田町車両センター
(田町電車区 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 17:25 UTC 版)
田町車両センター(たまちしゃりょうセンター)は、かつて東京都港区にあった東日本旅客鉄道(JR東日本)東日本旅客鉄道東京支社(現・首都圏本部)の車両基地である。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ a b 鉄道ファン2012年7月号「JR車両ファイル2012;JR東日本」p.36
- ^ “田町の車両基地移設が完了、山手線新駅いよいよ”. ケンプラッツ (日経BP社). (2013年11月25日) 2013年12月1日閲覧。
- ^ 交通新聞社『JR電車編成表2013夏』
- ^ 京浜東北線・根岸線のATC区間に入線するため搭載改造を施工したB3 - B5編成が限定投入される。
- ^ 2012年4月1日現在
- ^ a b 「山手線に新駅ができる本当の理由」市川宏雄、メディアファクトリー、p.17
- ^ 日本電設工業2011年3月期第2四半期決算説明会資料 (PDF) P.20
- ^ 「山手線に新駅ができる本当の理由」市川宏雄、メディアファクトリー、p.16
- ^ “田町〜品川駅間の新駅の駅名決定について” (PDF). 東日本旅客鉄道株式会社 (2018年12月4日). 2018年12月4日閲覧。
- ^ “品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要について” (PDF). 東日本旅客鉄道株式会社 (2016年9月6日). 2016年10月25日閲覧。
- ^ 泉岳寺ガード、もしくは高輪ガードとも呼ばれている。
- ^ 警告板は2つあったが、1つは撤去されるまで半壊状態のまま放置されていた。いずれも品川駅長名義。
- ^ 東京無線の場合、通常の行灯は三角なのに対し、特別仕様は頂上部を数cm削った台形とされていた。ただし、近年は通常行灯のサイズ変更等により必ずしも当てはまらなくなっている。
- ^ “高輪橋架道橋下区道の車両通行止めについて”. 港区 (2020年3月11日). 2020年4月14日閲覧。
- ^ 品川駅北周辺地区まちづくりガイドライン (PDF) - 東京都都市整備局
- 1 田町車両センターとは
- 2 田町車両センターの概要
- 3 配置車両
- 4 今後の予定
- 5 関連項目
田町電車区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:25 UTC 版)
東北本線黒磯以南・日光線および「湘南日光」の定期運用充当車とは別に1963年新製後は新前橋電車区配置となった165系4両編成x5本は、三鷹電車区への転属を経て1964年10月1日付で転入し定期運用を持たない波動輸送対応とされた。 ただし、1967年6月17日付でモハ165-5+モハ164-805・クハ165-11は小山電車区(現・小山車両センター)との間でクモハ165-113+モハ164-843+クハ165-146と車両交換を実施したが、1968年9月25日付で田町区へ復帰。小山からの転入車は中央東線増発用として松本運転所へ転出した。 また田町区には「ごてんば」充当用3両編成x2本と湘南急行組込用サロ165形の定期運用充当車ならびに167系4両編成x4本が配置されていたが、167系は修学旅行列車廃止により1975年に下関運転所から4両編成x5本が転入。これにより167系4両編成x9本計36両を波動輸送対応編成に転用。165系波動輸送対応編成は定期運用充当用として神領電車区へ転出した。 田町電車区波動輸送運用対応車(1964年 - 1975年) ← 名古屋(上野・日光) 東京(黒磯・水上) → 製造クハ165モハ164モハ165クハ165転配1963年3月 川車 2 801 1 3 新前橋電車区 新製配置1964年4 - 5月 三鷹電車区転出1964年10月1日付 田町電車区転入1975年1月 神領電車区転出 4 802 2 5 6 803 3 7 1963年3月 汽車 8 804 4 9 10 805511 備考 車両番号太字書体車:詳細は#小山電車区も参照 冷房化改造は神領転出後の1975年 - 1977年に長野工場で施工 H11編成 湘南色クハ165-3 H14編成 アコモ改善車クハ167-8角型ヘッドライド改造施工車 H16編成 アコモ改善車クハ167-12 アコモ改善車車内 H17編成 メルヘン車クハ167-9改造直後のメルヘン塗装 角型ヘッドライド改造施工後パノラマエクスプレス塗装 メルヘン車車内 H19編成 湘南色クハ167-17角型ヘッドライド改造施工車 167系は編成番号を波動輸送対応を示すアルファベット記号Hと組成される電動車ユニット車両番号+10で付番され、1978年以降冷房化改造が施工されたが電源用MGはクハ167形偶数向き(東海道本線神戸向き)車のみに搭載されたほか、さらにクハ167形は一部車両へ前灯シールドビーム化を施工。また湘南色への塗装変更、折り畳み式テーブルなどの修学旅行用設備の撤去を実施した。1980年10月1日ダイヤ改正で4両編成x1本を「ごてんば」に充当する定期運用を担当したが、1985年3月15日ダイヤ改正で「ごてんば」廃止に伴い終了。以後は波動用として運用された。 ただしクハ167-2は事故のため1984年に廃車となり、代車として神領電車区からクハ165-3が転入した。 分割民営化後に全車車体更新工事を、全制御車へ前面強化工事ならびに前灯をシールドビーム化もしくは角形タイプへの改造・ATS-P搭載、モハ166形はパンタグラフをPS21形へ交換など施工したほか、H19編成を除きクハ165-3・クハ167形偶数向き車・モハ167形はトイレ・洗面所・水タンクを撤去。さらには残存した洗面所の窓を撤去するなど編成によって特化した改造を長野・新津・大宮・大井の各工場で施工しており、以下の4タイプに分類された。 H11編成 一般車 湘南色。事故廃車となったクハ167-2に代りクハ165-3を組成する。 前面強化と1989年に長野工場で施工した車体更新工事ではトイレならびに洗面所半数化ならびに洗面所窓撤去以外は原型外観を留めた編成である。 客席は通常のボックスシートであることから後述するH19編成と共に8両編成を組成して主に神奈川県内 - 日光方面修学旅行列車や東京 - 大垣夜行普通列車臨時増発へ充当された。 H12 - 16編成 アコモデーション改善車 後述するH17・18編成の「メルヘン」用改造が好評であったことから、1989年7月から改造された。改造内容は、座席を余剰となったR51系簡易リクライニングシートに換装し、定員を先頭車60名・中間車64名へ変更。またトイレ・洗面所のリニューアルを施工したほか、塗装をクリーム10号地に橙・赤・黄緑帯の通称田町色に変更した。 改造当初は「JR東日本ジョイフルトレイン」と表記したヘッドマークを先頭車前面に掲出し臨時快速列車を中心に成田初詣臨時などにも充当されたほか、H15編成は非電化区間である小海線へDD16形ディーゼル機関車の牽引・推進で乗入れる「葉ッピーきよさと」充当可能編成で本改造と同時に対応工事を施工。 H14編成のクハ167-8のみ角型ヘッドライトへの改造を施工。 H17・18編成 メルヘン車 1988年12月の京葉線暫定開業に合わせ設定された大宮・立川 - 舞浜間を武蔵野線経由で運転する東京ディズニーランド向け臨時快速「メルヘン」用に改造された編成。改造内容は、地に青緑1号と青9号のブロックパターンとしたメルヘン色と称する専用塗装を施し、座席をグリーン車用R27系リクライニングシートへ交換し定員を先頭車44名・中間車48名へ変更。 1991年2月ならびに6月に車体更新と同時に塗装をアコモ改善車と同様の田町色に変更。角形ライト化・荷物置き場となった箇所の側窓閉塞も同時施工された。 1993年4月 - 6月に山梨デスティネーションキャンペーンの一環として運転された臨時急行「しんせん・やまなし」でパノラマエクスプレスアルプスと併結で運用されることから同塗装に変更された。 H19編成 一般・角形ヘッドライト改造施工車 H11編成と同様に湘南色であるが、1991年の車体更新工事時にクハ167形は角形ヘッドライト化ならびにATS-P搭載を施工し、客席はボックスシートのままバケットタイプに交換した。 上述した波動輸送や臨時列車のほかに「ホリデー快速むさしの」「ホリデー快速ピクニック」「ホリデー快速河口湖」などの準定期とも呼べる運用も存在した。快速運用はアコモ改善車・メルヘン車が主に充当される一方で臨時大垣夜行には例外的に数回充当された程度である。これは臨時大垣夜行ならびに修学旅行列車運用ではアコモデーションより着座定員が優先されたためでボックスシートのH11・H19編成充当が主とされた。 首都圏中心の運用であったが、北長野運転所所属165・169系4両編成の1991年夏期臨時列車運用で、新宿⇔小海「葉ッピーきよさと」と軽井沢⇔能生間海水浴臨時快速「かもめビーチ」が同時運転となり、車両が不足したためアコモ改善車H15編成が貸し出された。このため北陸本線(現・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)ならびに快速「みすず」で飯田線への入線実績がある。 2003年春期臨時大垣夜行での運用を最後に同年5月から9月にかけて老朽化のため同年内に全車廃車となった。 田町電車区H11 - H19編成一覧 ← 大垣 東京 → 編成別形態編成番号クハ167モハ166モハ167クハ167タイプ塗装座席前灯更新工場H11 5-3 1 一般 湘南 BOX 丸 長野 H12 4 2 3 アコモ改善 田町 R51簡リク 新津 H13 5 3 6 大宮 H14 7 4 8 7丸・8角 大井 H15 15 5 16 丸 H16 11 6 12 H17 9 7 10 メルヘン パノラマEXP R27リク 角 H18 13 8 14 H19 17 9 18 一般 湘南 BOX
※この「田町電車区」の解説は、「国鉄165系電車」の解説の一部です。
「田町電車区」を含む「国鉄165系電車」の記事については、「国鉄165系電車」の概要を参照ください。
- 田町電車区のページへのリンク