空の一族とは? わかりやすく解説

空の一族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 20:44 UTC 版)

とある飛空士への誓約」の記事における「空の一族」の解説

世界創世神話伝えられ他国の民にも伝説として知られていたが多島海では強力な国家ウラノス・ヴァシリシャスとして君臨している。

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空の一族

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とある飛空士への恋歌」の記事における「空の一族」の解説

空族」とも呼ばれる敵対勢力第4巻までは人的な交流が行われず、イスラ側にとって得体の知れない蛮族なのか洗練された文明国なのかも定かではない敵勢力として描写される原作小説第5巻では「空の一族」側の人物登場し一族側の情勢描かれている。シリーズ第4作『とある飛空士への誓約』では更なる詳細明かされている。 テレビアニメ版では「空の一族」側との交渉人質交換場面描かれず、「銀狐以外の「空の一族」側の人物登場しなかった。 銀狐ぎんぎつね第3巻第3章登場した、3機編隊エースパイロットたち。機体銀色 であり、操縦席の下に銀狐ペイント施されていることから、劇中ではカルエルたちから」「銀狐」という通称呼ばれている。 ファウスト指揮の下、退避行動行っていたカルエルら飛空科学生のエル・アルコン編隊5機 の前に現れ、彼らを弄ぶような戦い方次々と撃墜する。ファウストウォルフガングら7人の生徒の命を奪いアリエルマルコには飛空士としての将来を奪う傷を負わせ、カルエルを最後の一兵となるまで追い詰めるが、前述のように「覚醒」したカルエルに次々と射撃回避される。業を煮やした編隊長機がカルエル機の後ろから近距離射撃行おうとするが、負傷して意識失いかけながらも乾坤一擲機会うかがっていたアリエル射撃受けて撃墜される。残りの2機も、直後登場した海猫」により撃墜された。 テレビアニメ版では最終回にも1機のみが再登場しているが、カルエルにより撃墜されている。 バシレウス・アウディカス 「空の一族」の第一飛空要塞スコルピウス司令官。「空の一族」以外の種族見下しており、直情型で好戦的接触してきたイスラ側の大使対し攻撃的な態度をとる。 ゼノン・カヴァディスとある飛空士への誓約#ゼノン・カヴァディス」も参照 「空の一族」の外務尚書省次官柔らかそうな人懐っこい雰囲気持った人物であるが、その本質は狡猾外交手腕かなりのもので、イスラ側の大使休戦交渉のすべてを任されている。 第4作誓約』にも登場しており、本作での苦い経験述懐する場面描かれている。 マニウス・シードゥス 「空の一族」の第二王子17歳。一人称は「余」。空族王の妾の息子であり、王位の継承第二位劇中でのゼノン説明によれば空族王の本妻息子が「ぼんくら」なのとは対照的に俊才であり、彼を次期王にしようという勢力も「空の一族」内部存在しており、王の取り巻きにとっては邪魔な存在であるとされる原作小説では、ニナ・ヴィエントと「親善大使交換」という名目で、安全保障のための人質交換としてイスラ移住。バレステロス語を短期間習得するなどその俊才ぶりを示す一方で重度娯楽不感症であり、イスラ文化人間見下しきった態度をとり続けた。「余を楽しませた教えてやる」とこの世界の謎を全て知っていながらイスラへの情報開示拒み続けたが、アリーラーメンにより陥落世界真の姿ルイス教える。その後アリーメンアリエル気に入ったそぶりを見せイスラの旅が終わった後は第二次イスラ艦隊同道していることが『誓約』で描かれている。

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空の一族

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とある飛空士への恋歌」の記事における「空の一族」の解説

イスラ敵対する「空の一族」(空族)の戦力イスラ側と「空の一族」とでは空戦ドクトリン異なり空母型飛空艦主戦ではなく大型爆撃機護衛として配置したり、敵戦力分散させつつ敵本拠地に本隊突撃させて決戦仕掛けたりといった、イスラ側の発想超えた戦術用いる。第3巻では、第1の陽動である囮艦隊と第2の陽動である囮爆撃機編隊イスラ側の主力引き離しその後本隊投入している。第4巻では飛空艦同士砲撃戦の後、「空雷艇」と呼ばれる小型艇爆撃機による物量戦を仕掛けている。 シリーズ第4作『とある飛空士への誓約』では、これらの機体につけられ愛称登場しているが、本作では物語終盤まで「空の一族」側との交流描かれず、正式名称不詳機体として登場する。以下のうち劇中での呼称一定ではないものについては、テレビアニメ版公式サイト機体解説用いられている呼称表記するカマキリ 「空の一族」の単発単座低翼単葉の戦空機。「カマキリ」は、細身機体からイスラ空挺騎士団付けたコードネームエースパイロットである「銀狐」の乗機でもある。 両主翼に2挺ずつ機銃装備するほか、機首部にも機銃装備基本的な性能イスラ側のマキナ・デオ同等とされ、固定機銃であるため敵機首尾線を合わせなければ攻撃当てることができないが、機首機銃プロペラ同調装置装備しているため、機体前後軸付近からの射撃プロペラ越し行える。そのため、同調装置持たないイスラ側の戦空機との空戦では圧倒的優位な格闘能力示し、特に反航戦を得意とするアニメ版では過給機備えた高出力液冷エンジン搭載した高速生かして一撃離脱戦法を得意とする機体であるという設定がされている。また、銀狐機についても、翼幅狭く過給機用のエアインテーク機首右側面に追加されているという、通常機との差異設定されている。 防御力皆無小銃弾が1発当たっただけで爆散している。 単葉高翼機 第2巻第3章に3機が登場した高翼単葉古めかしい戦空機。イスラ側が初め遭遇した「空の一族」の機体哨戒機としてイスラ地表面撮影していた ところを全機撃墜されたが、うち1機は生存していた搭乗者捕らえられ別の1機の機体からは海図などが回収された。劇中においてアメリアこの前時代的機体を、イスラ側に「空の一族」側の戦力を見誤らせるための罠であると看破したが、彼女と対立するレオポルドはその罠に陥れられている。 アニメ版では高翼単葉という特徴加え固定式着陸装置持ったエンテ型推進式のプロペラ機というデザイン描かれている。囮艦隊直掩機としても登場している。 木造戦艦 第3巻第3章に2隻が登場した艦隊所属戦艦木造で、帆船のような外観持ち舷側突き出した18センチ砲を主砲とする旧式艦。揚力装置錆びかけたまま放置されている。後に登場する「空の一族」の艦艇とは大きく異なる姿で描写されており、テレビアニメ版では、これら囮艦隊艦艇他国家から鹵獲された艦艇可能性があるという解釈デザインされている。 他の囮艦隊艦艇共々イスラ空挺騎士団爆撃機により撃沈されるが、貧相な装備イスラ側に「空の一族」側の戦力を見誤らせ、陽動役割全うしたアニメ版では、あまりに装甲脆弱なためにイスラ側の徹甲榴弾では信管作動する前に船体貫通してしまい、有効な打撃与えず撃墜手間取るという描写なされている。 木造空母 第3巻第3章に2隻(アニメ版では1隻)が登場した、囮艦隊所属空母木造甲板継ぎ接ぎだらけで、前甲板損傷したまま放置されている。搭載機種複葉機。 他の囮艦隊艦艇共々イスラ空挺騎士団爆撃機により撃沈される。 木造駆逐艦 第3巻第3章に8隻が登場した、囮艦隊所属駆逐艦。 他の囮艦隊艦艇共々イスラ空挺騎士団爆撃機により撃沈される。 大型爆撃機 第3巻第3章登場した、囮爆撃機編隊構成する超大型爆撃機。全24機という大規模な編隊を組む。また、第3巻序盤でもそれらしき機体49機が他の大規模な航空機と共に飛行しているところを聖泉近くの島の先住民目撃される場面がある。「フグにも似た胴体」と形容されるずんぐりとした形態示し全長約60m、全幅100m全高約25mという巨体誇り機体全体ハリネズミ如き武装施されている。ミツオチハルは、イスラ火の海にできる火力持っている評価している。ミツオの命を賭した照明弾と、照明弾による支援受けたイスラ空挺騎士団複座水上雷撃機により全機撃墜されるが、囮艦隊と囮爆撃機による、時間差のある二重の陽動という役割全うした原作小説挿絵アニメ版ではデザイン大きく異なる。原作では@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}Me323大型化たような[独自研究?]4発機だが、アニメ版では大面積の主翼と胴体一体化した6発機として描かれている。尾翼は共にH字である。 飛空母艦爆撃機編隊所属第3巻第3章登場した爆撃編隊所属する空母超大型爆撃機24機とこの空母1隻で爆撃編隊を組む。味方爆撃機護衛専用位置づけられており、搭載機直掩戦空機のみ。上甲板下甲板挟まれた狭い空間から発着艦を行う。技術レベルイスラ側の戦力遜色ないか、それ以上とされるイスラ空挺騎士団複座水上雷撃機により撃沈される。 劇中爆撃機と同じ速度航行しており、アニメ版公式サイトでは、軽量化図った高速飛空母艦であるという解説がされている。原作小説ではその姿を「葉巻型」と形容されているが、アニメ版では角張ったのようなデザイン描かれている。 浮遊空要島 / 飛空要塞 第3巻終盤、及び第4巻後半登場イスラ同等上の規模の「空飛ぶ島」。囮艦隊、囮爆撃機編隊による陽動イスラから防空戦力出払った所に、満を持して登場した空の一族の「本当主力」。建築物は殆どが飛空場などや弾薬庫など軍事施設であり、イスラのそれを遥かに上回る強大な航空戦力保有する第3巻序章では2つの「島」が登場しており、うち1つ第3巻終章イスラ交戦第4巻にも同規模 のものが登場している。いずれか後述の「第一飛空要塞スコルピウス」であるかどうか曖昧な描写になっているアニメ版では1つしか登場しておらず、外観原作小説挿絵とは異なっている。 飛空戦艦主力第4巻登場した艦隊主力である超弩級飛空戦艦全長約230mで、主砲46センチ3連砲塔3基。8基の揚力装置により飛翔する。ルナ・バルコに対して有利に砲撃行っていたが、ベンジャミンノリアキ観測代行受けたルナ砲撃により撃沈される。 アニメ版では3基の砲塔巨大な衝角備えた姿で描かれている。 巡空艦 第4巻登場した艦隊所属重巡空艦と軽巡空艦が1隻ずつ登場砲撃戦煙幕炊きルナ・バルコ弾着観測妨害したルナ・バルコにより飛空戦艦撃沈された後に続けざま撃沈されている。 空雷艇 第4巻第4章登場。「飛空潜水艦」とも呼ばれる、3人乗り程の小型飛空艇聖泉地の利生かした兵器であり、「聖泉の中」という大量水しぶきを受ける状況下を飛行可能。14ミリ機関銃空雷それぞれ1つ装備している。 劇中では数百隻が登場し飛空戦艦との砲撃戦手負いルナ・バルコを、急降下爆撃機挟み撃ち物量攻撃苦しめる。10隻程がルナ・バルコ打撃与えているものの、最終的に全てルナ・バルコ対空砲と、風呼びの力を取り戻したニナ・ヴィエントにより撃墜される。 アニメ版には登場せず、空雷艇役割急降下爆撃機統合されている。 急降下爆撃機 第4巻第4章登場。250kg爆弾装備運用する急降下爆撃機通常艦艇対す急降下爆撃では、海面への衝突避けるために海上数百メートル爆弾投下し直後急激な引き起こし動作を行う必要がある。そのため、投下から着弾までにラグがあり回避が可能である。しかし飛空艦艇に対す急降下爆撃では、海面への衝突考慮する必要が無く直前まで狙い定め近距離での爆弾投下可能なため、回避は困難であると言及されている。 劇中では60機が登場しルナ・バルコ致命傷与えたが、風呼びの力を取り戻したニナ・ヴィエントと、駆けつけエル・バステル攻撃により撃墜されている。 アニメ版では原作小説第3巻第4章該当する場面にも登場逆ガル翼複座固定脚という デザイン描かれている。 第一飛空要塞スコルピウス 第5巻登場バシレウス・アウディカス司令官とする、武装施された「空飛ぶ島」。建築物はほとんどが砲台飛空場、格納庫弾薬庫などの軍事施設であるが、瀟洒な迎賓館舞踏館も建設されている。軍人以外にも、楽団などが居住している様子描かれている。 アニメ版には登場しない

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とある飛空士への恋歌」の記事における「空の一族」の解説

本作における主要な敵として登場する勢力劇中では専ら空族」と略される宗教的な背景から聖泉周辺領空主張しており、聖泉通過し空の果て」を目指そうとしているイスラ対立する本作の舞台となる地域では彼らとの国交がなく、実在定かではない神話上の存在となっており、バレステロスの神話では「空に住まいと風を統べる天空統治者達」、ベナレスでは「聖泉入り口を守る守護天使」、斎ノ国では「天国に至る門の番人」として語り継がれている。劇中では物語終盤まで詳しい実態文明・文化水準明らかになっておらず、イスラ空挺騎士団長であるレオポルドは彼らを未開蛮族決めつけ、問答無用偵察機撃墜し戦端開いてしまう。

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