夜行普通列車とは? わかりやすく解説

夜行普通列車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 19:44 UTC 版)

紀勢本線」の記事における「夜行普通列車」の解説

2000年9月30日まで大阪地区天王寺駅、のちに新大阪駅)と新宮駅を結ぶ夜行普通(のちに快速列車運行されており、本節ではこの夜行普通列車を主体述べる。なお、国鉄時代大阪側・名古屋双方発着する準急(のちに急行)の夜行列車もあった。それぞれの沿革は「大阪南紀直通優等列車沿革」・「紀勢本線新宮駅以東優等列車沿革」を参照1959年紀勢本線全通前から天王寺駅発着夜行列車はあり、紀勢本線全通により天王寺駅 - 名古屋駅通し運行される夜行普通列車となった1972年までは南海電気鉄道専用客車サハ4801形を保有し和歌山駅天王寺駅発着列車連結解放していた。なお、1984年から新宮駅発着に、1986年から天王寺駅発のみの片道に、1990年から種別快速列車となり、始発駅新大阪駅変更された。 1984年1月31日まで寝台車新宮駅 - 天王寺駅間で連結しており、1974年指定席発券システム拡充による寝台券発売開始に伴い、「南紀」(のちに「はやたま」)の列車愛称与えられたが、寝台車連結終了後は公式の愛称なくなった。しかし、この列車沿線で朝釣りをする人達によく利用されていたことから太公望列車とも呼ばれていた。これの増発として臨時快速列車設定されており、これには指定席設定されていた兼ね合いで「いそつり」(のちに「きのくに」)の愛称与えられていた。 その後1999年10月2日改正新大阪紀伊田辺行きとなり、紀伊田辺駅から新宮駅までは臨時列車として延長運転されていたが、2000年9月30日をもって延長運転廃止された。この列車は、紀勢本線内は和歌山駅御坊駅間の各駅に停車御坊駅からは快速運転行い印南駅南部駅停車していた。2010年3月13日改正新大阪発御行きとなったことで、紀勢本線内は単なる普通列車となった

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夜行普通列車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 04:54 UTC 版)

普通列車」の記事における「夜行普通列車」の解説

道路十分に整備されておらず、鉄道以外の公共交通機関未発達だったころは鉄道が中・長距離輸送主力であった。また深夜時間帯でも一定の旅客需要があったことから、主要幹線では夜行普通列車も数多く運転されていた。 また、都市連絡利用対応するために寝台車連結されていた列車もあり、マルスシステム寝台券発券可能になった1974年昭和49年)に「ながさき」「はやたま」「山陰」「からまつ」などのように列車愛称付けられていた列車もあった。 夜行普通列車は全区間通しあるいは一部区間のみで乗車する場合もあったほか、同じ区間並行する特急・急行寝台列車などを末端部分補完するような場合もあった。特に速達列車停車しない駅に早朝到着したい場合などに、速達列車からの乗り換えなどにより対応していた。 大部分国鉄時代廃止されたが、JR化後残った列車JR北海道ミッドナイトなど)もあり、「ムーンライト」などの夜行快速列車などに受け継がれることになる。

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