田敦也
三
角富士夫
捕
古田敦也
三
長嶋一茂
捕
古田敦也
三
長嶋一茂
9
投
内藤尚行
投
加藤博人
投
内藤尚行
投
川崎憲次郎
投
加藤博人
投
内藤尚行
[ 2]
1991年セントラル・リーグ順位変動
順位
4月終了時
5月終了時
6月終了時
7月終了時
8月終了時
9月終了時
最終成績
1位
大洋
--
広島
--
中日
--
中日
--
中日
--
広島
--
広島
--
2位
広島
1.0
ヤクルト
0.0
ヤクルト
1.5
ヤクルト
1.0
広島
4.5
中日
3.0
中日
3.0
3位
ヤクルト
1.0
中日
2.0
巨人
5.0
広島
3.5
ヤクルト
6.0
ヤクルト
8.5
ヤクルト
7.0
4位
巨人
1.0
巨人
2.0
広島
6.0
巨人
5.0
巨人
6.0
巨人
9.5
巨人
8.0
5位
中日
1.5
大洋
2.5
大洋
12.0
大洋
13.5
大洋
16.5
大洋
13.0
大洋
10.0
6位
阪神
4.5
阪神
8.5
阪神
20.5
阪神
22.0
阪神
24.0
阪神
23.0
阪神
26.0
オールスターゲーム1991
古田敦也
池山隆寛
広沢克実
川崎憲次郎
西村龍次
秦真司
選手・スタッフ
監督
一軍コーチ
二軍監督・コーチ
投手
捕手
内野手
外野手
[ 3]
表彰選手
ドラフト
脚注
注釈
^ 偵察メンバーの川崎憲次郎と交代。
^ 偵察メンバーの加藤博人と交代。
出典
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代